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宿命

人生において、極めて重要な“宿命”というものがある。「おお!そんなものが本当にあるのか。ぜひ、知っておきたいものだ!」、「そんなこと、あるのか、ないのか、誰が言ったのか分からないようなことは信用ならない。放っておけばいい!」、「宿命って、かの大作家さんが言うところの“それも春の雪崩のような宿命的な恋に”とかいうあれだろ?」、「宿命って、運命?なんか、違いがわからん!」…大方このような具合か。宿命とは、全ての人間に与えられた逃れることのできないさだめ。因縁因果であり、生まれながらに定められた変えることのできない資質。それは3つある。①善悪の共有(人間は、善と悪の両方を持って生まれ来る。従って、善を使い、悪を使わないこと)②進化向上(人生は、学習の場。人間は、様々な経験や学びを経て、学習成長していかねばならない)③孤独の克服(人生は、誰もが一人旅。自立して人に頼らずに生きていける人、即ち立派な大人となること)。人間、この三つは、どの時代においても、どこで生きようとも、不憫な境遇にあろうともなかろうとも、男であっても女であっても、平等に課されたもの。これを何人も無視することも、避けることも、蔑ろにすることも出来ない道理を持っている。「なんだ、そんな簡単なことか!ならばもう十分理解しているし、やれてるし、私には必要ないこと」という訳にはいかない。なぜならば、己、今、人間をやっているのであろう。であれば、この宿命は、どこまでも付いて廻る。逃げることなど到底できない。観念して、この宿命にどっぷり漬かり、人生を愉しみ謳歌せよ。この宿命が本当に仕上がった暁には、人間を卒業し、成仏できる。仕上がるまでは、人間を何度でも続けるしかない。是が真理、そして実相。


そのことを肝に銘じ、この宿命三題を生涯の命題とし、日々を生きます。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者