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ReFaの超高級シャワーヘッド「ファインバブルS」の効果とは?

ReFaの超高級シャワーヘッド「ファインバブルS」の効果とは?

美容ローラーで有名な『ReFa』。
2009年に登場して以降、類似品が多く出回っているのにも関わらず圧倒的なブランド力で人気を誇っています。
世界累計販売数はなんと1000万本を突破!サッカーのクリスチャーノ・ロナウド選手との提携も話題になりましたよね。

そんなReFaはが新たな事業展開としてヘアケア領域へ参入してきています!
ドライヤー、ヘアアイロンに加え、2021年に誕生したのがFINEBU

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化粧品成分で見かける「スイセンジノリ多糖体」の意外な効果とは?

化粧品成分で見かける「スイセンジノリ多糖体」の意外な効果とは?

化粧品好きの方は、商品を手に取るやいなや裏面の「全成分表示」をご覧になる方も多いのではないでしょうか。
化粧品は、その目的に応じて様々な成分が配合されていますが、名脇役とも言えるのが「増粘剤」です。
化粧水であれば、手からみるみるこぼれ落ちることを防いでくれますし、ポンプ式のタイプであれば勢いよくどこかへ飛んでいってしまうことを防いでくれます。乳液・クリームであればとろみを出して保湿感を演出する他

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”炭酸洗顔”で本当に肌は綺麗になるの?

”炭酸洗顔”で本当に肌は綺麗になるの?

「炭酸美容」「炭酸風呂」など、美容分野には「炭酸」という言葉が根強く浸透しています。
炭酸とは、一般的に「炭酸ガス(CO2)」のことを指しています。
分子量が非常に小さく水にも油にも溶けやすい性質から、肌の深部まで浸透し、血行促進効果を発揮。またそれによる細胞代謝活性化による美肌効果などが期待されています。

今日は、日本化粧品技術者会の第87回研究討論会での花王さんの発表「微細な炭酸泡による洗浄

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ヒトの手のひらがウィルスを不活化する!?花王の研究がすごい!

ヒトの手のひらがウィルスを不活化する!?花王の研究がすごい!

会社や学校にいると、一年に何回も風邪を引いたりインフルエンザに毎年かかる人と、小学校から大学まで皆勤賞!みたいな元気な方もいますよね。
風邪を引きにくい方が皆さんよく食べてよく寝て、不健康な習慣を一切していないかというとそんな気もしません。
一体、何が違うのでしょうか?

今日は、日本化粧品技術者会第286回学術講演会にて聴講した「手指が生来有する感染症に対するバリア機能に関する研究」(花王株式会

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ブルーライト&赤外線の肌への影響[新知見]

ブルーライト&赤外線の肌への影響[新知見]

PCやスマホからも出ているという「ブルーライト」。
肌に悪影響があるらしい!ということで、ブルーライトカットや、対応する植物エキスなどが化粧品業界でもぽつぽつ現れています。

また、お肌に良いと思われていた「近赤外線」も、実は悪影響があるらしいということで、昨今は近赤外線の肌への影響も注目されています。

今日は、先日に引き続き日本化粧品技術者会の第87回研究討論会より発表された「日常生活における

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速報!第87回SCCJ討論会 最優秀発表賞は「リポソーム」について!

速報!第87回SCCJ討論会 最優秀発表賞は「リポソーム」について!

毎年開催される日本化粧品技術者会の研究討論会、今年はオンラインでの開催でした!

最優秀発表賞が発表されたので、速報です!

研究タイトルは『リポソーム製剤が形成するラメラ構造に着目した肌効果メカニズムの解明』
コーセーの黒木 純子さんのご発表でした👏✨

コーセーさんのリポソームといえば、今年リニューアルで話題となった、ロングセラー化粧品「モイスチャーリポソーム」ですよね✨

リポソーム製剤が

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同僚はなんとも思わないけど部下には好かれないヘアスタイル

同僚はなんとも思わないけど部下には好かれないヘアスタイル

女性のメイクアップに関する印象研究はこれまでもずっとされてきましたが、
最近は男性の印象研究についても盛んに報告がされています。

今日は、第26回日本顔学会大会『フォーラム顔学2021』にて聴講した株式会社マンダムの研究「ミドル男性のヘアスタイルが見た目印象に与える影響」から、
年齢・性別によるヘアスタイルの印象の違いについてご紹介したいと思います。

年齢を重ねたら部下や後輩も出来ます。ヘアス

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湯シャンでウィルスは落ちるのか?

湯シャンでウィルスは落ちるのか?

皆さんは「湯シャン」を実践されたことはありますか?

”洗いすぎ”が良くないという考えからか、界面活性剤に苦手意識を持っている方が始めたのか、
シャンプーを使わず、お湯だけで頭髪を洗う「湯シャン」を実践されている方が一部いらっしゃいます。

湯シャン自体には様々なご意見があると思うのですが、昨今のコロナウィルス感染拡大を受けて、ウィルスは髪に付着するのか、またそれは湯シャンで落ちるのかについて、文

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皮膚は色や光を識別できるのか?

皮膚は色や光を識別できるのか?

私達は視覚によって色を認識することができます。では、皮膚ではどうでしょうか?
皮膚は紫外線を浴びるとメラニンを生成することは広く知られていますし、
最近ではブルーライトや近赤外線が肌老化の要因となることもわかってきました。

そうとなると、その間の波長である可視光領域でも、肌の応答が変わっていても不思議ではないですよね。

今日は関連する書籍や文献から、可視光と皮膚の関係について、ご紹介したいと思

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