物金を貯め込み、執着したところで、何の意味もない
人間にとっての本当の財産とは何か?
金か?
土地か?
物か?
はたまた人か?
お主はどう考える?
「いやあ、金でしょ!金しかないでしょ!だって、金で買えないものないし、金があれば、何だって出来る。何処へだって行ける。何だって手に入れることが出来る!これ以上のもの、ないっしょ!」
「ああ、私にとっては、この先祖代々受け継がれてきた土地です。政策とか何かで大分削られましたが。幸いなことに、息子がこれを継いでくれることになり、正直ほっとしています。私らは、この土地によって代々生かされてきたんです。有難いことです」
「私にとっての財産は、これまで努力して築いてきた地位というか、実績というか、そういうものです。苦労して積み上げてきたものが報われた証拠ですね。これが崩れたら、私は人生止めます」
「私の財産は、友だち。友だちがいなければ、学校生活がめっちゃつまらなくなる。友だちのおかげで、がんばれる!ほんとありがたい存在!」
「僕にとっては、経験そのものです!良い経験も悪い経験も、苦労した経験も、みんな僕にとっての大切な財産です。だから、人よりも身軽なんだと思います。物とかお金とかに執着しないんで」…
人間それぞれが考える財産は、様々あるようだ。
ただ、良く考えよ。
今、この社会で価値あるものだけが、人間にとっての財産とは云えぬ。
真理(本当のこと)がどれだけ悟れているかによって、財産の見方が変わって来る。
即ち、人間は、死んだ後もあの世で魂が生き続ける。
そこには、物や金の類は一切持っていくことは出来ぬ。
だから、物金を貯め込み、執着したところで、何の意味もないということだ。
そして、人間から“人”に仕上がるまで転生を繰り返すのだから、人生の上で“真の正しきもの”をどれだけ修得出来たかが大事になってくるのは自明の理。
真の正しきものとは何ぞや?
それ、真理実相なり。
この意味が理解できなくば、無駄な物金、知識の類で雁字搦めとなり、重い魂のまま暗黒をいつまでも彷徨うことになる。
己、人間にとっての本当の財産を身に付けよ。
さすれば、魂軽くなり、次なる舞台で確実に生かされる。
そのことを肝に銘じ、自分自身にとって、本当に必要な財産を得るため、日々、修行に勤しみます。
有難う御座います。
幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者