マガジンのカバー画像

興味深いnoteの記事

294
気になった記事を取り置きするマガジンです。
運営しているクリエイター

#本

ドラマ🎞『センセイの鞄』原作/川上弘美

『センセイの鞄』 原作 川上弘美 2003年、ドラマ 監督   久世光彦 脚本   筒井ともみ 原作   川上弘美 出演者  小泉今日子、柄本明、豊原功補、      モト冬樹、蛭子能収、竹中直人、      樹木希林、ほか。 第40回ギャラクシー賞選奨、文化庁芸術祭優秀賞、日本民間放送連盟賞番組部門テレビドラマ番組最優秀賞、主演の小泉今日子が芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。 原作小説を読み、暑苦しい感想を前回掲載し、興奮のままドラマを観ました。U-NEXT、見放題で

「ブックホテル神保町」を100万倍楽しむ方法。〜「わたしの本」を見つけるホテル〜

BOOKHOTEL神保町。 ここは、「わたしの本」を見つけるホテルです。 「1冊の本との出会いが、人生を変えることがある」 私たちは本気でそう信じています。 宿泊いただく皆様には、そんな運命の1冊に出会い、新しい「自分」を見つけてほしい。 私たちはそのための出会いを創出できる存在であり続けたいと思っています。 このnoteには、私たちがホテルに込める想い、ホテルを最大限楽しむためのコツを詰め込みました。 ブックホテルらしく、「BOOK」仕立てでお送りします!笑

【都内】夜に訪れたい、文壇bar7選

こんばんはTAGABOOK編集部の令です。 本日は『夜に訪れたい、文壇bar7選』を紹介します! 1. Bar Rupin銀座の喧騒も裏路地に入り込めれば、文学界の方が密かに通い詰めるBarにたどり着くことができます。それもそう、文豪太宰治も通ったとされるお店です。カクテルが並ぶカウンターテーブルには、当時通い詰めた太宰治のDenaが付着しているかも。(隣席の医者がお話されたジョークから引用してます)深いお話に盛り上がっても、くれぐれも2人揃って入水自○だけはなされないよう

Cafe&Bar bookcobar・Hotel OKUnoMA

こんばんは、TAGABOOK編集部の令です。 本日は浅草に佇む話題沸騰のブックカフェ&ホテルの「Cafe&Bar bookcobar・Hotel OKUnoMA」を特別に取材させていただきましたので、魅力についてご紹介させていただきます。 Cafe&Bar bookcobar①文壇トークが弾む、文学空間 建築家が、生み出した空間は文字通り「文学×建築のイノベーション」。 浅草情緒漂う本の隠れ家で、コーヒーやお酒を楽しむ文壇トークは時間の流れをとろけさせます。 空間にふ

静寂読書にオススメな、高円寺のブックカフェ。

こんばんは、TAGABOOK編集部の令です。 本日は、高円寺にあるブックカフェ『アール座読書館』の魅力3つについて綴らせていただきます。 1.感動するほどの、静寂空間 読書好きのための、読書のための空間と言わんばかりの『静寂』に包まれています。※お店の中は私語厳禁です。 薄暗い店内に響くのは水音のみ。長時間の読書・難しい文学に耽りたい時に、オススメのブックカフェです。 2.こだわり尽くされた、珈琲メニュー この日メニューに載っていた、キリマンジャロを頼みましたが、

【テスカトリポカ】極上のノワール小説

オススメ度(最大☆5つ) ☆☆☆☆☆ 〜「面白い」以外の言葉が思いつかない〜本当に良いものに出会うと「良い」という言葉以外に思いつかなくなるのと同じように、本当に面白いものに出会うと「面白い」以外の言葉が思いつかない。 そして、この小説は「面白い」。 裏社会、アステカ文明、麻薬カルテル、臓器ビジネス、、、。 もともとクライムサスペンスやノワールが好きな僕にとっては、あらすじを見ただけでワクワクした作品だった。 そして、いざ読み始めると、その手が止まらなくなる。 正直、か

銀座の文壇Barが最高すぎた。

こんばんは、TAGABOOK編集部の令です。 本日は読書好きで話題の「bar十戒」(銀座)の魅力3つについて綴らせていただきます。 1 文豪好きにはたまらない、小説をモデルにしたカクテルメニュー オススメは、なんといっても「銀座鉄道の夜」です。 また、太宰治の「桜桃」もありました。 味の感想(ボンさん): 甘めの飲み口にシナモンの香りがアクセントでとても美味しかったです。 2.洗練された文壇空間。 カウンター席・テーブル席の双方があり、一人で訪れても読書をしな

