d's JOURNALに取材いただきました
2024年2月20日配信で、『最新版doda平均年収ランキングから識者が読み解く、2024年の採用戦略』というテーマで取材いただきました。
採用活動は恋愛と同じで、好き♡を所かまわず振りまいてもいいことはありません。それでも振り向いてもらえるのは、うる星やつらの諸星あたるくらいで、一途な意中のラムちゃんにも時々愛想をつかされるわけで。
採用したい人はだれか?をしっかり考えて、難しいなら「採用できない人はだれか」の逆説でもいいです。とにかく考える。考えて、キャラクター化する。できれば誰もが知っている有名人がいい。
その人がどうやって情報収集をしているか、イメージができればOK。
その場所へ渾身の『口説きメッセージ』を送る。一球入魂の求人原稿。求人「票」じゃなく「原稿」です。条件だけでなくメッセージがある。そこに愛がないと、想いは伝わりません。
応募1→面接1→採用1 これが究極の理想だと思います。労働生産人口がそもそも減少しているのに、闇雲な母集団拡大からザルで水をすくうような無駄だらけの採用活動は、もったいなくて仕方がないです。
先日、前前職の同期会があり、33年前にわたしを採用してくれた人事責任者のFさんと話しましたが、なぜ私たちを採ったのかを覚えていてくれている。そして私たちの成長の軌跡もちゃんと見てくれていて覚えている。
誰を採るかより、どう育てるのか、これが大切
いい人材になるかどうかは入ってからの日々が決める事
入る前に誰が活躍するかなんてわかるわけがない
選んでくれた人を現場に送り届けて、一緒に育てるのが人事の仕事
という言葉は、人事に関わるものとして、みんなに伝えたいメッセージだと思っています。
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