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【慶應OBが語る!】各科目の勉強法について

初めまして!
大阪市内で、個人事業主の家庭教師をしている麻生です。

今回は、科目ごとの勉強法の紹介をします。


英語

まずは英語の勉強法について、説明します。

結論から言うと、

・文法の定着

・単語の暗記

・国語力の強化

の3点を意識する必要があります。
順に説明をします。

文法の定着

そもそも文法がわからないと、英語の文章の読み書きができません。

特に英語が苦手な生徒さんほど、文法があやふやなまま、長文読解に進んで、迷走している印象があります。

そのため文法は、英語の勉強で最も大事な部分と言っても、過言ではないです。

文法の勉強法ですが、「文法の知識をインプットする」⇨「英作文の演習をこなして、知識を定着させる」ことが重要です。

特に重要なのが、英作文の演習をこなすこと。
知識を聞いただけでは、自由自在に使えるようにはなりません。

自分で問題演習をこなし、インプットした知識を血肉に変える必要があります。

具体的な勉強の進め方としては、学校で配られる文法問題集を3周以上は解きましょう。
そうすると、文法の知識がおおかた定着します。

私が使っていた参考書「Forest」

その上で、本屋に行って、自分の好きそうな参考書を買ってやり込みましょう。

人によって参考書の好き嫌いがありますので、好きに選ぶと良いです。

単語の暗記

学校で配布される単語帳を、ひたすらやり込みましょう。
スパルタに聞こえてすいませんが汗、正直、単語は暗記です。

忘れるのは仕方ないので、何周もして、単語帳を丸ごと覚える!
同時に、発音できない単語は読めません。(当たり前)

なので、発音記号の読み方も覚えた上で、単語を覚えましょう。

間違った発音で単語を覚えると、将来英語で話した際に、恥ずかしい思いをします笑

ちなみに私が中学で使った単語帳は、こちら↓
システム英単語です。

西大和で配られた英単語帳「システム英単語」

その後、私が高校時代に使用した単語帳は、こちら↓
鉄緑会で配布された「鉄壁」です。

東大医学部受験まで、これ一冊で対応できる単語帳です。

知る人ぞ知る名著「鉄壁」

「単語を覚えたら、次の日には再度見返し、忘れていないか確認する」ということを繰り返しましょう!

国語力の強化

高校2年生以降で、国語力が重要になります。

なぜなら、英文和訳(英語を日本語に訳す)の際に、「いかに自然な/上手な日本語に訳せるか」が得点を左右します。

上記の国語力を磨くためには、特別な参考書をやり込む必要はありません。

具体的な勉強法としては、英文を日本語に訳す場合に、「どうすればより自然な日本語にできるか」を考えて翻訳すること。

そして、自分の和訳と、回答の日本語訳を見比べて、より良い和訳の仕方を追求することが大事です。

数学

次に数学の勉強法について、解説します。

数学の勉強法は、「定石を覚える⇨問題演習」につきます。
問題演習が一番大事!

定石とは、「こういった問題は、このように解く」だったり、数式の展開の仕方などです。
食事でいう、お箸の持ち方みたいなものですね^^

定石=基礎を覚えたら、ひたすら演習を繰り返し、定石を体に染み込ませます。

大事なのは、わからなくても5分は、自分の頭で考えること!
簡単に答えを見てしまうと、考える力がつきません。

大学入試の過去問のように、難しい問題に近づくにつれ、定石と思考力の両方が求められます。

「定石=覚えるもの」「思考力=養うもの」というイメージで、勉強を進めましょう。

ちなみに私が使っていた参考書は、こちらです。
定石を覚えるのに使ったのは、Focus Gold。

西大和で配布されたので、高校1年生の時に、6周くらいやり込みました。

西大和で配布された Focus Gold

これだけで、定石は完璧に抑えられます。

ちなみに、チャート式数学も内容は変わりません。
なので、チャート式数学をやりこんでも、定石は身につきますよ!

そして、定石を押さえた後にやると良いのが、プラチカ。

私は文系だったので、「文系数学のプラチカ」をやり込みました。

定石の定着と、思考力の養成に最高な一冊

高校3年生では、過去問をやる前に、「オリジナル数学問題集」をやりました。

かなり難易度は上がりますが、東大や京大の数学で7割以上とるには、必要です。

高難易度だが、思考力の養成に良い

そして、高校3年生になれば、志望校の過去問を解きましょう!