『そうだ 本、出そう。 商業出版したい人が最初に読む本』第一章・無料全文公開

書籍『そうだ 本、出そう。 商業出版したい人が最初に読む本』より、第一章「本を出してみたら、こんなにイイことが!」の無料全文公開! 下記リンクはAmazonストアでの商品ページになります。書籍の概要や目次もこちらでご覧になれます。 自分を取り巻く世界が変わる 「本を出すと世界が変わるよ」 かつて、「いつかは本を出したい!」と悶々としていた頃、すでに本を何冊も出している人からそんな言葉をかけてもらったことがあります。 世の中のすべてをわかったような顔でそんなことを言われても

【最近読んだ本】小説家には、聞かれても答えなくていい質問がある?

読んだ本の感想をすぐに書き留めておきたいと思いながらも、怠惰な性質ゆえ、長年できずにいた。今思うともったいないことだ。 noteでは多くの人が読んだ本の感想を投稿している。ご丁寧に「あらすじ」を細かく書いているものもあれば、わりと短く感想をまとめているものもある。中には批評家さながらの鋭い分析をされている人もいて、そういうものは、自分にはとても書けないので尊敬する。 この半年ほど、noteで毎日何かしら本に関する投稿を読ませていただくなかで、読書感想文というのは、いろいろな書

【商業出版する方法+α2】1冊目が売れなかったら2冊目は出せないのか?

KADOKAWAの編集者時代から寄せられていた「あるある質問」は多岐に渡りますが、その中の1つがこのテーマでした。 「1冊目が売れないと、次出してもらえないんですよね?」 はいはい、多い質問ですね。 それに対する答えをお伝えします。  >結論から言うと、1冊目(前作)の実績でその後、著者として連続して本を出して活動していけるかどうかは・・決まってきます!だからしっかり自分でも本をPRしたり売ったり、自身のビジネス活動のコンフォートゾーンを広げるなど、ガンガン活躍してく

御書印めぐりの旅に出たい

こんにちは、yukoです。 私がいま気になっているものに、『御書印』というものがあります。 詳しくはこちらのnoteから。 本屋さんに入って、そこで印をもらう。添えられる一言やイラストはもちろん書店ごとに異なるオリジナルの物なので、思い出や記念にもなるし、本屋さんに行く楽しみが増えるし、本好き・本屋好きにはたまらない企画です。 数年前から『御朱印』がちょっとしたブームになっていますが、わたしはその沼には足を踏み入れなかったんですよね(始めたら完全にハマる予感がしたので

【都内】夜にデートで訪れたい、文壇スポット7選

特別な人との特別な時間を、お金を払ってでも楽しみたい。そんな皆様のご期待に応えらればと綴りました。どうか温かい目で最後まで読んでいただければ幸いです。 1.Brooklyn Parlor SHINJUKU (新宿) ドリンクと音楽と本が楽しめる文壇スポットがなんと新宿の夜の街に… 洗練されたBGMと英語のBarを想わせる店内には、本がずっしり。まさに本好きが追い求めていたといっても過言ではない『本好きのための、楽しめるブックカフェ』です。新宿バルト9・紀伊國書店本館と合わ

【関東近郊】温泉読書スポット厳選7選

こんばんはtagd.book編集部の令和寛です。 本日は、関東近郊の日帰り温泉読書スポット7選を温泉を熟知した方々とのコラボ企画ということで記事にしてみました!ぜひ最後までご視聴してください。 1 瀬音の湯 山に囲まれた、秘境の地。 見渡す限りの山景色を満喫しながら、露天風呂を楽しめる知る人ぞ知る幻の秘境温泉です。 ひぐらしの鳴き声と沈みゆく夕日を眺めながらの 露天風呂+露天サウナの黄金タッグは無敵です。 温泉後は、変わらぬ山景色で、コーヒー牛乳を片手にテラス席で身

普通の狂気性〜戦時下の国防婦人会とコンビニ人間〜

私たちの社会は、「普通」でなければ社会への参加を許さない。 『コンビニ人間』と普通久しぶりに『コンビニ人間』(第155回芥川賞)を読んでいた。この本が描くのは「普通」の狂気性であると私は捉えている。 そして、先日のNHKスペシャルをみて、この普通の狂気性は今も昔も存在するのではないかと。 結論から言えば、主人公(古倉恵子)がコンビニ店員としてであれば社会に参加できることと、国防婦人会が女性の社会参加の場として機能していたという指摘は、同じ文脈にあるということだ。 恵子