子供が不登校になった親御さんへ~いつもお疲れ様です、ありがとう~


こんにちは。華奈です。

今日も、よかったらご一緒しましょう。



さて、

今日のテーマは不登校。

ニュースでも

いじめ問題などと同時に、

それを原因とした不登校者数について、

触れられることもありますよね。

子供自身が、

一番つらい思いをしているのは

言わずもがなですが、

それを目の当たりにする

家族や親の心労も

想像するに、

大変つらいものがあるのだと思います。

もしかしたら、

「私の育て方が間違ってたのかも・・・」

「どうして、うちの子はほかの子と同じことができないんだろう」

「この子の将来が心配で心配でたまらない」

「転校させてでも、学校に通わせないと」

などと、

真面目なお母さんこそ、

あるいは

教育に熱心なお母さんこそ、

強い不安をお持ちになっているかもしれません。

そう感じていること自体は、

そのまま素直な気持ちなので

何ら問題ないと思います。

(それを直接子供に伝えるのは、待ってほしいですが・・・)

私自身、

母親が教頭先生として

教育現場に関わっていたので、

そうした話しは小さいころから

自然と耳にしていました。

また、

最近の人間研究活動の中で、

関わりが深い“師”の一人も、

教師としてのキャリアも経験してきています。


【不登校】という話題に対して、


「子供本人にも、お母さんにも優しい考え方だなぁ・・・!」

と感じた、ある考え方があります。

それは、


【不登校で良かった】ということです。

不登校と一緒に上がってきやすいキーワードで、

「自殺」があります。

子供が、

自分で自分の命を絶つ。

どれだけの恐怖があったのか、

どれだけの勇気を必要としたのか、

誰かに助けを求めることすら叶わなかったのか、

それをする力さえ残ってないほど、傷ついた果てのことだったのではないでしょうか。

大人でさえ、

死ぬのは怖いと感じるのが一般的です。

その、死を選んだのです。

「生きるより、そっちのほうが楽(快)だ」、

そう思わない限り

人は死を選びません。

そんな選択を、

私たちより遥かに若い子供たちがしている。

そんな現状が、

事実としてあります。

不登校。

確かに学校に行かないことは、

親からしたら楽観視できることではないかもしれません。

だけど、恐らく・・・

学校も居心地が悪い

相談できる先生もいない

いじめにあっている

などの状況に加え、

唯一、

(無言でも)助けを求めた

家庭内で

「やれ、学校に行きなさい」

「なぜ行かないのか」

「何をかんがえているのか」

などと追及されると、

子供は最後の砦さえも失い、

完全に居場所を見失います。

その結果、

自ら命を絶つという選択しか

残されていない状況になるのではないでしょうか。

確かに、

学校側や

その周辺の大人の対応が、

不適切だった場合もあるかもしれません。

だけど、

そこだけを責めるというより、

親として、母親として子供を守るために出来ることも

もっとあるのではないかと思います。

命を絶つことはなくても、

例えば、

暴走族に加わったり、

宗教の世界に入っていったりなどで、

家に寄り付かなくなるのはなぜか?

シンプルに、

家は居心地が悪いからではないでしょうか。

私たち自身に置き換えてみれば

当然の話ですよね。

こちらの事情や気持ちも聴こうともせず、

ガミガミ言うような人の周りには寄り付きたくありません。

子供は、

年齢が若いだけで、私たちと同じ人間です。

無視していい感情などないですし、

大人が強制していい、という権利もないのです。

たとえ子供が不登校になっても、

親が、

「この子が一番、家が居心地が良いと思ってくれたんだ。

死なないでくれて、ありがとう。」

「ママたちのそばで、ただ呼吸をやめないで、そこに存在してくれてるだけでありがとう。」

と言えたら、

どうでしょうか?

きっと、

そんな気持ちで接することができたら、

子供は、自分の好きなタイミングで

自分の関心があることを、だんだんと始めると思います。

学校に行くとか行かないとかではなく、

親の本当の望みは、

その子が、その子らしく幸せになって欲しいというものではないでしょうか。

何かを、

強く親が望んだり、

こうしないとダメ!と押し付けたり、

自分が想像してたのとは違う方向性に焦りを覚えたり・・・

もし、

そんなことがあったとすると、

それは子供の人格や能力のせいではありません。

お母さんが、

あるいはお父さんが、

自分自身に本当は言いたいことなのではないでしょうか。

(あるいは、そのまた親からされてきたこと)

とても、

この事実を受け入れるのは

耳どころか心が痛む感覚があるかもしれません。

(ごめんなさい。傷つけたり、挑発したいわけではないんです)

だけど、

「本当はこうしたかった」

「私は〇〇できなかったから、子供にこうしてほしい」

「よって、〇〇ねばならない!〇〇あるべき!!」

という想いは、

親の立場であるあなたが、

あなたの中で解消しきれていないことなのだと思います。

そういう“押し付け”の中で、

育った子供もまた、同じことを繰り返します。

親から子供へ、

子供から孫へ、

さらにその下の代まで・・・

もう、

誰もハッピーにならないループから

抜け出しましょう。

親・・・、

とくに愛や共感性に長けている女性である

お母さんが、

そんな視点も持てたとき、

子供は思いもよらぬ伸び伸びとした成長を始めます。

お母さんであるあなたが、

その子の目の輝きを見れば、

子供が、心から熱中していることなのかは、

すぐに分かるはずです。

ママであるあなたに、

「どんな状態の〇〇ちゃんでも、ママはあなたの味方よ」

「いい時も、悪い時も、何が出来てもできなくても、ママにとって大切な存在であることは変わりがないよ」

「今日も、一緒に一日を過ごせて、ママは幸せ者」

と言われたとき、

子供は

心の底から安心感を感じることができます。

別記事内でもお伝えしている

【安心・安全の欲求】は

人間が本質的に持ち合わせているものです。

その安心感を感じられたがゆえの、

生命として安全と感じる状態がもたらされたとき、

自ずと子供は、自分の進みたい方向に歩みを始めます。

だから、大丈夫。

今日は、

若干ヘビーな内容のブログになったかもしれませんが、

ここまで読み進めてくださったあなたがママであれば、

そのお子さんは絶対に大丈夫なのです。

だから、

心配しすぎず。

ママが疲れたり、不安ばかり抱えてしまうと、

子供も

それが自分に向けられたものと敏感に察知して、

「自分は(ママに迷惑をかける)ダメな子なんだ」と

インプットが入ります。

ママが

おおらかで、

穏やかで、

ALL-OKと構えられたら、

子供も伸び伸びし始めます。

そんな、

愛ある役割を担ったあなたは

とても素敵です。

女性としての性を受け、

愛を発揮できる立場って、

個人的にとても深遠で、尊いものだと感じています。

ママさんって大変だと思います。

だけど楽しそうでもあります。

育ててくれた母親に、

私は感謝をしているからこそ、

そして大人になった今、

女性として様々なものを両立してきた母親の大変さと偉大さが

想像できるようになったからこそ、

ママたちを応援したい。

そんな頑張るママにとっての、絶対的な味方でいたいんです。


ささやかではありますが、

全国のママさんを、応援しています。

今日も、

あなたと、あなたの大切な人にとって、

さらに素敵な一日になりますように。


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