見出し画像

開脚全書〜ゆるめ! 股関節〜

こんにちは! 整体師の磯矢拓麻です。
「開脚全書〜ゆるめ! 股関節〜」を手にとっていただき、どうもありがとうございます。

[プロフィール]
自由が丘の 整体院カラダノバス 院長。筋膜リリース理論を学び、のべ1万5000人以上の身体のお悩みに向き合ってきました。ストレッチ講師や、介護施設でのリハビリを担当した豊富な経験を生かし、どの世代の方にも届く、深くやさしい施術をモットーとしています。
ちなみに……趣味は休日のサイクリング。好物は奥さんの作ったパンケーキ。

【はじめに】

もっと開脚ができるようになりたい! と思う理由は、きっと皆さまそれぞれだと思います。スポーツやダンスのため、美容、ケガ防止……股関節をゆるめることは、さまざまな効果につながっていきます。

[たとえばこんな、うれしい効果が]
・身体の土台部分がしっかりすることで、姿勢が良くなる
・下半身の基礎筋力がつくので、腰痛予防になる
・重力でつぶれた関節を開放してあげることで、全身の血流が良くなる
・脚がまっすぐになる

また、整体院でお客さまをお迎えしていて実感することですが、不調にお悩みの方の声や雰囲気が、施術後に驚くほど柔らかく変化していることがたくさんあります。

身体を伸ばすと心も伸び伸び。頭をスッキリさせたいときや、前向きな思考にシフトしたいときにも、ストレッチはとても効果的なのです(^ ^)

[ストレッチするときの大切なポイント!]
① ゆるく行いましょう。力ずくで伸ばそうとすると、筋肉は身を守ろうとして逆に固くなってしまいます。つい一生懸命になってしまいがちな頑張り屋さんの方は、一生懸命ゆるく行ってみてください。

② ストレッチ中は呼吸を止めず、できるだけゆ〜ったりと吸って吐きます。狙った場所に新鮮な酸素を送り込むイメージです。

③ 全身の不要な力を抜き、自分で力みを感じる場所は、優しくさすったり深呼吸をして安心させてあげましょう。

④ 伸ばすのは「イタ気持ちいい」ところまで。関節にピリッと嫌な痛みが出そうになったら、無理せずにできる範囲でやってみてください。

ヒトの身体はみんなそれぞれ違います。写真や動画と全く同じ形にならなくても大丈夫です。
大事なのはポーズをまねることではなく、伸びてる(効いてる)かを自分の身体に問いかけ、耳をすませることだと私は思います。

痛くてコレは無理〜! と思ったら、まずはできるものだけでOKです!
ひとと比べる必要はないので、楽しみながら、今の自分の身体の「得意・不得意」を見つけていってください。

具体的には……力加減や角度、回数や時間を調節してみて、痛くなり始めるポイントを探るのが効果的。継続するうちに、自分の身体の変化も感じやすくなりますよ。

【分類について】

さて、このnoteは、これまでにYoutubeでご紹介してきた様々な「開脚ができるようになるストレッチ」をまとめたものです。
今回は、強度(キツさ)によって分類した1〜4章、さらに狙いをしぼった【番外編】3章で構成してみました。
写真と文だけで分かりづらい部分は、最後に専用動画をのせていますので、そちらを併せて見てみてください。

強度1「気楽にはじめる」
強度2「気持ちよく伸ばす」
強度3「狙った箇所に効かせる」
強度4「達成感あるチャレンジメニュー」
【番外編】股関節ってどこ?
【番外編】閉じてみよう
【番外編】壁を使ってみよう

どれからやればいいか迷ったら、まずは気楽に始められる、強度低めのストレッチを習慣化してみるのがいいかもしれません。座った状態で行う、何かをしながらできるものも続けやすいです。
ちなみに、私が個人的に大好きなストレッチには「オススメ」マークを付けてみましたので、よかったら参考にしてみてくださいね。

前置きが長くなってしまいました(^_^;)
それでは、一緒にストレッチを始めていきましょう!

【準備運動3STEP】

① ガッセキしてグリグリ前後に揺れます

足の裏を合わせた座り方を、合蹠(がっせき)と言います。
まずはその姿勢から、お尻を床にグリグリ擦り付けるように揺らし、力を抜いていきましょう。
いきなり余談ですが、「蹠」のひと文字で「あしのうら」と読むんだそうですよ!
画像16


② 左右に倒れるように揺れます

お尻を片側ずつ浮かせるようにして、左右に揺れながら力を抜いていきます。起き上り小法師になった気分で。
画像6

③ 前に倒れてふ〜っ(ガッセキ前屈)

大きく息を吐きながら前屈します。
画像16

それでは、強度1のストレッチから行ってみましょう!

----------

続きをみるには

残り 7,003字 / 91画像

¥ 1,000

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

毎日投稿挑戦中です!良かったらサポートお願いいたします!