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生成AI×SaaSプロダクト【Crew】の立ち上がりについて

はじめまして!
クラフターの加藤と申します。

2023年5月にクラフター社にジョインし、主に6月にリリースした法人・行政向け生成AIサービス【Crew】のビジネスサイド(セールス・カスタマーサクセス)を幅広く担当しています。

サービスのローンチからこれまでを担ってきましたので、今回はCrewの立ち上がりについて執筆いたします!


Crewの最初のお客様

いきなり宣伝となってしまいますが、Crewはリリース当初からこれまで計50近くの自治体様にご導入いただいています。

その背景を遡ると、上記の通りCrewがリリースされたのは2023年6月で、その頃全国的に生成AIサービスに関するニュースが取り沙汰されており、私が住んでいる福岡県からも以下のようなニュースが出ていました。

このニュースを見て『もしかしたら福岡県様がCrewに興味を持ってくれるんじゃないか?』とホームページに記載の連絡先に電話をしてみて、結果としては悪くない反応でしたので、他にもこのようなニュースが出ている県や市の担当部署の方にご連絡をしたところ、やはり生成AIサービスの導入をご検討されている自治体様が多く、数多くのお打ち合わせをさせていただき、現在は主に来年度に向けた実証実験として数多くの自治体様にご導入をいただいています。

ただし自分自身はこれまで自治体様への営業は全くしたことがなく、自治体様向けの商習慣に慣れるのには少々時間がかかり、今もまだまだ勉強中です💦
(最初は入札・応札・落札の意味すらあやふやな状態でした…)

カスタマーサクセスとしての苦悩

営業としてお客様と運用の調整ができたら、次はカスタマーサクセスとしてCrewをご利用開始後のフォローや改善要望のヒアリングなどをさせて頂いています。
ただこのご要望のヒアリングが中々に大変…
サービスをローンチした直後は、機能も今ほど多くない上に生成AIの回答精度もまだ安定性が高くなく、初期のヒアリングではかなりご指摘を受けていました。(今でも改善要望は日々いただいています🙇)
1時間通しでサービスの至らぬ点をお聞きするのは、結構メンタルにくるものですね…

初期のヒアリング中の自分の顔は一番左で、徐々に右にシフトしつつあります笑

ただし、これまでは営業にとどまりカスタマーサクセス未経験だった自分にとっては、実際にサービスをご利用いただいている中でのお客様のお声は非常に新鮮に感じ、ミーティングでは前のめりにヒアリングしにいっています笑
【答えは現場にある。】という考えを大事にしているので、今後もどんどんお客様からアップデートのネタを拾っていきます!

地道に一歩ずつ改善

これまで大・小合わせて100個以上のご要望をいただき、一つずつ地道に改善を重ねてお客様のご期待に添えるようなプロダクトに仕上げてきました。結果今となっては、下記の事例記事のように具体的な数値ベースので効果を各自治体様に実感いただいています。

長野県様の事例
香川県善通寺市様の事例
新潟県柏崎市様の事例

ローンチ初期からお客様のお声が形となっていき、プロダクトがブラッシュアップされていく過程を見るのは非常に嬉しい気持ちです。
またセールスとしてお客様にデモ画面を見せるときも、機能がどんどん追加されていくのでCrewがどんどん頼もしくなってきています💪
(開発チームの皆様、いつも本当にありがとうございます!)

もちろん現状の完成度で満足する気は全くありませんので、今後もより大きな効果を実感いただけるよう、Crewを磨き続け世の中に届けていきます!

1年後Crewがどこまで進化しているのか、自分自身も楽しみです!

最後に

これまで所属した企業では、魅せ方がほぼ程度決まっているプロダクトのセールスを担当していましたが、Crewではそれを1から作っていくフェーズなので、難易度は高まりますが同時にやりがいもマシマシで感じています🙌

また日本で生成AIが今後一層普及していく過程において、Crewを通じて自分たちが最適解を創ってフロントランナーになれる可能性もあり、時代が進む中での当事者感覚を味わえています。

変化の波を外から見るよりは、やはり内側から起こしていく方が楽しいので、今後もCrewをどんどん進化させていき、日本にポジティブな変化を起こしていきます!

以上生成AIサービス【Crew】の立ち上がりについて執筆いたしました。

クラフターでは採用も行っていますので、少しでも気になっていただけた方は、ぜひ採用ページを覗いてみてください🌟
https://www.wantedly.com/companies/crafter/projects
是非生成AIを通じて一緒に時代を前に進めましょう!

それでは引き続きAdventカレンダーをお楽しみください!
次回は再びCTOの楊が登場します!

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