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しんどい時に読みたい本


おすすめしたい本がまた一冊増えた。

笠原なつみさんの「元気がなくても作りたくなるレシピ」という本。

この本の良いところは、ただ簡単でつくりやすいレシピ本ではないところである。

エッセイとレシピどちらも楽しめる本である。

読むと心が温かくなり、前向きになれる。


私は薬膳の勉強をしているので食べること、食べるものがいかに大切かを学んでいる。

私がその学びを通してこころがけているのは、

自分を大切に扱いたい

ということである。

疲れた時こそ、体が喜ぶものを食べて元気になりたい。

しんどいときほど料理が私を癒やし、助けてくれたのです。

料理はしんどい人を助け、大切な人を笑顔にできる手段なんだ

笠原さんの優しさが心に沁みた。
ほわっと胸が温かくなるのを感じた。

私が疲れて無口になった時、サッと作れる鶏のトマト煮込みを作って食べた。
ほかほかの鶏肉を頬張った時、すっと頬が赤くなり思わずにっこりしたことを思い出した。

私も食べることによって元気が出ることに気づいたのだ。



“しんどい”けどつくりたくなるお手軽レシピ

この言葉がすごく良い。
うんうんと頷いた。

しんどい時に食べたものは、体の反応が敏感だからだ。


しんどい時、体や心が疲れた時、

そこに入ってくる食事の力はでかい。

何を食べるか、どんな気持ちで食べるかで回復具合が違う。

この本には、手間のかかる料理ではないけど体に優しい元気が出る。
そんなレシピが載っている。

これ作りたいと何枚も付箋を貼った。

読んで心が、食べて体も癒される優しい本。

しんどい時、そっと寄り添って元気が欲しい時読み返そうと思う。

笠原さんのnoteも優しさにあふれているのでおすすめ🌱


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