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未熟なだけに、弱く腐りやすい

今世の人間の大半はいい加減。この“いいかげん”とは、「程よい、丁度よい様」というような良い意味のことではない。ここでの“いいかげん”とは、「徹底していない、投げやりな、疎か、出鱈目、誤魔化し、ちゃらんぽらん、無責任」などの意。一方、自然はどうか。自然界、即ち実相には、“いいかげん”はない。一切が明瞭。はっきりとけじめがある。この自然界(真実界)は、嘘を付かない、誤魔化さない。即ち本物。超大宇宙の法則、道理よって生かされている。今世の人間は、この実相で生きていながらも、自然な生き方をしていない。このことは大いに問題がある。重大事である。人間そのものが自然から乖離していく(させられている)ということは、実相そのものの崩壊をも意味する。実相が崩壊すれば、連綿と続いてきた人間修行の場が失われるだけでなく、自然界までもが崩れていく。人間のいいかげんさは、人間社会においては、一見、格好良さそうに見えるが、実相に澱みを生み出し腐敗と怠惰、欺瞞を増殖させている。自然界は、互いの役割を認識し合いながら自立し、相補的で、慈愛の関係性が成立している。しかし、今世の人間は、我欲に塗れ、孤立し、毒を吐き出し続けている。そもそも人間は、未熟なだけに、弱く腐りやすい。この性質や特性を自覚し、調和への営みが行われるならば、この実相において人間は、とてつもない新たな可能性を創造することが出来る。それは、自然界における腐敗と発酵現象を見れば良く分かる。人間という存在が、腐敗を増幅させるのか、発酵によって他をも活性化させるのか、そのどちらにもなり得るということだ。これが人間の実相における真の役割であるということを推してしるべし。


そのことを肝に銘じ、いい加減で誤魔化しの人生ではなく、明るく純粋で真っ直ぐな生き方をしていきます。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者