『雲仙記者青春記』 2020年11月17日から公開を開始します。
記者になったばかりの新米が、突然の大災害に遭遇。1万人を超える避難住民が出ているのに、経験はゼロ。
新人記者が地元に住み込み、右往左往しながら、4年後に災害が終わるまで見届けた記録が、『雲仙記者日記 島原前線本部で普賢岳と暮らした1500日』(ジャストシステム95年刊、絶版)だ。
1990年11月17日に噴火した長崎県雲仙・普賢岳は、翌年6月3日に大火砕流を起こし、43人が死亡した。このうち、報道関係者は20人に及ぶ。24歳だった筆者(私)は、交代していて、たまたま難を免れ