あの方との面影へ・・・
1838.4.5. AM 5:10
知らぬ間に手をとってしまうあの人の笛。1年経って吹いてみても、無声映画のように私には何も聞こえない。。。私には、あなたの音は聞こえない。
1923.7.7. PM 0:00
どうしても眠ることができない。また、あの笛をとってしまう。吹いて見ても、何も聞こえないのならばと、吸ってみている。
1989.2.10. AM6:15
外は雪。でも寒いとは感じない。私は、昔と同じように笛を手にとってみる。古い笛なのに埃っぽさを感じない。だけど、寒さを感じはじめた。あなたをことを思いはじめてみると、埃っぽさを感じたので、外を見てみる。そしたら、あなたを感じはじめた。
2022.11.27. PM6:15
今日、やっとあなたに会えた気がしたの。これだけの時間が経っても、私はずっと変わってなかった。あなたも実はずっと変わってなかった。世紀を跨いで、本当に色々なことがあったわ。大きく変わったように思えていても、実は同じことを繰り返しているようにも思える世界の中で、私たちも何も変わっていなかったことに今日、気づけた。昔から、大切なことは、たとえ何をしてもどんなことが起きたとしても、何も変わらないと。
ランドリー・・・
http://www.dagarossi.com/news_event/index.html
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?