見出し画像

からだと呼吸のこと③


かぼちゃが切れない。
いや、正確には切れないわけじゃない。
ものすごい力を入れないと切れないのだ。

わたしは料理を仕事でするので、
包丁でかぼちゃまるまる
1個を半分に切ることをよくします。

当たり前だけど
かぼちゃって固いし、めちゃくちゃ
力を入れないと切れないのが普通だと
思っていたけれど、

違った。


身体のワークをがっつりやると
かぼちゃはそんなに力まなくても切れる。

____________________________________
 
呼吸DOJOでは、呼吸のワークも
もちろんなんだけど、

呼吸をするためのベースである
身体にもアプローチしたワークがたくさんある。

脇、上肢、臀部、下肢、足指、
脊椎、いろんなパーツへのアプローチがある。
(わたしもまだまだ学び途中なので、
うろ覚えの感じですが)
 
その中でも、
「からだを通す」ということを学び
(ちなみにその辺も言語化できるほど
落とし込めてません…体感の話をしてます)

力を通す身体になるワークをがっつりやった時

かぼちゃは切れた。

そして、重いフライパンが振れる。

誤解しないでほしいのは、
身体のワークをやらなくても
かぼちゃが切れない訳ではないし、
フライパンも振れる。

でも、明らかに
余計な力が入らずに
かぼちゃは切ることができるし

フライパンも振れるのだ。

細かいこというと
包丁を持つ手の握力も変わるし
野菜を切った時の
まな板についた時の
包丁の感覚も違う。

余計な力を使わずに
動けるようになることを
体感した瞬間でした。

ふとした所作に
無駄な動きがない、
なめらかな動きと
自動的に動く身体があるという
認識ができた瞬間でもありました。

そして
いまは、

だいたいかぼちゃが
切れづらくなるのが
自分の身体のサインに
なっています。


(多分本当はその前に気づくべきなのだけど)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?