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パラグライダー記事まとめ

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noteに公開されているパラグライダー系の記事をこのマガジンにストックしていきます。タイトルやハッシュタグに「#パラグライダー」が付けられている記事を紹介していきます。
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2023年1月の記事一覧

ファイナルグライド#8

雑感:この辺りまで辛抱して読み進んでくれると段々面白くなってくるはず(というか、そうなるように書いたつもり)です。登場人物が増えてくる事で競技中、マルチ視点で同時進行している状況を描けるようになってくるからです。競技の描写ではホントこれをやりたかった。100人が一つの競技を戦えば、そこには100のドラマが生まれる。その面白さが、僕をかくもパラグライダーの競技に熱中させた一つの要素で、それを描きたかったからです。さぁ、ここからどんどん複雑に競技が進展していきますよ! バブル

ファイナルグライド#7

雑感:高岩山のモデルは…立山ゴンドラスキー場! と思った人は多いでしょうね。テイクオフして裏側、南面にこぼれなければいけないのがこのエリアの特徴です。でも、それだけじゃありません。立山だと西の平野に出したり、一本南の尾根に渡ったりしませんからね。高岩山は立山と小出の合成です。平野部のパイロンと南の尾根は小出の平野部パイロンと八海山パイロンに相当するつもりで書きました。 なお、慶太の対岸に渡る作戦、ずっと暖めていたものを、実は1996年日本選手権の第1ヒートで実行しました。しか

〇 クロスカントリー:グライドコース

皆様、お疲れ様です。 パラグライダーが趣味のよねけんです。 これからクロスカントリーフライトについて自分の考えを書いていきます。 今回は「グライドコース」です。今回は無料記事です。 前回から読む クロスカントリー:アクセルワーク 「対地滑空比が重要」(有料記事) 題名がクロスカントリーから始まっている記事は自分と同じレベルのパラフライヤーを対象としており、マニアックでガチな内容です。 ご承知おきください。  ソアリングで高度を確保したら次の目的地までアクセルを踏み込んで

新しいパラグライダーの機体♪

「頼んでた機体、届いたよ。週末飛びに来ない?」 パラグライダークラブ代表(スクール校長)から連絡が入った。 それは行かねば! しばらく振りに美容院を予約していたが、キャンセル(髪は結んでおけばいいので優先度がとても低い…)。 エリアに到着して、早速新しいグライダーを受け取った。 手触りがパリパリだ。 今まで使っていたのはもうクタクタだもんなぁ。 白がちゃんと白い!今までのはもう白くはなかった…。 ハーネスとヘリメットと機材を一緒に持って、テイクオフへ向かった。 山

E-6 雪富士へパラグライダー飛び立てり

解体屋さんとの備忘録

解体屋さんがスペイン語っぽい言葉で電話してたからスペイン語ですかって聞いたらポルトガル語って言ってて ポルトガル語、スペイン語、英語、日本語が話せることが判明。 日系ブラジル人でアマゾン育ちだそう。 旅が好きらしく、東南アジアと南米は食べ物が美味しくて物価も安くていいところだと言ってた。 東南アジアだったらタイ。南米だったらブラジルの東北の方の海岸だったり、チリとかエクアドルとかが食べ物美味しくておすすめらしい。 趣味は何と聞かれたが答えられなかった。 その人の趣

ファイナルグライド#6

雑感:いよいよ競技開始です。ここまでは、パラグライダー経験の無い小説家でも取材しつつ書く事が出来そうな内容でしたが、ここから先は自分にしか書けない内容だと自負して書いていました。例によって多少盛ってはいますが、競技やってる時に選手はこんな事考えながら飛んでるんだ〜なんて想像しながら読んでください。   その日を境に内藤にとっても慶太にとっても目眩のするほど忙しい日々が始まった。昼間は二人で交互に講習をこなし、生徒が帰った後は倉庫の奥にある作業台でエリアル5の荒っぽい概念図を実