きちんと時間を測って、何周もすること。

最後は過去問で、志望校対策!

国語

現代文

結論、学校以外で勉強をするなら、塾に通うことをお勧めします。

西大和の友人は、西大和の先生に添削をお願いしていました。

先生が熱心に対応してくださるなら、学校だけで良いです。

上記以外の場合ですと、そもそも現代文は抽象度の高い科目ですので、自分で参考書を買って勉強するのが難しいと思います。

例)
同じ東大系の模試でも、予備校によって出題形式や解き方が違う。
なんなら、同じ学校の先生間でも、解き方や回答が違う。

よって、独学は諦めて予備校に通った方が、まだしも勉強しやすいかと思います。

ちなみに、私は東進に通っていました。

著名な先生の授業を聞くことができますし、自宅から勉強できるため、東進はいいですよ^^

ちなみに僕が授業を聞いていた先生がこちら。

林 修 先生!

古文・漢文

学校の授業だけで十分だと思います。

そもそも塾で現代文を勉強するだけでも、相当な時間を使います。

さらに古文や漢文まで塾に通うと、おそらくキャパオーバーになります。

加えて受験では、古文や漢文は配点が低いです。
そもそも2次試験で、漢文が出題されない大学も多々あります。

ですから、学校の授業+参考書を1冊やるくらいでいいです。

日本史・地理・世界史

西大和のように、学校で熱心に教えてくれる場合は、学校の授業だけでも良いかと思います。

ただし、
・学校があまり熱心に教えてくれない
・東大や一橋大学のように、高難易度の論述問題が出る

のような場合には、塾に通うのもアリです。

特に国公立や私立で出題傾向も違いますし、新しく知識を習得する場合は、塾に頼ってしまうのが手っ取り早いです。

ただし、大抵の大学では配点が低いので、優先して勉強する分野ではないと考えています。

バランスを考えながら、可能な範囲で勉強するというスタンスで良いでしょう。

ご参考まで)
西大和から現役で、東大や京大、一橋大学に合格した友人たちの中に、塾で社会を勉強している人はいませんでした。

重要なこととしましては、社会だけが得意でも、難関国公立に合格する可能性は低いです。

あくまで重要なのは、英語と数学です。

総括

最後に、各科目の勉強方法を、ざっくりまとめます。

英語

以下の3点が重要です。

①文法の定着
⇨文法問題集を繰り返し解く!

②単語の暗記
⇨学校で配られる単語帳を、やり込む!

③国語力の強化
⇨「いかにして良い和訳ができるか?」を追求する。

数学

・定石を覚える
⇨学校で配られる、チャート式のような問題集をやり込む

・問題演習 (定石の定着&思考力の養成)
⇨難易度の高い参考書を、やり込む

現代文

学校の先生に添削をしてもらう
⇨学校が熱心に指導してくれる場合は、これで十分

塾に通う
⇨学校の指導だけでは心許ない場合は、塾も検討しましょう。

古文・漢文

学校の授業だけで十分
⇨配点の低い古文や漢文まで塾で勉強すると、時間が足りなくなる

日本史・世界史・地理

・学校で熱心に教えてくれる場合は、学校の授業だけでも良い
⇨塾通いをすると、時間が足りなくなる

・東大や一橋のように論述が必要なら、塾に通っても良い

最後に

志望大学に合格するためには、目標と現在の成績を踏まえて、勉強方法や戦略を考える必要があります。

正しい戦略や勉強法に基づかなければ、努力しても、成績は思うように伸びません。
(実際に、西大和でもそういう生徒は結構います)

私は学和会家庭教師センターにて、自身の経験に基づいた受験指導を行っております

必ずや、生徒さん・保護者様のお力になれると思います。

常時ご相談には対応しておりますので、下記からご連絡をください^^

連絡先

お電話/問い合わせフォームのどちらでも、対応しております。

2営業日以内に、折り返しご連絡を差し上げます。

【学和会家庭教師センター】 
電話番号:090-3517-7842
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