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臨床医学 自作まとめ

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学んだ臨床医学について、主にCBTレベルでざっくりとまとめた記事
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2020年5月の記事一覧

リウマチ膠原病学 成人発症Still病・シェーグレン症候群など

成人発症Still病Still病は若年性の特発性関節炎 全身型、少数関節型、多関節型の3タイプにわ…

神坂
4年前
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臨床診断学 貧血・多血症

貧血の定義赤血球数の病的な減少 主にヘモグロビン濃度で評価する ただし妊娠や脱水などで循…

神坂
4年前
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生活習慣病学 疫学

疾病予防一次予防:健康促進、疾病予防→健康教育、栄養指導など      特殊予防→予防接…

神坂
4年前
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放射線医学 中枢神経腫瘍

照射法定位放射線照射(ガンマナイフ) 脳内の1点にガンマ線を集中させることで低侵襲、高効…

神坂
4年前
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整形外科学 上肢疾患

手根管症候群手根管には長母指屈筋腱と9本の浅・深指屈筋腱群、正中神経が走っている この手…

神坂
4年前
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整形外科学 上肢の外傷

小児上腕骨顆上骨折小児で最頻発 滑り台、ブランコなどからの転落・転倒時に肘関節を伸展して…

神坂
4年前
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放射線医学 画像診断

放射線診断単純X線 CT MRI 血管撮影 超音波検査 CTCT値:水を0とした物質の密度を相対値で示す 撮影法 ノンヘリカルスキャン:患者は静止 頭部撮影で用いる ヘリカルスキャン:患者が移動 短時間で撮影可能 全身撮影で用いる MRI磁力に共鳴した水素原子核が発する電波による画像診断 CTに比べて 被曝なし 造影剤不要 体内に金属あると使用不可 撮影時間が長い 血管撮影カテーテルを血管内に進め、造影剤を注入して血管形態を観察する 画像下治療(IVR)画像診断

生活習慣病学 生活習慣病とがん

発がんリスクの分類グループ1:発がん性あり グループ2A:おそらく発がん性あり グループ2B…

神坂
4年前
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生活習慣病学 呼吸器疾患

慢性閉塞性肺疾患(COPD)タバコの煙などにより気流閉塞、進行性の労作時呼吸困難・慢性の咳嗽…

神坂
4年前
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救急医学 消化器系

腹痛基本治療 気道確保、輸液などによるバイタル安定 腹膜刺激症状を伴う場合緊急手術 見落…

神坂
4年前
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救急医学 熱傷・体温異常

熱傷熱エネルギーによる生体組織の損傷 火傷は医学用語ではないので注意 治療 初期治療 AB…

神坂
4年前
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救急医学 脳死

脳死脳がその機能を不可逆的に喪失した状態 特に大脳、小脳、脳幹を含む全脳が機能停止した状…

神坂
4年前
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リウマチ膠原病学 多発筋炎・皮膚筋炎

共に定型的皮膚症状、四肢近位筋、頚部屈筋が障害される自己免疫性炎症性疾患 悪性腫瘍合併率…

神坂
4年前
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法医学 窒息

定義生体に不可欠な酸素の取り込みと二酸化炭素の排出が阻害され、肺呼吸に障害が生じた状態 分類①吸気中の酸素不足:頭に袋をかぶったり ②気道閉塞:異物誤飲など ③頚部圧迫:絞殺など ④呼吸運動障害:中枢神経麻痺など ⑤肺胞ガス交換障害:肺水腫、溺死など 経過と症状第一期:無症状期 第二期:呼吸困難及び痙攣期 第三期:無呼吸期 第四期:終末呼吸期 診断粘膜・漿膜下のいっ血 暗赤色流動性血液:酸素乏しく、プラスミンにより凝固阻害されている 臓器うっ血 頚部圧迫縊頚 頚部に