見出し画像

【採用サイトをつくるコツ②】ヒアリングシートを用意する

企業の採用ウェブサイトやパンフレット制作の仕事がここ数年増えてきました(また、媒体社からの仕事もしています)。
その経験から、より良いサイトやツール作りのコツをお知らせしたいと思います。

本日のテーマは、掲載するスタッフを取材する前に
『ヒアリングシートを用意する』ということ。
採用サイトではスタッフさんの声を載せることが多いですが、
そこで使われる「ヒアリングシート」とは、取材で何を聞くかという質問項目がまとめられたものです。
大体、A4用紙1~2枚ぐらいにまとめられることが多いかな。
このシート、実は取材においてとっても重要なカギを握ります。
取材自体も大切ですが、このシート作りがキモと言っても過言ではありません。

採用関係のヒアリングシートであれば、例えば以下のような項目を載せます。
・貴社に入社を決めた理由は?
・仕事の内容を詳しく教えてください。
・仕事のやりがいは?

私の場合は、事前に取材対象者の職種名や年数などをわかる範囲で教えてください‥としたうえで、企画意図(コンテンツの方向性)に合ったシートを作成するようにしています。

10年ぐらい前は、ライターもしくは代理店や制作会社がシートを準備するのが当たり前だったのですが…
最近では、私から提案しなければシートを作らないまま取材にのぞむパターンもありました。それは本当にもったいない!

何故かというと、ヒアリングシートを事前に作って提出しておくことで
・取材対象者が事前に答えを考えてきてくださる
・企業の担当者(広報や採用担当、総務部などが多い)が事前に目を通し、
取材対象者と話をしてくださるネタになったり、もし方向性が違うと思われた場合はそこで食い止められる
からです。

もし、自社の採用サイトなどを作ろうとされていて、取材を準備しているのにヒアリングシートが提出されない…という場合は、
ご遠慮なく制作担当者に尋ねてみてくださいね。

石原かんな

この記事が参加している募集

#ライターの仕事

7,354件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?