見出し画像

伝え方について考える。繊細な若者だもの。

こんばんは、☺(かお)です。
自己紹介に書いたように、27歳の営業ウーマンです。27歳って、どんな印象でしょうか。
高校生にとってはもうおばさん?
50代にとっては子供くらい?

個人的には、まだ感性は若者(でいたい)です。

そんな、「自称若者」の私ですが、ベースはポジティブモンスターとはいえ、繊細な部分もあります。
年輩者からの言葉一つ、態度一つで簡単にいろいろ被害妄想してしまうことがあります。


出来ないことを端的に伝えてくれる人

他部署との会議中。
営業活動のサポートとして運用しているシステムについて、何か要望があるか。
との投げかけがありました。

せっかくの機会だし。
感じていることを伝えてみよう。と思い、
3つほど、要望を出してみました。

返ってきた回答は、端的に。
・それはシステムの関係上、対応できません
・それはほかの部署が担当しているので、わかりません
・それはわざとそうしていますので、変えません。

でした。
どんな印象を持ちました?
端的でわかりやすい!
会議が長引かなさそうでいい!
そんな印象もあると思いますが、
私が受けたのは「冷たいな~」という印象です。もちろん、相手の人間性などにもよるのでしょうが(笑)

「要望はありませんか?」の問いに対して私が求めていたのは、即日の回答ではありません。ただ、こんなことを考えている。他にも要望があったら検討してほしい。そういった、ただの意見です。

そっちが聞いてきたから、プレイヤーとしての一意見を出したのに、なんで全く検討せず、メモもせず持ち帰ってくれへんの!?
それが本音でした。

結局、私以外からも出た意見についても論破して終了した会議に、何の気付きも得られませんでした。


要望を形に出来ないことはうっすら分かっていても、一旦理解しようとしてくれる人

また別日に。別の部署とのミーティング。
今度は製品試作を考える、いわゆるマーケティングの部署との会議でした。

何か要望は無いか。質問は無いか。疑問に思っていることは無いか。不満はないか。
かなりフランクに意見を出す様依頼されました。

若手からベテランまで、いろんな人が出席し、多岐にわたる質問や要望が飛び交いましたが、質疑への回答者へ持った印象は、「すごい人だな~」です。
なぜなら、我々の意見に対し、
否定しない。
同意できるものには同意を示す。
内容が理解できない部分は理解できるまでディスカッションする
メモを残す
ということが見て取れたからです。

凄くないですか?なかなか出来ないことだな、と感じました。


シチュエーションによるが、私は後者がスキ。

確かに、会議の進捗では前者の方が早く、簡潔に終了するでしょう。でも、どちらも、当日の会議の目的は、ブレインストーミング的な意見収集だったと理解しています。
時間は十分に用意されており、新しい視点を求める、現場の意見をくみ上げる、そういった目的でした。

その場合はやっぱり、その場での回答をする(できないと言い切る)ではなく、一度持ち帰る/一度認める、ということをしてくれるといいなと思います。

ワンクッションでも、認めてもらえたら嬉しいものです。自分の意見が議論の中心になったなら、考えが無駄じゃなかった、と実感できます。
少なくとも私はそういう感性を持っています。

もちろん、聞きっぱなしではダメなので、出した意見に基づいて、実際に動いてくれているのか、そこも重要です。
そこで、
できないことはできない。
出来そうなことはいつ頃を目途に実装するか。などの回答をしてもらえるといいのかな、と思います。


見習いたいフレーズ

後者が、当日に使われていた言葉ですが、私も使えるようになりたい。他人を認め、意見を尊重できる人になりたい、そう思いました。

いつか使いたいフレーズ(?)
・いいね、面白いね。
 (なぜ面白いと思ったかの理由を述べる)
・そんな考え方もあるんだね、新鮮だね。
・他の人はこう言っていたけど、
 そこについてはどう思う?
 (関連する事象について、意見を求める)

なんてったって繊細だから。

この受け答えだけで2000字余りも書いてしまうのだから、前者会議当時の感情は、かなりの違和感だったようです。

そして、この違和感は、
私だけでなく他の方も感じていました。
やっぱり。言わないだけで思ってるんだ。

気にしないと思っていても、思いのほか他の人からの意見はしっかり記憶に残ります。
若者だけがそうとは言えないですが、ぜひシチュエーションが許せば、否定しない意見出しを出来る様に工夫してもらえると、きっとより良い会議になるはず!そう思います。

この記事が参加している募集

振り返りnote

仕事について話そう

いただいたサポートの半分は、ユニセフ募金を通じて募金致します。 残り半分は、私の活力となる、トンカツを食べに行くために使用させていただきます!