感光

30歳・男。 食べるスピードが遅い。

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30歳・男。 食べるスピードが遅い。

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スナック初体験日記♡

先日、高校3年のクラスのプチ同窓会があった。 久しぶりに会えるクラスメイトも多かったので結構楽しみにしていたのだが、いざ店に入る直前になって『うまく話せるかな?』と地味に緊張している自分がいた。(補足:男子校出身なので参加者は全員男である) その日はクラスの担任も来る予定だった。 僕らの担任は国語の教師で、正直授業の記憶はあまりないのだけれど(それはどの教科もなので決して先生のせいではない)、センター試験が終わり登校が必須でなくなった日から卒業式までの約1ヶ月半くらいの期間

    • 30歳、15年ぶりのディズニーシー。

      海に行った。 東京ディズニーシーという名の海に行った。 前回が中学3年だったので、15年振りに詣でたことになる。 (ディズニーランドも最後に行ったのが中2とかなので、ディズニーリゾート自体が15年振りであった) 15年も行っていないとディズニーが嫌いかと思われるかも知れないが、決してそんなことはなく、なんなら一時期は運営会社のオリエンタルランドのプレスリリースとかを定期的にチェックして新規開発の動向を追っていた。そのため、単純に行く機会がなかったいうか、高校入学以来関わる人

      • 『三体』で高める基礎SF力(ZAKKAN#2)

        映画について会話になった時、クリストファー・ノーラン作品について言及される機会が極めて多い。 ただ僕は『インターステラー』と『テネット』を公開当時に特段の思い入れもなく1度観ただけであることに加えて、それらノーラン作品特有の複雑な物語にあまり馴染めていなかった。 映画を積極的に観るようになったのはここ2年くらいなので、今ならもう少し自分のノーラン作品受容力が高まっているのでは?と思っていたのだけれど、僕は基本的に”劇場でしか映画作品を観ない”というこのサブスクブームには時代

        • 人は翌朝、冷静になる(ZAKKAN #1)

          なんでも良いから気軽に文章を発信しよう。 それが『ZAKKAN = 雑感』 人は翌朝、冷静になる 最近メルカリで洋服を売った。 仙台に住んでいた時期に買ったダウンコートで、『もっと寒くなったら着よう』と思っているうちにタグすら切らないまま東北の冬を3度終えてしまったものだった。 定価5万円で買ったので、強気の42,000円で出品したけれどなかなか売れない。40,000円→38,000円と徐々に値下げしていく。 38,000円にして数日経ったある日の深夜、値下げ交渉もなく突

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        スナック初体験日記♡

          ZAKKAN #0

          自分の中に『僕はnoteをやっているんだ』という謎の自負が生まれている(けど特段誰かにそれを言うわけでもない)にも関わらず、何も投稿していないという状態が続いている。 心の片隅に『note投稿したいな〜(orしなきゃ)』という小さな引っ掛かりだけがある状態で、その引っ掛かりがあること自体が謎のアイデンティティを形成し始めるというあまりにも生産性のない状態になっているので、そこから打破するためにもっと気軽に時間をかけずに投稿してみようという試み。それが、ZAKKAN(=雑感)。

          東京で音楽を楽しむということ

          最近ジャズバーに行く機会が多い。 これも映画BLUE GIANTを観てジャズバーに行ってみたいと思ったところから始まっており、たかが一個人の行動変容ではあるものの、今まで知らなかった世界を広げてくれるきっかけになるエンタメってすごいなと心から思う。 正確にはジャズバーではないものもあるのだけれど、最近足を運んだお店を記録したいと思う。 BODY & SOUL (@渋谷) 会社の上司に『東京のジャズバーに行ってみたい』という話をしたら、ぜひ紹介したいお店があるということで

          東京で音楽を楽しむということ

          ドラム式洗濯機のすゝめ

          時間は人生で最も大切な資源である。 親から、教師から、上司から、人生の様々なシーンで形を変えて聞かされてきたテーマだ。 しかし、理論と実践には大きな隔たりがあり、30年近く生きてきた今も決して身についているとは言えない。どんな自己啓発本を読んだとしても、特にそれを生活の中で実践するのは難しい。 社会人になり一人暮らしをするために家具や家電を揃える際、一番お金をかけるべきは”時間を生み出す家電”だと考えて、洗濯機はこだわってドラム式にすべきだという結論に行き着いた。 洗濯物

          ドラム式洗濯機のすゝめ

          整体狂

          姿勢が悪い。 仕事への取り組み姿勢も決して良いとは言えないが、身体的な姿勢が非常に悪い。 僕は比較的高身長であるため、猫背であるのは仕方がないと自己正当化していた。身長180㌢のTaylor Swiftの写真とか動画を目にするたびに、彼女がめちゃくちゃ猫背なのを確認しては勝手なシンパシーと安心感を得ていた。 しかし先日、"え、首っ痛っ"という日があり整体というものに初めて行ってみることにした。 もともと他人に身体を触れられるのがあまり好きでなく、床屋で髪を切った後にマッ