ファイナルグライド#5

雑感:この回までが、作者の中で、物語を始めるための状況説明、主人公とそれをとりまく人々の性格、関係性、起点となる過去の事件を紹介するパートでした。連載開始時点で、ここまで書いてあったので、手元のデータファイルのナンバリングは、ここまでが一つの001というファイルと出版元に送信したそれぞれ分割した001〜005のファイルとダブって存在します。で・も! 僕が書きたかったのはここから先、パラグライダー競技の中でアスリート達が繰り広げる、戦術、戦略、そして権謀術数の面白さでした。 こ

大山サーキット

こんにちはー! 最近飲んだ日本酒で美味しかったのが 「本金 純米 雨あがりの空と」だった、まさしです。 今回はトレイルランニングに最適なコースのご紹介です。秦野駅からスタートし大山周りをグルっと巡り再び秦野駅ゴールの周回コース「大山サーキット」というのがあるのはご存知でしょうか? チャレンジするきっかけになったのが、2022年8月末に更新されたmarkの記事 「Home Mountain 01  丹沢:石川弘樹 by Patagonia」 (※クリックするとリンクが読めま

パラグライダーな日々 「上空1,500m」

ご訪問ありがとうございます。 パラグライダーを趣味としているよねけんです。 今回のお題は、自分が何となく気になる「上空1,500m」というキーワードについてです。 なお、あまり意味のない駄文であることは予めお伝えしておきます。 上空1,500mは天気予報のキーワード? 冬になると獅子吼高原のエリアは雪によりクローズとなります。獅子吼のフライヤーは休眠状態で天気図や気象情報を見ることすら休んでしまいます。なにせ、天候は悪いですし、ランディングもこんな感じ↓  ランディングで

● クロスカントリー:アクセルワーク

皆様、お疲れ様です。 パラグライダーが趣味のよねけんです。 これからクロスカントリーフライトについて自分の考えを書いていきます。 今回は「アクセルワーク」です。 前回から読む クロスカントリー:ソアリング3 「高度キープ」 題名がクロスカントリーから始まっている記事は自分と同じレベルのパラフライヤーを対象としており、マニアックでガチな内容です。 ご承知おきください。 アクセルの意義 パラグライダーにはアクセル(※1)という機能があります。これはパラグライダーの滑空速度を

¥500

パラグライダーの聖地・朝霧高原

南関東からは行きやすい、しかし北関東からは行きにくい、それが静岡。 いわゆる「首都圏」と呼ばれる東京や神奈川・埼玉など南関東からアクセスがよく、一年中いつでも飛べて、さらにフライト確率の高い朝霧高原は日本随一のパラグライダーエリアです。特に冬場はハイシーズンで各地から飛ぶ人が集います。タンデムフライトでは冠雪した富士山を見ながら飛べます! 「パラグライダーに興味がある」「一度でいいから自分も飛んでみたい」という人がいたときに私がまずオススメするのは(自分のホームエリアでは

2019ネパールの旅#5|ノンちゃん雲に乗る話|Travelogue

おあとを受けるのは、山もだめ川も湖もだめなオレに残されたのは空だったという話さ。 ちなみにオレの名前はノンちゃんじゃないぜ。岩尾でも能年でもないってことさ。オールドファンには懐かしい児童文学だが、どんな話だったかまったくおぼえちゃいないぜ。 ポカラ近郊でパラグライダーが飛び交っている話はしたよね。なんなら話を大盛り定食にして、蜂の巣をつついたように飛び交ってるって言いたいところだけど、そこまでではなかった。それでも空はカラフルな翼の鳥人ーー笑い飯のネタのほうじゃないよ(笑

ファイナルグライド#4

雑感:この作品の中で起こる様々な現象、実はかなり多くの部分、僕の実体験を少し(いや、かなりか?)盛って表現しています。書き込みが念入りで、いかにも細部まで頑張って表現しようとしている場面などは、実際僕が見た事ある、体験した事のある情景を一生懸命再現しようと試みている、なんて想像してもらっても良いかと思います。時々、非科学的な現象が実際に起こっているかのように描かれる事もありますが、実は空の上って結構そんな事に思いを馳せてしまうくらい不思議な事が起こったりします。そんな空の素晴