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日曜日の予定を「空白」にしたら、心に「余白」ができた。

皆さん、「日曜日」はどんな風に過ごしていますか?

私が東京に住んでいて、まだ世の中的に自由に外出する事が出来ていた頃。
(つまり3年ほど前)
日曜日の夜こそ家でゆっくりしていたものの、
夕方17時頃までは出かけたり、友達と会ったり・・・
結構アクティブな生活を送っていたと思います。

そこから、どんどん外出自粛をしなければならない風潮に変わり、
基本的に週末もずっと家で過ごして・・・

私だけでなく、日本だけでなく、世界的に、
週末の過ごし方がガラッと変わった瞬間でした。

あれから約3年が経った今。

私は今イギリスに住んでいますが、外出制限は一切ありません。
つまり、各自の行動は、各個人に委ねられるようになりました。

前置きが長くなりましたが、
「外出制限」を経験した後の、現在の日曜日の過ごし方について、
今回は書いてみたいと思います。

なぜ、日曜日なのか (土曜日は?)

今回のテーマを決める上で、最初は「週末の過ごし方の変化」について書こうと思っていました。
でも書いていて気付いたのは、土曜日は変わっていなかった・・・(笑)という事。

土曜日は、基本的に外出をして過ごしています。
行った事のないエリアに踏み込んでみたり、気になっていたレストランに行ってみたり。
この過ごし方は、日本に居た時も同様です。(外出制限前の話です)
例えば、「今週末は高円寺で飲み歩きを経験してみよう!」とか・・・

「何かしらの経験」を得たい日が、私にとって土曜日です。
逆に、土曜日以外はいつも同じような行動を取っています。

ちなみに、金曜日の夜も週末に含める!と考えている方も何名かはいらっしゃるのでは?と思い、簡単に金曜日の夜の過ごし方を書くと、
「お酒を飲んで、夜更かしをする日」です。(場所は問わない)

Pubにて

これも変わっていません。(笑)
場所は問わないので、家飲みの時もあれば、居酒屋(イギリスではPub)に行く時もあります。

つまり私の週末の過ごし方は、日曜日だけ変化したのです。

日曜日は、あえて予定を空白にする。

タイトルに回答を既に書いてしまいましたが、
今現在の日曜日の過ごし方は、「予定を空白にしておく」という過ごし方。

「予定を空白にしておく」という事は、事前に友人から誘いがあっても、なるべく日曜日を避けるようにしたり、美容室の予約を入れないようにしたり。

とにかく言葉通り、「○時に何の行動をする・・」と予め決めないでおきます。
つまり簡潔に言うと、時間に縛られない一日を過ごす、という事。

多くの人が、平日は色んな時間に縛られて過ごすと思います。
会社員の方は、就業に間に合うように起床し、お昼休みの時間も制限があって、仕事が終わるのは大体夜で・・・etc

フリーランスで就業時間が決まっていない方でも、
日々のタスクをこなす為に、○時までは仕事しよう・・というように、
時間を決めて行動する方が大半かと思います。

そんな時間制限のない、
「予定を入れない日曜日」を過ごすようになったキッカケは、
私の場合2つあります。

1つ目は、外出制限を経験して、家でゆっくりする事の心地良さを知った事。
外出制限前は、予定を入れる事が重要だと思っていました。
逆に予定が何も無いと不安になったり、スケジュールを埋める事に必死だったように思えます。
でも強制的に、自宅で過ごす事が「良し」とされるようになってからは、
そんな不安は全くなく家でゆっくり過ごす事が出来るようになりました。

それは、他の人も皆同じく家で過ごしていたから。
今は私生活をSNSで発信する人が増えています。だからこそ、友人が外で遊んでいる事も簡単に知れてしまう。
皆が外に出ているのに自分だけ予定なく家にいると、置いていかれているような錯覚に陥ってしまっていました。(今では全くありません)

でも外出制限時は、逆にSNSで皆が家で過ごしている様子を確認する事が出来ます。
だから、不安な感情を抱く事なく家でゆっくりする事が出来ました。
上記の理由から、家でゆっくり過ごす事がいかに精神を落ち着かせるか。
そんな発見が、1つ目の理由です。

