見出し画像

初心者に効果的な語学の勉強法

わたしの夫はチェコ人。

結婚して13年、今までに2度チェコ語に挑戦しました。

だけど、挫折して、諦めました。


1度目は、このような「入門書」と書いてあるチェコ語の本を買って勉強しました。

画像1

ダメです。

いやこの本が悪いわけではないです。

頭の良い人、理解の速い人、継続力のある人なら、有効だと思います。

わたしの場合、文法が理解できず、続けられませんでした。

チェコ語は文法が難しいんです!(←言い訳)

特に初心者は、語学を文法から入ると、挫折しやすいかもしれません。

わたしだけかな。


2度目、文法が難しいなら、「文で丸ごと覚えよう!」と思って、勉強しました。

画像2

たくさんの文を覚えてチェコに行きましたが、何の役にも立ちませんでした。

文字を見ながら会話するわけではないですし、会話が早すぎて聞き取れないし、文を作れないし、諦めました。


そうこうしているうちに子どもが生まれまして、チェコ語の勉強から離れました。

今7歳なのですが、わたしの夫とネイティブなチェコ語を話しています。

2人の会話が理解できません。

2018年と2019年にチェコに行った時は、チェコ語は完全に諦めて、夫と息子に頼っていました。

当時4~5歳の息子に頼るわたし(笑)


最近になって思うことがあり、チェコ語の勉強に再び取り組み始めました。

3度目の正直です。

その効果はチェコに行ってみないと分かりませんが、今のところ、これは1番効果的なのではないかと実感しています。

それは、貼る勉です。

子どもが赤ちゃんの頃から、あいうえを表や漢字表を壁に貼っていたのですが、いつのまにか、小さく書いてあるカタカナまで覚えてしまったのに、驚いたことがあります。

それだけ、毎日、目で見ることは、自分たちが思う以上に効果があるんだと思います。

と言うことで、英語とチェコ語を書いて、冷蔵庫に貼りました。

画像3

貼る勉+ボキャブラリーを増やす作戦です。

英語もそうですが、文法や文章の前に、まず単語を知ることだと思います。

冷蔵庫を開ける度に、ご飯を食べる度に、単語が目に入ってきます。

1~2日ごとに単語を替えました。

替えた単語の紙は捨てず、リビングに貼っていきました。

画像4

リビングが、貼り紙だらけになって、見栄えが悪くなりますが、誰も来ないのでOK。

これだと、常に、目にチェコ語が入ってきて覚えやすいので、貼る勉は本当にオススメです。

子どもはわたしにとってチェコ語の先生なので、週に1度、チェコ語のテストをしてもらって、子どもに丸付けをしてもらうことにしました。

1.英語を言ってもらってチェコ語で言えたら「〇」
2.もう一度英語を言ってもらってチェコ語で言えたら「◎」
3.チェコ語を言ってもらって英語で言えたら「はなまる」
4.チェコ語の単語を文章で言ってもらって英語で言えたら「シール」

4週でシールがもらえます。

そうすると、その紙は外して、捨てます。

そしたら、壁が紙で埋め尽くされません。

子どもも楽しんでくれていますし、わたしも楽しい。

画像5

これは、わたしのチェコ語の習得のためでもありますが、ついでに、子どもも自然と英語を習得してくれたらいいな、なんて、淡い期待を寄せていたりします。


ボキャブラリーは、英語初心者が最初に覚えるべき基本の単語が600語載っている、「英検5級 でる順パス単」を使っています。

生活に必要な言葉がたくさん載っています。

パス単と夫の英チェコ辞典を使って。

画像6

画像7

1日1~2単語なので、超~~~スローペースです。

でも、確実に1歩1歩、1つ1つ、単語を覚えていきたいのです。

筋トレと同じで、何もしないよりは、少しずつでも毎日するのが大事。

1年で5級パス単が終わるか分かりませんが、なるべくたくさんのチェコ語のボキャブラリーを増やしていこうと思います。

目標は1年後。

チェコ語で会話したい!


さらに、ここからが重要で、覚えるのは簡単。

だけど、忘れるのも簡単なのです。

しっかり覚えたつもりでも、時間が経つとどんどん忘れていっちゃうので、忘れない努力が必要になってきます。

こうしました。

画像8

これね、貼る勉よりハードル高いです。

だって、本を開かないといけませんから。

「勉強しよう」という意志がないとなかなか行動できませんね。

でも、毎日、少しでもチェコ語に触れることを決めて、くり返し、くり返し、読む。

自分の声でくり返し聞くことは記憶に残りやすいそうです。

3級パス単くらいまでチェコ語のボキャブラリーが増えたらたぶん完璧だな。

何年かかるかな。

道のりは長いなぁ。

先が見えないよ。

でも、コツコツ進めば、辿り着けるはず。

がんばります!



この記事が参加している募集

学問への愛を語ろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?