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○○の定義 (オレンジ編)


みなさま、ごきげんよう。完熟オレンジことミドリーです。
今回のお題の場合、やはり自分のことを基準にするのが一番書きやすいなーってことで、「女の古の定義」を考えてみました。

女の古(こ)という言い方は、私が勝手に尊敬している大人気ブロガー・カータンさんのブログで拝見したからです。うまいこと言いますよね。「女の古」。
自分で言うのもなんですが、ミドリーはかなり女の古。
女子をこじらせたまま「完熟」を迎えてしまいました! 還暦じゃないよ。

しかし、今さらどうしようもないね、テヘペロ。
こうやって、「テヘペロ」なんてどこかで聞いたちょっと前の若者言葉を、恥ずかしげもなく使うのも「女の古」の証です(笑)

さてさて、では、他にも一体どんなところが「女の古」なのか、勝手に定義してみます。みなさんもご自身や、奥様、恋人、お友達、職場の上司などを想像してチェックしてみてください。すべてがミドリー基準で何のお役にも立ちませんけど。にっこり。


□あらゆる事象の判断基準が「カルピス名作劇場」。


例えば、ミドリーの中で「可愛い」の基準はいまだ「あらいぐまラスカル」。現在のキャラクターは×。あくまでオリジナル版。スターリングの自転車の前カゴでほっぺに大きな飴玉を入れ、風に吹かれるラスカル。これと同等、もしくはそれ以上になってはじめて「可愛い」と表現できる。

境遇の辛さを嘆く基準は「小公女セーラ」。素敵生活の基準は自分で靴まで作ってしまった「ペリーヌ物語」。怖いの基準は「ロッテンマイヤー」さん、妄想力を測る基準は「赤毛のアン」などなど。

その他、「フランダースの犬」でアロアが大好きだったイチゴ飴、「アルプスの少女ハイジ」でオンジがつくってくれる黒パンにとろけるチーズを「食べたい」の基準としている女の古も多いはず。
このように女の子時代に確立された「基準」を揺らぐことなく持ち続けているのが女の古。


□「リカちゃん人形遊び」が高じて、現在「妄想族」となる。

女の子時代、リカちゃん人形遊びが大好きだったミドリー。リカちゃんシリーズではないけれど、人形がてらに自転車を乗り回す「サイクリングゆっこちゃん」と、髪の毛を自在にカールできる「チューリーちゃん」もお気に入りでした。
お人形遊びって、脚本、監督、役者をこなすってことですもんね。よくできた遊びだこと!この遊びで培われた「想像力」をこじらせて「妄想力」にまで高め、サイクリングゆっこちゃんの自転車で、首都高を乗り回す立派な「妄想族」となってこそ女の古。


□ピンクレディーがテレビに出ると、立ち上がって一緒に踊る。

 「わー懐かしいわねー」とコメントだけ述べるのは大人の女性。ソファに座ったまま上半身だけ遠慮がちに踊るのは、大人への階段を少し踏み外して女の古寄りになっちゃってる女性。どこにいようと立ち上がり全身でダンシングするのが、女の古の鏡。ただし、ビデオのない時代に覚えているため左右を逆に踊る女の古が8割と予想。


□「雲ぉ~は~、わぁ~き~♪」と流れると「光っあふれ~て~♪」とつぶやく。


 しかも、なぜか目頭まで熱くなるのが女の古(&男の古。GO!GO!)。憧れだった甲子園球児が、今や息子世代となり母性本能をくすぐられるためか。いや、小学生の頃はお兄ちゃん球児の健闘に声をからして応援していた女の子も、加齢から涙腺が緩み、ついつい涙ぐんでしまう年頃になったのが真相か。


□気に入ったお菓子の缶カンを捨てられず、薬入れにしている。

 女の子時代は缶カンの中身はスペアのボタンやリボンだったりしたのに、「薬」ってところが女の古。


□20年来想い続ける永遠の王子様がいる。


元大工のハリソン・フォード、私生活がダルダルのキアヌ・リーブス、マッカーサーにNOと言えた唯一の日本人白洲次郎、内田裕也&樹木希林の家に養子に入ったもっくん(本木雅弘)は永遠!いま旬の話題の人に瞬間心を奪われることはあっても、女の子時代の王子様を慕い続けるのが女の古。


□タイトルに「パリ」がついている本はつい買ってしまう。

 女の子時代から憧れていたおしゃれなフレンチマダムの年齢になっても、いまだ女の子視点でフランスに憧れ続けるのが女の古。行ったことないのに! 誰か連れて行って。シルブプレ。


□20年以上ベッドをともにするぬいぐるみがいる。


 「ある」じゃない「いる」。もちろん名前で呼んでいる。昔クリーニングに出したら「作業員が一人つきっきりで見ていたから、お値段が高くなりました」と笑われ、以降「ぬいぐるみの人」と言われるようになったミドリー。「ハムの人」に負けてないエピソードを持っているのが女の古。


□「コーヒーと紅茶、どっちが好き?」と聞かれると「カフェラテ」と答える。


コーヒーか紅茶、「どっちかなー」と真剣に考えるのが女の子。どっち?と言われても一番好きなのはカフェラテだから「カフェラテ!」と即答してしまったミドリー。いろんな事柄を自分の都合のいいように解釈するのが女の古。質問の答えになってないよー。

他にもいろいろあるけれど、こうして列記してみると、結局女の古って、
何十年たっても「好き」にブレがなく、人の話を聞いちゃあなくて、我が道をいく変わり者?

いや、いや、それを人は「永遠のロマンチスト」と呼ぶのです。
ライターも女の古になると、物事を上位変換して伝えることが得意になりますのよ。
おほほほほ。


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