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能ある鷹は爪を隠す?

こんばんは、☺(かお)です。
皆さんは、何かを成し遂げた時、言いたい性分ですか?あえて言わないタイプでしょうか?
↓↓↓にも書いた通り、私は、言いたいタイプです。言う相手とタイミングは選びますが…


この記事を書こうと思ったきっかけ

一冊の本です。
事務所にいる役職トップの偉い人が、
読んだ本を共有本として置いててくれるんですが、その中の一冊。

お読みになったことのある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。私は参考になりました。
特に、任せられるコンサルは聞くことや深堀することで、相手に問題認識をさせること、聴く力で信頼を得たこと。
また、言葉の定義付けを意識して話すこと。
とても勉強になりました。


話題を元に戻して。
いい本だと思ったので、感謝を伝えたかったんですね、読むきっかけを与えてくれたことの感謝を。
その過程で考えたことがあったので書いてみました。

相手の承認欲求を満たしてあげる、が目標

私が上司・後輩・関係者など、仕事上でお付き合いする方との会話で心が画けているのは、相手の承認欲求を満たすこと。
※その重要性は前述の本にも記載があり、答え合わせになりました。

例えば、本を読むきっかけになった、役職トップの人にとって、部下がその本を読むことで何か学んだことがあるのであれば、嬉しい出来事になります。
選んで読んで共有してよかった。ちゃんと読む人はいるんだ。と。

小さなことではありますが、感謝は伝えないより伝えた方が良い。私は伝えました。
「今、話す前に考える、の本を読んでいます。とても勉強になって、共有してもらったこと感謝しています」
って感じで。
そうすると、
「いいよね、話す前に考える、っていう視点がいいと思ってね。今はこれを読んでいるよ・・・」
と話しが広がりました。
かなり仲良くさせてもらっている人ということもあって、本について20分も話し込むことになりました。

大きく記憶には残らないけど、無駄じゃなかったんだね~とちゃんと思ってもらえるし、より一層このチームの為に動いてあげよう。そこまで思ってもらえるかわかりませんが、そう思ってもらえてるといいな。


自分話になってしまうと、相手の承認欲求は満たせない

この時に、感謝よりも先に例えば、
「本を受けて、話し方をこう変えてみたんですがどうですかね」
とか、
「電車に乗っている時間というのは有効活用しないといけない時間ですよね、私は読書してますから」(キリッ)
なんて言っちゃうと、アドバイスは得られるかもしれませんが、せっかく感謝を伝えたいのに自分話が強くなって、なんだかもったいない気がします。

話していくうちに、本のどこが参考になったのか、深堀する機会があれば話したらいいし、どういう時間で読むのか、というトピックになったら通勤時間に読んでいることを言えばいいんです。
自分が思っているアピールは、意外と、アピールではなく、ただの自分話になっている可能性があります。


偉い人ほど、傾聴の姿勢が素晴らしいと思う(例外もあり)

組織の中で偉くなっている人ほど、自分話よりも、相手の承認欲求を満たしていると思います。
先日、伝え方について書いた時も、見習いたいことを書きましたが、改めて感じることとしては、
傾聴の姿勢があるなぁ~です。
・さえぎらない
・理解できるまで掘る
・雑談の時もきちんと話を聞き、相手を認める
出来そうで、簡単ではないですから。

例外もあり、と書いたのは、ある種カリスマ的というか、ワンマン的なというか、相手ありきではなく自分一人で仕事してます!っていう考え方の人も稀にいて、出世していると思ったことがあるからです。
そういった人は、たいてい、「人間性はう~ん、褒められたもんじゃないけど、賢い。頭が切れる」というった形容をされているイメージがあります。

やっぱり、能ある鷹は爪を隠す

何か成し遂げた時。自分が得意な分野の時。率先して自分話をしたくなることはよく理解できます。
そんな時は、相手とのさりげない話をしているときに自慢するのではなく、逆に、
「聞いて聞いて~!!」と話してみては?と思います。

私は、とんでもなく嬉しいことがあった時、「聞いててください!○○ってことがあったんです!!!」と話しました(笑)まだかわいげがある?(笑)

偉い人と話をしていて、成し遂げたこととか、自虐的に話されていることはあっても、自慢げに話されていることは少ないです。
よくよく話を聞いてみるとおぉ、すごい人だった…みたいな感じ。


「可愛げ」で済む間は、嬉しかったことは素直にオープンにして、あと1~2年経ったら、爪を隠せる鷹になれるように、がんばりたいなと思います。

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