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パーソナルトレーナーに物申す!?かたぎり塾の解剖学博士が伝えたい、トレーナーの本質とは

こんにちは!かたぎり塾広報の椎原です。

今回はかたぎり塾の解剖学博士でありながら、トレーナー研修担当の田内さんにインタビューを実施しました!全国のパーソナルトレーナーさんたちに、何か「物申したいこと」があるようです。

かたぎり塾の考え方、働く人の個性などわかるものとなっています。 ぜひ、最後まで読んでいただけますと幸いです!

ーー本日はよろしくお願いします! まずは簡単な自己紹介をお願いします。

かたぎり塾でトレーナーの研修担当をしている田内貴大と申します! 出身は石川県です。趣味はサウナで整うことです!

ーー早速ですが...物申したいこととは、一体何なのでしょうか?

大きく分けて2つあります。

パーソナルトレーナーでありながら、①間違ったフォームに気がつくことができない。気がついても修正することができない。”なぜ”修正する必要があるのかを根拠を持って答えられない②筋肉に効かせることに特化したトレーニングだけしか伝えられていないということです。

かたぎり塾のトレーナー研修を通じて、パーソナルトレーナー経験者の方を多く見てきました。「運動機能を向上させたい」「姿勢やカラダの痛みを改善したい」というお客様に寄り添ったトレーニングの提案、説明ができる人が少ないと感じました。

ーー確かに、私も「筋肉のためのトレーニング」に知識が偏っています... 田内さんが物申したくなった理由ってあるのでしょうか?

私はかたぎり塾に入る前に、病院とクリニックで理学療法士として勤務し、150名ほどのお客様を担当しました。通常通りに動くことができない部分を元に戻すという、マイナス→0に戻すことをやっていたんです。だからこそ、”筋トレ”だけを教えるトレーナーに違和感がありました。

前職はお客様の不調を治すのが仕事な訳ですから、プロとして解剖学や運動学は徹底的に勉強しました。そのため、「筋肉のためのトレーニング」はもちろんのこと、カラダの痛みを改善するストレッチや、機能改善のトレーニングについても教えることができます。

病院で勤務していた田内さん

パーソナルに来るお客様の多くは、筋トレガチ勢ではなく、初心者さんも多いのです。必ずしも「筋肉をつけること」がゴールではありません。ダイエットがしたい、運動習慣をつけたい、姿勢を改善したい、運動機能を向上させたいという、多種多様なニーズに応えられるようになるべきだと感じています。

ーーなるほど。病院での経験があったからこそだったのですね。 田内さんがかたぎり塾に入ったきっかけは何だったのでしょうか?

実は、サウナ目的で月額制のジムに通っていたところ、筋トレもせっかくだからやろうと思い、筋トレし始めたらハマってしまって(笑)そのジムにいたトレーナーさんの指導を見て、自分ならもっと根拠に基づいたものをわかりやすく教えられるのになと思ったのです。

パーソナルトレーナーの求人を見ていた時に、「かたぎり塾は理学療法士監修のトレーニングをしている」ことを見つけて、自分の力が活かせるのではないかと感じ、入社を決意しました。

最初はパーソナルトレーナーとして働いていましたが、取締役の佐藤が行っていたトレーナー研修を引き継ぐ形で、今では研修担当兼トレーナーをしています。すでに50名ほどのトレーナーを担当してきました。自分の理学療法の知識が活かせてとても良いですね。

ーーそうなんですね! トレーナーの研修担当として、トレーナー達に熱を持って伝えていることは何でしょうか? 「木を見て森を見ずの状態にならず、広い視野を持ってほしい」ということですね。

私は理学療法士時代に、腰痛のお客様が多かったので、ある時期は腰の勉強をひたすらやっていたことがあります。しかし、腰痛の原因は腰にあるとは限りません。背骨の可動性や股関節や足の筋肉の柔軟性など様々な要素があるのです。まさに視野が狭くなっている体験をしました。

トレーナーは筋肉にフォーカスしすぎることがよくあります。筋肉を大きくすることを求めすぎるあまり、怪我のリスクが高まるようなフォームに辿り着くこともあるのです。だからこそ、筋肉以外の骨や神経や運動機能の面からも多角的に勉強してほしいし、研修で私が持てる理学療法の知識をフルで伝えています。

ーー確かに、視野が狭くなってしまいがちだなと感じました。 トレーナーが知識をつける上でのアドバイスはありますでしょうか?

座学で勉強するのもいいのですが、やはり現場から学ぶことです。

トレーニングを教えていると、「これってなんでこのフォームなんだっけ?」「お客様から質問されたけど、具体的に応えられなかったな」など、色々と知識が少ない部分がわかってきます。

現場で出た疑問を一つ一つ潰していくのは、問題解決において直接的なアプローチになりますし、すぐに役に立つ知識になるはずです。実際にやったこと、感じたことじゃないと、深く記憶に残らないですからね!

ーー疑問を一つ一つ潰していくようにしていきます! 最後にかたぎり塾の本部の良さとぶっちゃけ悪いところも教えてください。

かたぎり塾の良いこととしては、みなさん明るくて、距離が近いことです。

前職は病院だったので、少し雰囲気が暗めでした。しかし、今は社員のみなさんとフィットネスやトレーニング方法について熱く語り合うなど、フィットネス愛のある方ばかりで楽しくやれています!

悪いこととしては、熱が入りすぎてしまうことです。

金曜日に本社勤務をしているのですが、会社の今後についてなどを話していると、ついつい熱くなってしまい、気がつけば定時を超えていることが多々あります(笑)

ーー今後は私も熱いトークの仲間に入りたい! トレーナーとして、田内さんに色々聞きながら、私自身成長していきたいなと思いました!本日はインタビューありがとうございました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!これからもインタビューを投稿していきますので、ぜひ読んでいただけますと幸いです!ではまた次回の記事で!


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