『自分を知る』~アキレス腱を切った!④<収穫>~
皆さん、こんにちは。
爽やかな毎日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、思わぬことでアキレス腱を切ったので、ケガをしたら体はどこが痛むのか?
また、その方がどういう思いで言葉を発信しているかで、感じ方が全く変わること。
出来事は完璧であり、なんでも通り過ぎたあとに、出来事のすごさや、偶然ではなかったことに気づけること。
などなど、色んな収穫がありましたので報告したいと思います。
ぜひ、参考にされてみてください。
まず、アキレス腱を切った時に、痛むと思いますが、意外にそうでもないこと。
痛みには個人差があるかと思いますが、これもとらえ方や、恐怖や不安を自分でどこまで、あおるかによるのだろうと思われます。
私は出来事が起こったら、まず、「なんてこった!やっちまった‼」となりますが、
すぐに「良かった、良かった!🎉」と思うようにしています。
恩師が一つのとらえ方で、そう思うようにしていると話されていたので、取り入れています。
「良かった!」なんて思えないうちに、すぐにそう思ってから、
【良かった理由】を探すのです。
すると、色んな「良かったこと」が見えてくるので、自分で奈落の底に突き落とす前に踏みとどまれます。
これがないと、一気に落ちてしまうのです。
自分を責めるし、ちゃんと治るかの不安、仕事がなくなる恐怖。などなど、たくさん沸き上がってしまうのが、クセの多い日本人の特徴です。
そのとらえ方は、ずっとやってきていたので、自分に引き込まれずに済みましたが、まぁ、周りが落としてきます。
まず、父が最大の壁になりました。
とにかくマイナス思考のプロというより、現実主義者ですから、現実的にマイナスな事を言ってきます。
この時に収穫できたのが、本当に相手を思いやったり、心配して言っている言葉か、ただ不幸を言ってるだけなのかで印象が変わるということです。
弱っている時ほど、相手の思いは敏感に感じることが出来るし、中身も丸バレになることが分かりました。
「大変やなぁ😔」
「大変でしょう😨⤵」
は、ねぎらう時によく使われますが、
皆さま。
用心しないと、相手にはすべて伝わってしまいます。
大変だと思っているのは、その超本人なのに、私の両親は「大変だ、大変だ!」と、たいして大変でもないのに口ぐせのように言います。
これが非常に不快なのです。
何でもない時はそこまでなかったのですが、ほんとうに大変な事が起こった時には、何の励ましにもならず、さらに不安にさせるだけでした。
そこで自分が同意してしまうと、そこから自分をさらに落としていくループにはまります。
これは周りから出されるテストだと私はとらえています。
私を心配していても、本当に相手の痛みが分かるわけではなく、単純にその後の私の大変さをただ嘆くだけの思いは、
人を傷つけたり、相手の気分を落とす事になるのだと気づけました。
これは私にとって、気をつけなけらばならない課題になりました。
もちろん落ちるのは、そう言った相手のせいではなく、自分のせいです。
実際、父に感じて「自分はどこでやっているか?」と探り、証拠を見つけ、自分もやっていたと認めたとたん、父は何も言わなくなりました。
また同じ言葉でも、まるで違うことも起こりました。
整形外科の先生から
「大変だったでしょう?どこが痛くなりましたか?何が生活の中で困りましたか?」
と、松葉杖をついて1週目で聞いて下さるのです。
同じ「大変でしょう?」も、まるで違う感じ方でした。
安心するし「あぁ、分かってくれている先生だ。嬉しいなぁ。」という喜びと感謝になったのです。
さすがプロであり、専門家の先生です。
先生ご自身のアキレス腱を切った事はなさそうですが、痛むところはアキレス腱ではない箇所だと分かっているようです。
痛むのはどこだと思いますか?
考えてみると面白いですよ。
アキレス腱でしょうか?それとも、ワキでしょうか?🤔
私の場合は、手のひらでした。🖐🏻🖐🏻
特に母指球、小指球と言われる親指と、小指のふくらんでいる所がやられたのです。
これも収穫でした。
つま先をつけることが出来ないと、全体重を右足で踏ん張るのですが、松葉杖をつくときは、ワキには体重をかけないようにするので、
本来、そこまで体重を支えるようになっていない手のひらに、過度な荷重がかかり、やられてしまったのです。
これは発見でした。
治療点が見つかりました!💡🎉
手のひらが少し腫れるので、そこに体重をかけないように生活するには四つん這いになるしかありませんでした。
それでも、けっこう手のひらは痛むのです。
そんな中、第2の足の代わりになる場所を見つける事になりました。
どこだと思いますか?
