言葉の蛇口〜友達について
私が子供の頃におじいさんから
こんな話を聞かされた。
友達は3つのものに例えられる。
1つ目は食べ物。
自分にとって必要な存在、いつも近くにいてもらいたい相手だよ。
2つ目は薬。
いざという時、困った時にそばにいてもらいたい相手。
3つ目は病気。
できるだけ遠ざけておきたい相手さ。
今、心の中で自分の友達のことを考えているだろ。誰が自分にとって食べ物のような友達で、誰が薬のような友達か。誰が病気のような友達か。
お前自身はどうだい。
今、心の中で思い返した友達にとって お前はどんな存在になっているだろう。
お前のことを友達はどう思っているだろうね。
もらう側に立って考える癖を直しなさい。
自分は何を与えているだろうか、
どれだけのものを返しているだろうかと、
自分を振り返ることだ。
そうしておかないと、
お前は、人から多くを要求し
奪おうとするばかりの人間になってしまう。
気をつけておかないと、
お前自身が病気に例えられる存在になっているかもしれないよ。
友達を選んではいけないよ。
友達っていうのはお前の道具じゃないんだ。
お前にも都合があるように、友達にだって都合はあるものさ。
こんな友達が欲しいと思ったら、
お前自身がそんな友達として振る舞ってみることだよ。
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