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職場での揉め事をエニアグラムの視点でみた

十人十色、百人百様など
「人それぞれ」ということを表す熟語には、聞き馴染みがありますよね

考え方や、好みなど、人それぞれなのは、知ってはいるけれど
時として、それを尊重しあえず、衝突することもあります

自分の普通が、皆んなの普通とは限らない

以前、職場であった衝突も
違う考え方、自分にとっての普通がぶつかり合っていました


淡々VS和気あいあい

責任感の強いA氏は
ムダを省き、自分のすべき仕事を淡々とこなすタイプ

明るく社交的なB氏は
周りとのコミュニケーションを楽しみながら、和気あいあいと仕事をするタイプ

この二人が違うタイプであることは、一目瞭然
きっと普段から[自分の普通 ≠ 相手の普通]だったんだと思います


ある日、業務の進め方について、二人の意見が分かれました

最初は、各々の主張を冷静に言い合っていたのですが、徐々にA氏は語気が強くなり、とうとう

普段から、ため込んできたんだろう思いを、大爆発させました
もうなかなかの暴言ぶりで、一瞬にして、事務所内が凍りつきました


B氏は言い返してはいましたが
最終的には、A氏の意見をほぼ受け入れました

その業務に関わっていない、わたし(kura)は
最初から最後まで、まるで何ごとも起きていないかのごとく、パソコンに向かっていました
(耳は揉め事に向いていたので、仕事は進んでいませんが)


登場人物3人をエニアグラムの視点でみる

今回の登場人物3人、A氏・B氏・kura

エニアグラムという理論で、3人を見てみたいと思います
(エニアグラム:人の気質には9タイプあるというもの)


A氏

タイプ1(感覚派)
正義感にあふれる努力家。常に向上を目指す人

理想や理念が高く、理性的。理想を現実にするための努力を惜しみません。 
正しくありたいと思うあまり、自己正当化や他人への避難があります。妥協 ができず、柔軟性に欠ける面も。
理想を達成するための手順が大事で、計画通りに進めることで結果を出します。
完全さに対する価値観や、誠実さを承認されると相手を受け入れます。

【よく使う言葉】
「であるべき」「でなければならない」「絶対に」 「完全に」

【タイプ1っぽい著名人】
イチロー、花田光司、木村拓哉、松本人志、太田光
※専門家の間でも意見が分かれます。個人的な印象ですのでご了承ください

B氏

タイプ7(思考派)
天性のアイディアマン。いつも楽しそうで明るい人

陽気で知的。楽しいことや刺激的なことに熱中し、前向きに行動します。周りの人を楽しませます。
飽きっぽく、楽な方へ逃げてしまいます。悩みと向き合わず、快楽や物質主 義に走ることも。計画するが実行せず、やりかけが多いです。
失敗も多いですが立ち直りも早い。他者に 警戒感を抱かせず、誰とでも仲良くなります。

【よく使う言葉】
「ま、いっか」「なんとかなる」「ポジティブに」「予定する」「一緒に」

【タイプ7っぽい著名人】
明石家さんま、東野幸治、香取慎吾、大泉洋、新庄剛志、東国原英夫
※専門家の間でも意見が分かれます。個人的な印象ですのでご了承ください

kura

タイプ9(感覚派)
穏やかな癒し系。公平を好む優しい人

共感性と受容力が高く、聞き上手です。寛大で人に安心感を与えます。忍耐 強く、調和が取れるので、仲裁役ができます。
計画的な行動、決断・選択が極端に苦手です。優先順位をつけられず、大切 なことを最後まで先送りに。怒りや不満を直接表現せずに、暗黙の抵抗で示 します。争いごとは苦手で、表面的にまわりに合わせ、一体感を好みます。

【よく使う言葉】
「どっちでもいい」「なんとなく」「個人的な考えでは」「明日やる」

【タイプ9っぽい著名人】
桃井かおり、大竹しのぶ、綾瀬はるか、有田哲平、ウド鈴木、しずちゃん
※専門家の間でも意見が分かれます。個人的な印象ですのでご了承ください


▷ 多少衝突しても、正しさを主張する、タイプ1の淡々A氏
▷ 苦しいと逃げ腰になる、タイプ7の和気あいあいB氏
▷ 揉め事は避けたく、時間が流れ去るのを待つ、タイプ9のkura

各々らしい結末でした
だれが良いとか悪いとかではありません

ただA氏が、場の空気を悪くさせたのは事実でした
そういう意味で、A氏の言い方には、改善の余地があると思いました

A氏は、タイプ1がゆえに、仕事に対して真剣でまじめ
その姿勢を認めたうえで、言い方は考えてほしい
これを伝えられれば良かったと、あとになって反省したkuraでした


各々、気質が違う
それを頭に置いて、コミュニケーションの取り方を工夫する

自分自身のことも、相手のことも
いい意味で諦め、出る引くを調整する

そんな感じで、日々、職場のコミュニケーションに努めています

それでも、イライラすることや、困ったことは起きるけれど
[自分の普通 ≠ 相手の普通]だと思い出すことで、少し落ち着きを取り戻せています

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