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アルゼンチン発 科学×本能の融合『フットボールヴィセラルトレーニング 無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編]』6月6日発売!

阿部勇樹(元日本代表)氏推薦

久しぶりのサッカー本刊行です!

アルゼンチン発 科学×本能の融合

教育・芸術の創造性にも通ずる「無意識」をトレーニングする新たなパラダイム

神経科学の実用→瞬間的な認知の獲得→プレー実行スピードの加速

『フットボールヴィセラルトレーニング 
無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編]が6月6日より順次書店に並びはじめます。
「本能、直感を刺激する」先鋭のトレーニング理論がいいよベールを脱ぐ!

阿部勇樹(元日本代表)氏も推薦
「いろいろ考えてプレーするより、体が無意識に反応しているときのほうが、いいプレーができていた」

書影はAmazonへリンクします

『フットボールヴィセラルトレーニング
無意識下でのプレーを覚醒させる先鋭理論[導入編]
ヘルマン・カスターニョス 著
進藤正幸 監修
結城康平 訳
ISBNコード978-4-86255-683-7
定価:2,860円(本体2,600円+税)
判型:四六判
ページ数:374P
発売日:2023年6月6日
出版社:カンゼン

アルゼンチン発 科学×本能の融合

教育・芸術の創造性にも通ずる「無意識」をトレーニングする新たなパラダイム

神経科学の実用→瞬間的な認知の獲得→プレー実行スピードの加速


アーセン・ヴェンゲルは「サッカーの試合を変革する次のカギは、神経科学だ。次に学ぶべきステップは、脳のスピードなのだ」と言った。なぜなら、現代サッカーは肉体的、戦術的ともにもはや極限のレベルに到達し、リオネル・メッシが1秒でプレーを解決するように、今や無意識下でのプレーを覚醒させるフェーズを迎えているからだ。2022年のカタール・ワールドカップを制したアルゼンチン生まれの「ヴィセラルトレーニング」は、神経科学を実用的に用い、無意識をトレーニングすることで、瞬間的な認知を可能にし、プレー実行スピードを加速させる。ドリルトレーニング、アナリティックトレーニングといった伝統のトレーニングを覆し、エコロジカルアプローチ、ディファレンシャルラーニングのさらに上を行く、「本能、直感を刺激する」先鋭のトレーニング理論がいよいよベールを脱ぐ。

CONTENTS

監修者まえがき
第1章 序論
第2章 拡張されるトレーニング
1 拡張されるトレーニング
2 拡張される専門性
3 ヴェーバー・フェヒナーの法則とヴィセラルトレーニング
4 ヴィセラルトレーニングにおけるマルチタスク
5 3本の柱(専門性・移行・モチベーション)
6 時間軸における緊急性
7 なぜヴィセラルトレーニングなのか?
第3章 複雑系
1 ヴィセラルトレーニングと複雑系のパラダイム
2 偽の複雑系と偽のエコロジー
3 サッカーにおけるTPNとDMN
4 「高速認知1」対「高速認知2」
5 TPN・DMNネットワークの戦術的・戦略的な価値
6 計画と直感
7 精神速度の遺伝学と身体速度の遺伝学
8 コオーディネーション能力のキャパシティ
9 無意識の重要性
10 マルセロ・ビエルサと無意識
第4章 パラダイムチェンジ
1 パラダイムチェンジ
2 エコロジカルパラダイム
3 変動性
4 自己組織化と自己創出
5 自己組織化についての学び
6 自発性の調整
7 カオスの探求
第5章 神経科学
1 奇をてらわない神経科学の適用
2 サッカーと神経科学の融合
3 視床腹内側部と意思決定
4 ドーパミンと「新規性」
5 大脳基底核と行動の調節
6 小脳と予測
7 前帯状皮質と忍耐力
8 扁桃体と脅威の検出
9 海馬と欺瞞
第6章 ヴィセラルトレーニングの導入
1 ヴィセラルトレーニングとは何か?
2 ヴィセラルトレーニングとメタ認知プロセス
3 急に出現する「柔軟な行動」
4 認知的葛藤
5 意識よりも優れた無意識
6 即興性
7 非線形教育学
8 心の倫理と相互作用主義
9 統計的学習
10 ヴィセラルトレーニングと暗黙的学習
11 暗黙的学習の強み
第7章 ヴィセラルトレーニングにおけるその他の関連項目
1 ヴィセラルトレーニングとディファレンシャルラーニング
2 進化を助けるツールとしての「失敗」
3 牡蠣なのか? それとも真珠なのか?
4 サッカーと人生における失敗の価値
5 失敗・因果推論・フィードバック
6 なぜ失敗を避けるのだろうか? 7 生存トレーニングとしてのヴィセラルトレーニング
8 結論
監修者あとがき
訳者あとがき

