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ワーママ専門の転職エージェントを使ってみた



ちょうど1年前に、私は時短勤務社員としての転職をしました。

▼ワーママ時短転職の活動についてはこちら

転職活動を始める前、時短勤務求人はないと思っていましたが、思ったより時代は変化していて、ワーママ専門の求人エージェントなどが増えています

それだけ世の中は人材が枯渇していて、働く時間が限られるママでも社会から離脱せずに力を発揮してほしいという企業も増えているのかもしれません。

ワーママ専門エージェントは、私が調べて実際使ってみただけで複数ありました。

前回、「子育てと仕事のやりがいを諦めない」時短転職について書きましたが、ここでは私が使ってみたサービスの紹介と特徴、エージェントとの良い関わり方についてを書いていきます。

ワーママ向けの転職エージェントは結構ある

私が実際登録したり、お世話になったり、登録をしたのは以下のエージェントです。

ママテラス


■ママリブラ


■QOOLキャリア


■リアルミーキャリア


■withwork

こうしてみると、意外とサービス提供会社の数がありますね。
一般的な転職活動をする際には、転職エージェントを2〜3つと複数登録して活用している人が多いです。ですが、私は今回まずは全てに登録やヒアリング・面談などを何らかの形で行いました。それは各エージェントの持つ求人数が大手エージェントと違い数が限られているからです。

なるべく多く登録し、浅く広く情報を集めることが、ワーママ専門エージェントとの関わり方としては良いのかなと感じました。

希望、職種に応じてエージェントを上手に活用

一方で、全てのエージェントが自分の環境や職種にマッチするとは言えません。私がヒアリングおよび使用した中で感じた特徴は、以下の点でした(主観が入っていますので、あくまで参考としてくださいね)。

・ママテラス:ベンチャーエージェント「アマテラス」のママ版サービス。ハイクラスの求人が中心で、ベンチャー企業の求人が主となる。

・ママリブラ:元パーソル出身者が立ち上げたエージェント。求人はミドルクラスからハイクラスまで割と幅広い印象があった。当時はサービス開始したばかりで求人が少なかったけれど、増えて来ている様子。

・QOOLキャリア:ミドルバックからハイクラスまで幅広い範囲の求人の印象がある。当時は求人数があまり多くなかった。

・リアルミーキャリア:IT系が多いようで、面談した時に私の希望する職種は難しいと最初に断りの一言があった。

・withwork:ワーママエージェントでローンチされたのが一番最近で新しい。ハイクラス求人、ベンチャーでも比較的大きめの企業求人が見られる。唯一女性向けではなく、パパ向けにも求人を展開しているところが特徴。

※ハイクラスの定義するところが各社違うようでしたが、フルタイム年収500万が一つの指標になっている様子。withworkは年収600万以上をハイクラスと定義していました。

それぞれ小さいエージェントながらも特徴があって、その辺りは地道に面談やヒアリングをして特徴を掴み、自分で取捨選択する必要があるようです。

どんな求人があるの?

求人は非公開が基本なので、どんな求人があって、どんな職種なのか気になるところですよね。

ママリブラでは求人情報を少し公開しているので、参考に見てみると良いかも知れません。

幅広い業種があるようには感じますが、その中でもIT系、Webサービス系、医療系、サスティナブル・環境系と比較的新しい業種が多いようでした。

一方職種で見ると思ったより幅広く、人事、経理、法務、経営企画、営業、広報や、最近増えて来ているカスタマーサクセスという職種も多くみられました。

反対にクリエイティブ系の求人(デザイン、編集、ライティングなど)は少ないようで、これらの職種に関して言えば、もしかしたらワーママ専門エージェント以外のところで探してみたほうが、求人数があるのかなとも少し感じました。

ダイレクトリクルーティングもある

また、今はダイレクトリクルーティング(自分で直接応募する形)でもママ向けのサービスがありました。

■リブズキャリア

リブズキャリアは、ダイレクトリクルーティングと、転職エージェント機能の両方があるようですが、ダイレクトリクルーティングの求人数が多い印象でした。一方、ハイキャリア層向けとは定義されているものの、個人的にはミドルバック中心の求人印象が多かったように思います。

さらに私はダイレクトリクルーティングのWantedlyも活用しました。

Wantedly

wantedlyは、ママ向け求人サイトではないため、公には時短勤務求人を掲載してはいません。ですので時短勤務求人を探すには少しコツが必要です。

ただし採用担当者とメッセージを交わすことや、カジュアル面談という、選考外でラフに話のできる面談があるため、それらの場を利用して「自分が時短勤務希望である」と伝えていました。

もちろん全ての企業がYESという回答ではなく、かなり確率は低めではあったものの、一方でwantedlyで時短勤務希望を伝えて、内定までたどり着いた企業もあるので、一般的なダイレクトリクルーティングからの時短勤務転職に可能性はあるというのが私の体感です。

ワーママ専門のサービスが良い点

私は今回ワーママ専門サービスの数々にお世話になって総じて良かったなと思っています。その中でも特に良かったと感じたのは以下の点でした。

・時短勤務希望やフレックス、リモート求人が多いこと、またそれらを考慮した求人を提供あるいは企業と交渉してもらえる。

・求人検索機能の一つで、子供のお迎えや帰宅時間から逆算して、自分に通える範囲の勤務地を探すことができる。

・面接の時など、子供が発熱したり不測の事態があっても、エージェントおよび企業側がおおらかに受け入れてくれること

・個別の転職相談や求人情報の公開お知らせがLINEでやりとりできるエージェントもあった。

これらの点は、通常のサービス以上にきめ細かい印象があり、とても助かりました。また、大手エージェントと違い、エージェント担当者のやりとり、スキルの棚卸しのためのワークや面談など、根気よく丁寧に付き合ってくださりました。

私自身、過去転職を複数回経験していて、これまで他大手エージェントなどでお世話になったことがあるものの、求職者の伴奏度合いを比較した中では、ワーママエージェントの数々がピカイチだったように思います。

以上、時短勤務転職活動の際にお世話になった、ワーママ専門転職エージェントの体験記でした。

もしワーママで転職を検討している人がいましたら、これらサービスを一考してみても良いかも知れません。





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