膝でした‼
それは、膝をつけて上体を起こす立ち方です。
四つん這いではなかったのです。
ただ、フローリングだと膝は痛むので、バレーボール選手がつけている膝サポーターが相棒になりました。
「歩けなくなったら、膝が足の役をするのか」と、感心しました。😌
片足が使えなくなると、健康な右足が相当、頑張ってくれるので、ツリます。
そのため肩も腕も、手のひらまでもが、左足の代わりを必死にしているのが分かるので、その健気さを感じ、体に対して愛おしく思えるようになったのです。
左足が
「ごめんなさい。ミスしてしまいました。私の代わりに世話をかけます😔⤵」
と、謝っているように感じます。
すると右足や手のひら、肩や肩甲骨たちが、
「何を言ってるんだいっ!😠あんたが動けない時は、オイラたちがフル稼働して手助けするからよ。あんたは、とにかく休んで、しっかりアキレス腱をつなげなっ!😄👍🏻」
と、話しているように感じます。
これは私が動けなくなったことで、両親や妹、患者さんたちも、手助けしてくれたり、周りにいる方々が総出で助けてくれる姿そのものに見えました。
体も人間も同じなんだなぁと、感じたのです。
面白かったし、ありがたかったです。
また、入れ代わり立ち代わりと、妹や、知人や、患者さんから、お見舞いに果物や花束をいただいたのです。
また、ちょうど、私が以前からしていた仕事が、9月末で終わる事になっていました。
詳しくは説明しがたいのですが、新しい形として10月から始まります。もう完全に過去を清算できたのが9月30日だったのです。
そのことへのプレゼントやお祝いをいただいたりして、なんだか「おめでとう!😆🎉」という祝福がずっと続いている感覚でもあるのです。
また出来事の完璧さも分かってきます。
アキレスを切るキッカケになったリズム体操は、2~3か月前に行くことを決めていたので、その時点で、アキレス腱を切る方向に走っていたのだなと分かります。
また、妹②の旦那さんが筋トレのプロなので、今年の1月から、なぜか筋トレがしたくなり教わっていたのです。
「筋トレではまず、腕立て伏せが出来るようになること。」でした。
それは腹筋、背筋、足から腕まで、筋肉がある程度ないと、正式な腕立て伏せは出来ないんだと教えてもらっていました。
実際に、今年の1月は1回も出来なかったのが、8月には最高で12回は出来るようになっていたら、アキレスを切りました。😅
この腕や腹筋、背筋を少し鍛えていたおかげで松葉杖をつける筋力もできていた事になります。
「そうか、全てがそろっているじゃないか。今年の1月から、アキレスを切る方向に着実に進んでいたんだな。スゲー‼」
でした。
私は、数年前から、
「1ヵ月~2ヶ月くらいの休みがもらえないかなぁ。でも元気だし……。無理だな。あぁ、少し休みたいなぁ。」
と、思っていたので願いが叶いました。
また左アキレス腱を切ったおかげで、運転も出来るし、お風呂も何とか入れるし、仕事も普通にこなせたのです。
ただ「休め」という出来事でもあるでしょうから、ゆっくりしています。
いままで出来なかった、ゆ~ったりした贅沢な時間を過ごせているのです。
体の使い方、周りの方々のありがたさ、体のすごさ、完璧さ、また、思いにより、言葉が同じでも相手にはまるで真逆に伝わるし、とらえ方で痛みも変わること。
結局、全ては中身だなぁと。
全ては自分次第。
今後は、アキレス腱がどうつながっていき、リハビリで、どう変わるのか。
そこで出会う方々は、また、私に何を見せてくれるのか。
出来事の完璧さ、体の凄さ、人の素晴らしさなどたくさん収穫出来ました。
出来事から、どれだけ収穫するかですね。
秋は収穫の時期です。
皆さんは、どんな実りがありましたか?
私は、アキレス腱を切って、いろんなものを、今、収穫している最中です。
皆さんの秋が実りあるものでありますように。
楽しい収穫を‼
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