          平日と休日で眼鏡を使い分けているのだけれど、今日は休日眼鏡の上から平日眼鏡を二重に掛けてしまうという人生初の事件が起きた。

          平日と休日で眼鏡を使い分けているのだけれど、今日は休日眼鏡の上から平日眼鏡を二重に掛けてしまうという人生初の事件が起きた。

          毛ガニとハーゲンダッツが美味い夜のこと。

          先日、出張である地方都市に行く機会があった。 片道3時間以上かかる場所だったので、前泊することにした。 その地方都市には半年前に転勤した同期のOがいる。 夜、予定を合わせて飲みに行くことにした。 日本海沿いの都市のため海鮮メインのちょっとお高めの居酒屋を予約していた。新幹線から降りて、駅近くのビジネスホテルにチェックインして荷物を部屋に置いてからその店に向かった。 店に入ると先に店に着いていた私服姿のOがカウンターに座っていた。 Oは現在夜勤なども多い不規則な仕事をして

          毛ガニとハーゲンダッツが美味い夜のこと。

          【体験レポ】映画に6,500円払ってみた

          プレミアムな映画館の爆誕 先日新宿歌舞伎町に『109シネマズプレミアム新宿』という新しいシネコンが爆誕したのをご存知だろうか。 サイトにも紹介されている通り色々なこだわりが詰まっているのだけれど、一般庶民の僕からすると1番の特徴は最低鑑賞料金が4,500円ということ。普通に観る映画の2〜3倍くらいする。 映画館ってインバウンドが来る場所でもないし、日本人でも旅行中に映画観に行くのはあまり一般的ではない気がするので、かなり攻めた価格設定だなと思っていた。 何より、4,500

          【体験レポ】映画に6,500円払ってみた

          BLUE GIANT

          アニメ映画『BLUE GIANT』を観た。 原作はタイトルだけ知っていたけれど、読んだことはなくて、何か作品の上映前に予告を目にして面白そうだと思っていた。 結論から言うと、凄く良かった。 観た後に残るこの熱を誰かに伝えたくて、この記事を書いている。 映画『BLUE GIANT』のあらすじ 公式ホームページからストーリーを引用する。 原作未読で観た時の感想(ネタバレあり) 初心者の玉田が観客と作品を繋ぐ 主人公のサックスプレーヤーの大と、ピアニストの雪祈は初っ端か

          BLUE GIANT

          (ワカサギ釣りは)Don't Feel. Look.

          転勤前の職場の先輩たちが、仙台に遊びに来てくれることになった。 仙台に来客があった時に迷うのは、どこに皆を連れて行くかだ。 松島は全員行ったことがあるし、八木山ベニーランドという古式ゆかしい遊園地は前回行ってしまっていた。ニッカウヰスキーの蒸留所も僕自身がお酒をそこまで好きじゃないので微妙だし…… そこで今回は場所を福島にかえてワカサギ釣りに行くことにした。 調べてみると、現代のワカサギ釣りはストーブ付きの小屋が建てられていてその中でぬくぬくと快適に釣りに興ずることがで

          (ワカサギ釣りは)Don't Feel. Look.

          渋谷のエスカレーターは速いので

          土曜日、高校時代の友人に突然会いたくなり約10年ぶりに連絡を取って焼肉を食べに行った。 あまりにも唐突かつ急な予定を取り付けたので、宗教勧誘とかマルチ商法とか疑われないか不安だったけれど、ちゃんと来てくれて安心した。 友人は大学時代から煙草を吸い始めたらしいのだが、その理由が『中学時代に森博嗣の小説を読んで、その登場人物が煙草を吸う描写があまりにも良くて大人になったら自分も吸おうと決めていた』というものだった。 友人の感受性に何だか嬉しくなると同時に、結構な時間を共に過ごし

          渋谷のエスカレーターは速いので

          ハードボイルドなプリンに出会った

          今日、固めのプリンを食べたら”固め”じゃなくて”固い”だった。 何なら”硬ってぇ”という感覚だった。 少し前に髪を切った時に、予約まで時間があったのでGoogleマップで喫茶店を調べてみたところ『純喫茶アラジン』という気になる店名を見つけた。 その日はすでに営業が終わっていたので、今日は改めてその喫茶店に行ってみた。 店は大通りから一本入ったホテル街の真ん中にあって、何なら喫茶店自体が夜はキャバレーとして営業しているようだった。 立地の特殊性と『本当にここで合ってる?』

          ハードボイルドなプリンに出会った

          何も無いけど、空が有る屋上。

          今日は、成人の日。 約10年前に元服の儀を済ませている僕にとってはありがたいただの休日でしかないので五反田に行った。 理由はTOCビルに行ってみたかったから。 せっかく五反田に行くんだからと、職場の先輩から美味しいと教えてもらった『あげ福』というとんかつ屋でお昼ご飯を食べることにした。 12時頃にお店に着くと、すでに10人くらい並んでいた。 並んでいる途中でメニューが手渡される。 メニューの右下に「※カロリー等が気になる方は、衣をお外しいたします。お気軽にスタッフにお申し

          何も無いけど、空が有る屋上。