【お人好し必見】 相手に悪い指摘をするときの秘策
私は元来お人好しな人間です。
人との気軽なコミュニケーションは得意なのですが、真面目な状況、特に他人に嫌なことを伝えるのがめっぽう苦手でした😅
ただこの記事を読まれている会社員の方にも、どうしてもそういった嫌なフィードバックをしなければいけない状況がやってくると思います。
そんな筋金入りのお人好しである私が実践してきた、ノウハウをご紹介いたします😊
秘策① 相手を指摘しない
よくあるシーンをご紹介します。
・会議で○○さんが××さんに傷つく発言をしていた
・あの言い方じゃあ××さんが可哀想
・○○さんが悪いから指摘しないと
いやー、よくありますよね😅
もしあなただったら○○さんに何と指摘するでしょうか?
シンプルに「○○さん、あなたは良くない🙅♂️」ですかね。
しかしこの指摘の仕方は良くありません。
理由は「あなたは良くない」という表現は人の否定だからです。
人は人間性を否定されると防御的になります。
防御的とは「自分を攻撃から身を守ろうと、指摘した相手に反論したり、自分の非を認めなくなります」
つまり、事態がよくならないのです😂
この場合、本来の目的は「○○さんに行動を改めてもらうこと」です。
つまり、もっと指摘の解像度をあげると、
”○○さん”ではなく、”○○さんの行動”について指摘を行うべきなのです。
ここがポイントです。
ここを間違えると非常に危険ですので、繰り返しておきますw
「相手を指摘するのではなく、相手の特定の行動のみを指摘する」ということです👆
秘策② 正しいステップを踏む
次に、指摘までの流れも重要です。
「私はあれは良くない」という表現。
これは「私」を主語とした主観の伝え方です。
これをそのまま伝えると「あなたはそう思っただけでしょ」と受け取られるので、納得性に欠けます。
そのため、主観の前に、丁寧なステップを踏む必要があります。
具体的には、このようなステップです。
✅ 事象の共有
▼
✅ 印象の共有
▼
✅ 意図の確認
▼
✅ 行動の指摘
かろやか(以下、か):「○○さん、さっきの会議だけど、××さんに『全然ダメ』って言ってたじゃない?」(事象の共有)
か:「あれだと周りで見ていると、○○さんが××さんに攻撃しているような印象に見えたけど…」(印象の共有)
か:「あれって、どういう意図だったのかな?」(意図の確認)
▼○○さんの意図を確認する
○○:「(攻撃するつもりはなく本当はもっとよいレポートをしてもらいたい、という期待だった)」
か:「それはとてもいい指摘だね!××さんももっといいレポート出せそうだしね。今伝えてくれたらわかったけど、あの言い方だと、せっかくの期待が伝わらないかも…」(行動の指摘)
か:「ひょっとしたら次は○○さんの期待を先に伝えてもらった方が××さんに伝わるんじゃないかな?どうだろう」
いかがでしたでしょうか?
私はかつて、相手にフィードバックをすることが苦手でした。
相手を傷つけたり、嫌な気持ちにさせるのが嫌だったからです。
そのため、フィードバックせずにそのままにしていました。
その結果、相手の良くない行動は改善されず、私はそれをずっと我慢しながら過ごすことになりました。
一方が我慢を強いられるのはとても不健全なことです。
私は「フィードバック」 = 「嫌な思い」という単純な誤解のまま思考を停止してしまっていたのです。
本当に正しいフィードバックは、相手を良く変えることができます。
それどころか、お互いの信頼につながることもあります。
お人好しにとって最初はとっても勇気が必要な行動です💦
この記事を通して、私のようにお人好しであっても実践できたフィードバックの方法があるのだと、みなさんに伝わり、
みなさんの勇気ある一歩につながればとてもうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇♂️
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