2つ目は、ヨーロッパでの日曜日の過ごし方を目の当たりにした事。
この事について、次の項目で説明したいと思います。

ヨーロッパの日曜日の過ごし方

先ほど「予定を入れない日曜日」へのキッカケとして、
外出制限を経験した事と書きました。

ただこの理由は、ほんの少しのキッカケに過ぎません。
私の日曜日の過ごし方を大きく変えた要因は、
2つ目の、ヨーロッパでの日曜日の過ごし方を目の当たりにした事です。

イギリスに来て間もない頃は、実は土日をフルに使ってロンドン中を歩いていました。行った事のないエリアばかりで、この国について知りたくて必死でした。

数週間が経過して、
いつものように日曜日のお昼頃街を歩いていると、
ふと、周りに人気がなく、静かで少し寂しいような印象さえ持ちました。

今まで気付かなかったのですが、
日曜日外を歩いているのは観光客っぽい人ばかりだったのです。
現地の人はあまり外に出ていないという事を知りました。

スーパーだって、午後4時には閉まります。
レストランも、日曜日は休業の店が幾つもあります。

ちなみにイギリスには、サンデーローストという食べ物があります。

言葉の通り、日曜日に食べるロースト料理。
チキンやビーフなどのお肉や野菜をローストした食事を、日曜日にゆっくり食べて過ごす。
そんな昔からの文化があるほど、
日曜日を家で過ごす事が一般的である事が分かります。

ヨーロッパでは、日曜日は家族と一緒に家で過ごす。
そんな過ごし方を目の当たりにしました。

予定を空白にして、変わったこと。

実際に日曜日の予定を空白にしてみて、変わった事があります。
それは、心にゆとりが出来、自分と向き合う時間が増えた事。

朝は、早起きしても昼まで寝ていても良い。
お昼は家で適当に食べても良いし、近所のカフェで済ませても良い。
夕飯はデリバリーにしても良いし、16時くらいからワインでも飲みながら料理をし始めても良い。

予定を空白にしておく、とは、
別に一日家に引きこもらなければならない、という訳ではありません。

外を散歩したくなったら外に出ますし、
ただ、事前に予定を入れないでおくだけです。

これは本当に、心にゆとりが出来ます。

又、予定を予め入れていないと、やはり家で過ごす日曜日が増えます。
(これは、前述したヨーロッパの日曜日の過ごし方を目の当たりにしてからです)

そうすると、いつもは忙しくてなかなか考えるに至らなかった
これからの仕事についてや、スキルアップについて考え始めたり、
これから行ってみたい地域やお店を検索し始めたり、
趣味に没頭したり、本を一冊読破してみたり・・・

そんな、自分と向き合う事に多くの時間を費やす事が出来るのです。

最近の私達(私と彼)は、私は動画編集の勉強、彼はサッカー観戦や旅行の計画にそれぞれ没頭していて、夕方頃やっと、「お腹すいたね。何食べようか?」という緩い会話を交わしています。笑

日曜日は1週間の始まり?終わり?

週の始まりは、「日曜日」か「月曜日」か。
これに関してはそれぞれ感覚が違うように思えます。

そもそも宗教上の理由で、キリスト教は日曜日が週の始まりとされているそうです。
この考え方が徐々に広まり(特にアメリカや日本)、
「週の始まりは日曜日」という考え方が多くなりました。

逆にヨーロッパでは、キリスト教の方が沢山いるにも関わらず、週の始まりは月曜日と考えているようです。これには、ISO(工業規格を国際的に標準化する機構)の勧告に従っている為だとか・・・
ちょっとややこしいので、この件はここまでにしておきます。

宗教上や各国によっての基準はさておき、
各個人の意識についてはどうでしょうか?

人によって、または気分によって変わってきたりしませんか?

私の場合、昔は週の始まりは月曜日派でした。
何故かといと、土日をフルで遊んでいたので、土曜日と日曜日が繋がっているような感覚だったからです。

でも日曜日の過ごし方が変わった今、週の始まりは日曜日派です。
マックスで疲れている曜日は土曜日で、日曜日は一週間のリセットのような位置付けになったからです。

週の始まりがどっちかなんて、勿論正解はありません。
もっと言えば、各曜日の過ごし方の正解なんて物も存在しません。

環境が変わって、考え方が変わると、
時間の使い方が変わっていく。

時間の使い方が変わると、今後の自分の人生をも変えていく。

時間は、本当に大切なものですよね。

自分なりの時間の使い方を身につけて、
満足のいく一週間を過ごしましょう(^-^)!

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