オシャレは我慢はもう古い?
8月に帰省していた娘に服を譲った。
正確には貰ってもらった、というのだろうか。
パーティーで何を着る?というところから、私の持っている色々な服を引っ張り出し、喜んでくれたのが嬉しくて、あれもこれもとおすすめしたのだ。
この写真とあと数枚はもっと気に入ってくれた服たちを渡した。
アルベールエスバス時代のランバンのフリンジカットソー、ドルチェアンドガッバーナのレースのナンバータンク、オニツカタイガーの白のポロ風カットソー、プレインスッドのチュールスカートとシルクスカートである。
気に入っていたけど、あげた服の大半はもう数年は着ていなかった。年齢的に似合わなくなった服もある。さらに、暑い服や、重い服や窮屈な服はしんどくなっており、全く手が伸びないのだ。それを娘は軽々と着る。若さ故のパワーだと思う。私にもそんな時代はあったのだ。
「オシャレは我慢」
ファッション評論家であり、街を歩く人に辛口ファッションチェックをする番組で有名だったピーコさんが良く言っていた言葉だ。
今は、オシャレは我慢は時代遅れだという。世の中のトレンドがナチュラルでカジュアルになり、我慢をしてハイヒールを履いたり、寒いのに半袖を着たり、9月に入ってすぐに先取りしてジャケットを羽織ったりなどということをみんなこぞってする時代ではなくなったのかもしれない。
優先すべきはどう見られるかよりも、心地よさ。
自分が着ていて気持ちが良いことがファッションにおいても重要になってきたのだと思う。
エフォートレス
2014頃から話題のファッションスタイル。
「エフォートレス」と「オシャレは我慢」は全く反対のようだ。
残暑厳しい9月だが、夏服はもうお腹いっぱいで飽きている。
サンダルにはソックスを合わせる、スカートにはショートブーツ、トップスはニットへ、など秋へ移ろう装いは着ていると何だかとても楽しい。ああ、秋っていいなぁ。もっと涼しくなったらもっと楽しいなぁとうきうきする。
昔のように極端な我慢などはせず、スキップするように今を楽しむのである。
とはいえ、私はまだちょっぴりはオシャレは我慢を信じている。
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