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人は失敗をやらかし、勝手にやる気をなくし、サボり、突然休む。
世の社長さんよう。
社員の育成にどれだけ熱を入れて取り組めているか?
既に、世の中、モノが溢れ、有り余り、その差異がつかなくなっている。
それも当然。
機械化、システム化が進み、どこもかしこも生産性、効率性のみを追求しているからだ。
その根底には、人を性悪説で捉えていることがある。
人は失敗をやらかし、勝手にやる気をなくし、サボり、突然休む。
人を充てにすれば、商売が安定しない。
だから、機械化、システム化に走る。
これ、資本力のあるところに軍配が上がるのは自明の理。
このままいけば、中小企業はなすすべなし。
分かっているのに、大事なことを後回しにしているようなら、商売好転していくことはない。
世の社長さんよう。
言わずもがな、もはや、独自の価値や差異を生み出せるのは、人の力しかないのだよ。
人の力も、技術やスキルも差異が出せなくなっている。
従って、唯一伸びしろがあるとすれば、道理を学び、人柄、人間性を高めること。
これ、青天井。
どこまでも向上できる。
やればやっただけ、時間は掛るが反響が大きい。
だがこれ、殆ど取り組まれていない。
お主の会社ではどうか?
大腕を振って、「私どもの会社では、社員の人間性の向上を重視し、そこに最大限の投資をし続けています」と自信を持って云えるだろうか。
機械やシステムの導入を優先させ、やったとしても社員の技術、スキルにのみ力を入れていたのでは、後先ないことをここで明言しておく。
なぜならば、そこに力を入れたとて、ある程度のところで頭打ちになり、ほぼ差異は生まれないからだ。
既に、分かっている会社は、地道に時間を掛けて丁寧にやり続けている。
社員の人間性を高める努力を。
そういう会社は、これまでも、これからも必ず生き残っていく。
これ真実。
思うところ、感じるところがあるのであれば、社長自身の性根を入れ換え、自身の人格を高めることに注力し、社員を性善説で捉え、今直ぐ、社員の人間性の育成に力を入れよ。
これ、今から始めたとて、成就には数年、数十年かかる。
それでもやるのだ。
中途半端でなく、徹底的に。
そのことを肝に銘じ、まず社長である自分自身の人間性を高め、社員共々、道理の完得を目指し、世の為、人の為、地球の為に精進します。
有難う御座います。
幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者