見出し画像

日本は大学の理系学生を増やす方針へ

現在日本の大学は理系の比率が約35%で、それを5割に引き上げる目標を立てたそうです。

デジタルや脱炭素の人材育成のためで、1000億円以上の規模を目指し、秋の臨時国会に提出する見込みらしいです。

大学の理系学生数を増やしても、その先の大学院の予算が削られている現状でどれだけ有効なのかは疑問ですが、「国として科学に力を入れる」事は、国力アップのために重要だと思います。

ヨーロッパではもう一歩進んで、女子学生が理系に進みやすくするように工夫している国が増えているようです。
理系の活性化のためには、今まで活躍が少なかった女性に来てもらい、新たな発想・能力を発揮してもらおうという事です。
この点は日本はかなり遅れていて、まだ先でしょう。

大臣がコロコロ変わり、なかなか大胆且つ持続可能な方針ができない教育・研究という分野。(ほかの分野も同様ですが…)
科学論文の質も数も年々低下していると言われ、大躍進の中国との差は開くばかりです。

優秀な日本人研究者が、海外に流出することなく日本で研究しやすい環境を日本政府には推進してほしいものです。
数年ですぐにできるものでもないので、長期展望を持ったリーダーが必要でしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?