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【創作小説】まわれ!今川やきくん!ベルギーの巻(13)


“ カメ推し ”に続いて、“ モアイ像 推し ” で ととどめのボッシュートを喰らった水玉模様の今川焼き。そろそろこの場を退場か…?

そして ついでに話すと
〜日本にあるモアイ像…日本の宮崎県には レプリカが7体あるんだよ!
そして宮城県にもイースター島から送られた本物のモアイ像が1体、しかも目がついてる!のがあるよ!
昔、モアイ像を作るのに 日本人が手伝ったからだそうだよ!




〜〜〜



「イースターは命を迎える大事な日。みんなみんな祝福される日!」

「うん!!そうさ!そうだよ!ワッフルさんは ベルギーの代表のお菓子として、イースターの時期に作られた 祝福のお菓子さ!」

「ふふ!ありがとう!今川やきくん!」

「そしてチョコレートのイースターエッグは 大事なイースターの時期にお土産として世界に発信されて行くんだよなーー!」

「ぺっぺーー!」

「ピーー!」

「そうよね!青い鳥を書いたメーテルリンクだって ベルギーのゲントで生まれているけど、フランスに渡って、影響を受けて、フランスからも作品を発信していたのよ!フランスのお城まで買っててるんだから!」

「ああ!? 何だって!?城を買うだって!? そ、それは “ 風雲!た○し城! ” じゃなくて、本物か?」

「もちろん本物よ!フランスから伯爵の称号も貰ってるのよ!」

「何だ!?今度は 伯爵を貰うだって!? それは 白菜より旨いのか?」

「食べ物じゃないってば!」


オイ!そこの…。とどめを刺されたのに まだボッシュートされたいか?


「だから 周りの意見や物事だけにこだわらないで もっといろんな物事を見て、自分の想いを発信出来たら ステキな空気が広がって行くんじゃないかしら…?」

「ステキな空気? それは旨そうだぜーーーーっ!青空だな!!」

「ペーーーー!」

「ピーーーー!」

「ああ!ん…?オレ…今…今何か…オレの中に何かがストンって入った気がしたんだが…」

「ぺぇ?」

「ん〜ん…挑む…。挑むこと…。う、う〜ん…」

「ぺ、ぺぺぇ…」

「ストンって何だろぉーーーーっなぁーーーーっ!?」



今川やきくんが 世界を回って挑んでいること…。
挑むことって、もしかしたら 競うことでも、勝負することでもないのかもしれないね…。



次回に持ち越しを含みつつ…
ベルギーの巻 完
次はどこへ…。


続く

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