見出し画像

ピラミッドで発見された言葉

「COOからエッセイスト」

りゅうぐう(竜宮)からのメッセージを綴ります

ひとりの「Human being」として

ひとりの「Human doing」を

前回書いた「マスターズ水泳」では00.1秒でも速く泳ぐ事を目的として練習するわけですが、なかなかタイムは速くなりません、練習時間も限られているので

そこで私は、元オリンピック日本代表のトップスイマー
のコーチに「パーソナルトレーニング」を頼んで定期的に最新の泳法(テクニック)を教えて貰っていました


が、コーチ曰く「漢那さんの泳ぎは古いとは言いませんが、昔の泳ぎですね」って言われました

画像4


そりゃそうです、私が泳ぎを教わったのは40年以上前、
当時はそう泳ぐものだと教わりましたから

そしてコーチから最新の泳ぎ方を教わるのですが、これがなかなかできない、一度身に付いたスタイルを変えるには相当な練習を積み重ね無いと難しいです


ここで気づいたのは「人生」も一緒だという事

昔、親や学校、社会(仕事環境)で教わり、覚えた古い「価値観」だけで殆どの人は生きています

「昭和生まれの人」は「昭和の時代」の価値観で

「平成生まれの人」は「平成の時代」の価値観で

「令和の生まれの人」は「令和の時代」の価値観を持って生きていく事でしょう(明治生まれの人から平成生まれの人を見たら、口あんぐりで、空いた口が塞がらないって感じでしょうね)

有名な笑い話(皮肉)ですが、エジプトのピラミッドの壁画の古代文字を「分析」し「翻訳」してみたら、こう書いてあったそうです(正確な記憶ではありませんが)

「最近の若い者は常識を知らない、厄介だ」


画像1


古今東西、

いつの時代も世界どこでも「主観的常識・価値観」は変わらないって事なのですね

「最近の若い者は、、、」

一度身に付いた「主観的常識という」価値観はそう容易く変える事ができないです、「考え方」に完全に「癖」がついているので、これを修正する事ができないのです

「常識」ってなんなんでしょうか?

普遍的な事では無く、時代時代、個人個人によって変わる、ただそれだけの基準だと思いますが、、、


これまでの「常識、感覚、考え方、信じている事、感情、思考パターン」はなかなか捨てられない

だから「行動パターン」も変えられない

それを変えて行く一つのヒントは

水泳の基本姿勢「ストリームライン」だと思います

「ストリームライン」とはプール上で「水の抵抗を受けにくい体の姿勢」の事で、より速く泳ぐための基本中の基本姿勢です


画像2


要は「イルカ」のような水の中を自由に泳ぎ回り、ジャンプしたり、スピードを出したり、ぷかぷか浮いてみたり、水とひとつになる姿勢のような感じです


画像3


イルカが「水の抵抗」を感じながら泳いでいたら、あんな風に「自由自在」「縦横無尽」に動き回る事はできないと思います

人生を生きて行くにも「姿勢」が大切だと思っています

自分自身の感情や思考の抵抗から生まれる「自己葛藤」や「人間関係の葛藤」を受けにくい心の姿勢を創ることが、自由に生き、行動する基本中の基本だと思っています

日本古来からある武道に共通する「在り方」はまず姿勢です、自分と向き合う「姿勢」、相手と向き合う「姿勢」

その姿勢は「自然体」です


「自然体」とは「自らの」「ありのまま」「てい」と漢字では書き表します


画像5


それは、

「すべての現実を否定せず、ありのままの自分を受け入れる姿勢」

から始まりると感じています

ひとりの「Human being 」(在り方、心の姿勢)として

ひとりの「Human doing」(行動の姿勢)をする為に

この記事が参加している募集

スポーツ観戦記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?