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臨床医学 自作まとめ

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学んだ臨床医学について、主にCBTレベルでざっくりとまとめた記事
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記事一覧

放射線医学 IVR

IVRとは、放射線診断技術を治療に応用する技術の総称 低侵襲性 セルジンガー法 局所麻酔→血…

神坂
3年前
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放射線医学 骨・関節画像診断

変形性膝関節症50代以上女性好発 原因 一次性:加齢、肥満 二次性:外傷、関節炎 病態 関節…

神坂
3年前
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法医学 法医中毒学

中毒とは、化学物質による生体機能障害 薬物と毒物薬物 生体の恒常性の維持機構の障害を直す…

神坂
3年前
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脳神経外科学 不随意運動

ニューロモデュレーション紀元前から行われている神経電気刺激治療 かつてはシビレエイなどを…

神坂
3年前
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臨床診断学 診察 神経編

脳神経診察視野→片目を手で覆った状態で一点を見てもらい、その状態で視界の端の指がみえるか…

神坂
3年前
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臨床診断学 診察 救急編

周囲の安全確認 感染対策に手袋装着(今だとマスクも必要か) 反応の確認→揺さぶったりはし…

神坂
3年前
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臨床診断学 診察 腹部編

ベルトなどは緩めてもらい、タオルをかけて準備する 視診仰臥位、膝を伸ばして行う 形状、腫瘤の有無 皮疹、着色斑、瘢痕、静脈怒張、皮膚線条の確認→痛みの部位は事前に聞いておく 聴診腸蠕動音の確認→聴診器は軽く温めておく 腹部血管確認→腹部大動脈、腎動脈、総腸骨動脈の順に確認 (振水音確認→イレウス時は聴取される) 打診中指の中節骨部をもう一方の手の中指でスナップを効かせて叩く 全体確認→手は温めておく  9領域に分けて打診する  痛みのある場所は最後にまわす 肝臓打

臨床診断学 嘔吐、胸焼け、吐血

嘔気、嘔吐嘔気:胃の内容物を吐き出したいという切迫した不快感 嘔吐:腹圧上昇により胃内容…

神坂
3年前
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感染症学 易感染性

生体の感染防御皮膚、粘膜 好中球、リンパ球、マクロファージ 抗体、補体 これらの機能低下や…

神坂
3年前
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脳神経外科学 脳外科領域リハビリ

外傷性脳損傷①脳挫傷:外力による脳実質損傷 ②びまん性軸索損傷:脳幹上部や脳梁に剪断力働…

神坂
4年前
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生活習慣病学 糖尿病

日本においては4人に1人以上に何らかの糖代謝異常がある 原因①インスリン分泌不足 ②インス…

神坂
4年前
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放射線医学 腎疾患

腎細胞癌成人充実性腎腫瘍の85%は腎細胞癌 大半が多血性 CT所見 単純→正常腎より低~等濃度 …

神坂
4年前
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脳神経外科学 脳脊髄液・髄液循環

脳脊髄液外的衝撃から脳や脊髄を保護し、脳の形状を保つ無色透明な液体 循環量約150ml 脊髄圧6…

神坂
4年前
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臨床診断学 診察 頭頚部編

頭皮観察→髪をかき分け全体を見る 頭蓋触診→痛みの有無を確認 眼瞼結膜・眼球結膜観察→上下を向いてもらう 眼球突出の観察→患者の左右から確認する 後方からでも可能 外耳道・鼓膜観察→耳介を後上方に引っ張り、耳鏡が揺れないように固定して行う(小指、人差し指などで) 上顎洞・前頭洞圧痛、叩打痛確認→眼球直下周辺・眉毛の付け根周辺を確認 口唇の観察→ライトをしっかりあてる 歯・歯肉・頬粘膜の観察→舌圧子用いる 舌の確認→舌を動かしてもらう 口腔底、舌下面の確認 硬口蓋の観察