サンプルページ

監修者まえがき

第3章 複雑系 TPN・DMNネットワークの戦術的・戦略的な価値

第3章 複雑系 計画と直感

第3章 複雑系 マルセロ・ビエルサと無意識

第4章 パラダイムチェンジ 
10個のパラダイムチェンジ / エコロジカルパラダイム

第6章 ヴィセラルトレーニングの導入 
ヴィセラルトレーニングとは何か?

第6章 ヴィセラルトレーニングの導入 即興性 

第6章 ヴィセラルトレーニングの導入 非線形教育学

第7章 ヴィセラルトレーニングにおけるその他の関連項目 
失敗・因果推論・フィードバック

プロフィール

【著者】
ヘルマン・カスターニョス(Germán Castaños)

アルゼンチン・ネコチェア在住。体育学の教授であり、サッカーのフィジカルコーチやハンドボールのコーチを務め、世界各国で行われているプレゼンテーションイベント「TEDx」でも講演者を務めた。コンサルタント、スポーツジャーナリスト、ライター、コンテンツクリエイターなど、幅広い領域で活躍している。認知トレーニングやモチベーション管理などを含めた、選手のパフォーマンスを最大化する方法を実践的に導入するパイオニアとして知られ、神経科学を実用的に用い、認知、意思決定、無意識下でのプレーを最適化する革新的なトレーニング方法である「ヴィセラルトレーニング」の作成者でもある。

【監修者】
進藤正幸(しんどう・まさゆき)

1958年11月24日生まれ、東京都出身。私立城北高校、国士舘大学体育学部卒業。私立高輪高校保健体育科講師・サッカー部監督、国士舘大学サッカー部コーチを経て、東京工業大学附属科学技術高校体育教諭・サッカー部監督。94年国民体育大会少年の部東京都代表コーチ、95年国民体育大会少年の部東京都代表監督、96年国民体育大会成年2部・97年国民体育大会成年の部東京都代表コーチ。訳書に『サッカー・サクセスフルコーチング―指導者として成功するために』(大修館書店)。現在は東京工業大学附属科学技術高校サッカー部の部長。

【訳者】
結城康平(ゆうき・こうへい)

1990年生まれ、宮崎県出身。スコットランドへの留学を経て、フットボールライターとしての活動を開始。海外の文献、論文を読み解くスキルを活かし、ヨーロッパの概念を日本に紹介。通訳・翻訳・編集・インタビュアーとしても活躍の幅を広げている。著書に『欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて』(ソル・メディア)、『“総力戦"時代の覇者 リバプールのすべて』(同)、『TACTICAL FRONTIER 進化型サッカー評論』(同)、『フットボール新世代名将図鑑』(小社)、『サッカー戦術の最前線 試合を観るのが10倍楽しくなる』(SBクリエイティブ)。訳書に『エクストリームフットボール 欧州の勢力図を塗り替える巨大ドリンクメーカーの破壊的戦略』(小社)。

監修者まえがき

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