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『永遠の1秒』

もう今日になります。
東日本大震災で被災された方々にお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方やそのご家族に、お悔やみ申し上げます。


3.11までに上映が終わりそうだったので、慌てて行ってきました。


【あらすじ】↓

コメディが得意なアメリカ人の映像ディレクター、スティーブは、東日本大震災のドキュメンタリー制作のために来日する。
だが、被災地を訪れた際、目にした演劇の舞台をきっかけに、コメディ映画を作ることを考える。
ところが、取材を重ねる中で被災状況を目の当たりにした上、週刊誌に誹謗中傷記事が出るなど、暗雲が立ち込めてしまう。
それでも、彼には映画を撮らないといけない理由があった。
一方、震災で息子を亡くし、ロサンゼルスに移り住んだ日本人シンガーの麗子は、歌のせいで息子を失ったという罪悪感に苛まれ、再びシンガーとして活動することができず、日本に残してきた夫と向き合うこともできない年月を過ごしていた。
そんなある日、麗子は夫からの手紙の中に“あるもの”を見つけるが……。



行って良かったです。
帰りの電車で、顔上げるの恥ずかしいぐらいに泣きました。
でも大笑いしました。

自殺しようと首に縄かけたけど、今晩のご飯はカツ丼よと言われて死ぬのは食べてからでもいいか、なんて思ううちに今日まで生きてしまった。
人間は滑稽で、たくましい。

何があってもお腹はすくし、出来たらクスッ笑いたい時もある。


「戻っていたら助けられたかもしれない。でも戻っていたら私も死んでいたかも。だから私は戻らなかった」
いまだ帰らぬ家族を思い話すボランティアさん。

「なぜ、流された場所にまた住むのですか?」
とたずねるスティーブさんに
「忘れるんでしょうね。被害にあった人は、山に住むようになったけど、被害にあっていない人は忘れて住んでしまう」
と答えられるのが、響きました。

観て良かったと心から思える映画でした。
惜しむらくは、上映館が少なく上映期間が短いのが残念です。
本当に観てほしい一作でした。

『カメとめ』の上田監督の作品なのに…
と言いながら観てないんてすけどね😅💦


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