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先の「見える」時代など、これまでに一度も存在しない

先が「見えぬ」時代と言われるが、先の「見える」時代など、これまでに一度も存在しないのが実相。「見えぬ」中で、どう見ていくか。即ち、見えないものを如何に感性を高め、見出していくか。五里霧中の中を進むこと程に、恐れと不安と疲弊に苛まれることはない。従って、人間何かにすがることになる。一つは権威あるもの、先を行くもの、力あるものに、ただ従い言われた通りにする。または、当たるも八卦当たらぬも八卦と根拠なき運(コインの裏表、おみくじ、占い、易の類)を信望する。まったく何も考えていないこともある。そもそも、生き方が雑でいい加減。行き当たりばったりの神頼みの人生。これでは、事は起こらぬ。では、先が読めるようになるにはどうしたら良いのか。それは、人間の知りうるだけの見える中途半端な原点ではなく、元の元である根源、大局、元点が何かを知ること。そして、日々の営みの中で人としての感性を研ぎ澄ませ、善悪の分別が付けられるようになること。これ既成概念で形成されている自己流、人間流ではなく、自然流であり本道。そして更に、自分自身の本質を見極められるようになること。このことからも、世間一般のハウツー、ノウハウなどをいくら仕入れたところで、先が見えるようになるなど笑止千万。未熟な人間やその社会が生み出すものにすがることほどに危ういものはなし。「先が見えないから不安だ、何も出来ない、怖い」ということで、ただ怯える迷う日々を過ごすのか、いい加減で行きあたりばったりの対応で一向に良くならいまま生涯を終えるのか、己はどうする。どう在りたい?五里霧中の中でも己の進むべき道を自ら照らし、進める人生を送りたくば、性根を入れ替え、一から出直す覚悟で、本道を掴むことだ。


そのことを肝に銘じ、これまでのいい加減な生き方を見直し、自分の内なる目で先が見通せるようになれるよう精進します。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者