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勝敗は戦う前に決まっている

今日は、孫子の兵法、第四章の形篇です!この章は次に続く、勢篇と虚実篇の序章になっています。また孫子の兵法の基本になっている考え方でもあり第1章形篇にもつながる部分です。

孫子の兵法についてはこちら↓

計篇についてはこちら↓

昨日、ストーリー作りが面白かったのでまた作ってみました、まずはそちらから。


〜美樹の家族兵法〜どうしよう!夫の海外赴任が決まってしまった!

美樹(52歳)は、夫と高校生の息子、中学生の娘の4人家族の主婦です。ある日、夫が突然、海外赴任の話を持ち帰ってきたことで、家族全員が動揺し、意見が割れそうな雰囲気でした。美樹は、同じサッカー倶楽部に所属している友達との友情が何より大切な息子や、人見知りで静かな場所を好む娘の気持ちを考えるとどのようにしたら家族がバラバラにならずこのことを受け止められるのかと考え込んでしまいます。

そこで、先日ふと手に取ってとても面白いと思って読んでいた「孫子の兵法」を思い出し、これを実践してみようと思いました。

  • 家族みんなの思いや、状況を把握する:
    美樹は、家族それぞれの懸念を慎重に観察してみました。夫はキャリアアップの機会を逃したくない反面で、家族との別れを心配していました。息子は友人との別れを嘆き、娘は新しい環境への不安を抱えていました。

  • 事前の情報収集や調査:
    美樹は、家族で話し合う機会を作ることにしました。その前に、海外生活のメリットを調べ、子どもたちの教育や夫のキャリアにとってのプラス面をリストアップしました。同時に、現地の日本人コミュニティや学校についての情報も集めました。

  • 場の環境の整備:美樹は皆の好物を作り、リラックスした雰囲気を作りました。居間も快適に整え、ポジティブな話し合いができる環境を用意しました。

  • タイミングの選択:
    全員がくつろいでいる週末の夕食後を選んで、話し合いの場を設けました。

  • 柔軟な対応:
    美樹は、家族全員の意見を聞きながら、準備した情報を少しずつ提供しました。子どもたちの不安に対しては、具体的な解決策(オンラインで友人とつながる方法、現地での新しい経験の魅力)を提案しました。

  • マインドの整備:
    美樹は、この機会を「家族の冒険」として前向きに捉えることに決めて、みんなに接していたので、その姿勢が家族全員に伝染していきました。

  • 長期的視点:
    将来の家族の成長や経験の豊かさを強調し、一時的な不便や不安よりも長期的な利益に目を向けさせました。

結果として、家族全員が海外赴任に前向きになり、協力して準備を始めることになりました。直接的な対立を避け、十分な準備と戦略的なアプローチにより、家族の不安が解消されたのでした。

負けないためにできること

孫子の兵法を読んでいると、「負けない」ということが大切なのだと知ることができます。「勝つ!」と言った時にはなんだか、ドラマチックな勢いを感じるのですが、「負けない」という言葉には自らの「隙」を無くすような、綿密な計画性を感じます。そして相手の「隙」をじっと待って狙いを定めるような「守り」の戦略。そんな地に足がついた智将に狙われたら大変ですね笑

しかしこの「孫子の兵法」は今日主婦に置き換えたように日常生活や、実際の仕事の場面でも使えるので、少しづつでも学んで生かしていけたらと思います。

明日は、第5章の勢篇、「システム」で戦うことの大切さについてです!

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