雑記 #4 種田山頭火の中でもっとも好きな17句
はじめに私は、著名な自由律俳人の種田山頭火が好きである。旅をする中で詠まれた句には風情があり、自己への否定と肯定が入り混じったなんともいえない感じに引き込まれる。ここでは、山頭火の句集を読んでより好きだと感じた17句について、感想や考察などを書いてみることにする。
※あくまで私個人の感想であり、山頭火本人の意図とは別の解釈になっている可能性があることに注意されたい
私が選んだ17句生き残つた体掻いている
これはまず否定的だ。掻いている体に対して「生き残った」と表現している