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【驚き】note書いてたら、TVの出演依頼が来た!

noteを書きはじめて、来週で1年になる。

毎週(金)に更新すると決めたのが半年前。
なんとか更新出来ている。
半年前は9人だったフォロワーさんも、
現在130人になった。

聞いたか、半年前の私よ!
「フォロワーが2ケタになったらうれしい」
なんて言ってたけど、いまや3ケタになったぞ!
良かったな!このままずっと3ケタでいたい。
4ケタはちょっとこわい。

さて、ここ一年間の振り返り。
この一年、いや、直近半年間は特に、
「note書いてたおかげで〇〇だった~」という出来事が多かった。

関西や東京で、お世辞にでも
「note読んで、kanaさんに会いたいと思ってました!」と言ってくれた方々がいたのは本当にうれしかったし、noteを書いてなかったら会えなかっただろう、という人にも会えた。

今日は、そんな
「書いててよかった、note式。」の、最新記事。
昨日起こったばかりの、ほやほやの話題である。

kanakanakana、TVの出演依頼来たってよ!!

それでは、どうぞ!


さて、5月に入ってからというもの、
我が家の中1の双子は、学校に行き渋っている。

昨日、次女は生理痛で欠席。
三女は一度学校へ行ったものの、腹痛と吐き気で早退連絡がきた。
月末業務で絶賛バタバタ中に
「お母さんお迎えお願いします~」だ。
入学してから何度目だろう。
毎回わかっちゃいるが、ため息しか出ない。

病院に行こうと一緒に車に乗せていた次女が、何気なく歌った鼻歌が聞こえてきて、キレそうになった。鼻歌歌う元気があるなら、学校に行ってくれ。そりゃおなか痛くても鼻歌くらい歌えるけどさ。なんかとにかくすべてに腹が立つ。

二人を病院に連れていき、この前と同じお薬出しとくね。と先生に言われる。

薬を待つ間、ふいにスマホを開く。
と、そこに一本のメールが来ていた。

【noteユーザーからお問い合わせが来ています】

送信者名【〇〇TV】担当◇◇◇◇

突然のご連絡失礼いたします。
〇〇放送局で生放送報道番組「△△」を担当している◇◇と申します。
本日午後◎時からの生放送で、子育て中の子ども監視ルールについて考えます。
「【スマホ】我が家のルール、話し合いの末こうなりました」という記事を拝見し、お話を伺いたくご連絡差し上げました。

急なご依頼で恐縮なのですが、メール・お電話等でお話を伺わせていただけませんでしょうか?ご検討よろしくお願いいたします。

【放送日時】本日■時から■時まで
【他出演者】
MC:(知ってるお笑い芸人2人)
司会進行:(知らない方)
コメンテーター:(知ってる人や知らない人)


ん?

…えーと。

これは…、詐欺??


いや、なんの目的で。

すぐさま自分につっこむ。
なんか詐欺っぽくはないよな。

一応、書いてある番組名を調べてみる。
お、実在の番組だ。本日の予告内容と特集内容が一致している。

私の奥底に元々あるミーハー心と、
「なんか騙されたりしてもnoteのネタになるから、まぁいっか!」という気持ちが勝った。
連絡先を返信してみた。

病院の薬局で返信してから5分後。
早速TV局のスタッフさんから電話がかかってきた。

「突然のご連絡失礼します。私、〇〇TVで〇〇という番組を担当しております、◇◇と申します。」
「早速ですが、kanakanakanaさんのnoteを拝読して、お話をお伺いしたいと思いご連絡させて頂いたのですが、今お時間大丈夫でしょうか?」

「大丈夫です!」

地味にわくわくする!

「本日特集で取り扱うのは、今月初めにツイートされていた『親に、部屋に監視カメラをつけられている』という中学生の投稿をきっかけに、MCの方やコメンテーターの方々と、昨今の子育てにおける、門限やゲーム、スマホなどに関する色々なルール決めや、しつけについて本日番組内でお話頂ける方を探しておりまして。kanaさんのスマホルールの記事を拝見して、大変興味深く、スタジオが東京なので、可能であればzoomで番組に出演していただけないかと思い、ご連絡させて頂きました。」

本日!?番組内で!?生放送に!!
どうしよう。喜んでる自分がここにいる。

「kanakanakanaさんの記事を拝読しまして、実際にkanaさんのご家庭ではどんな風にスマホのルールを決めたとか、何かお子さんたちとの間に他にも決まり事などがあれば教えて頂きたいのですが…」

なるほど~!そうか。ルールね。
我が家の中でのルールらしいルールなんて、あのnoteに書いたスマホルールくらいなもんで。

しかも、こんな母ですので、そのルールも自分で忘れて、だんだんなぁなぁになっていって、毎日反省することばかりで…。
それでも、私の記事を読んで、話を聞きたいと言ってくれたのだ。そちらが欲しそうなコメントを、誠心誠意答えようじゃないか!

「我が家は、記事にした通りのスマホのルールはありますが『やるべきことをやったら』という条件以外は、そんなに厳しいものは設けていません。成績も真ん中くらいでOKという条件ですし、緩い方かと思います。でも、ルールを決める際に一番気を付けているのは、親からの一方的なルール決めではなく、必ず娘たちと話し合って納得の上決めるようにはしています。それが一番大事かな、と。」

どやーーーーーーーっ!!
模範解答じゃないか。エッヘン!

しかし、鼻の穴を広げて自信たっぷりに答えた私とは裏腹に、その担当者の方は
「うーん、そうですか…。」と浮かない声を出す。

え?…あれ?
私、解答間違えたかな?

「ちなみにスマホ以外にも、ゲームや門限など、他にルールを定めているものはありますか?」

「…門限はないですね。ゲームは一応週末だけ、と決まってます。あー、あと、娘のスマホには三人ともGPSのアプリは入れてます。」

「え!?GPSですか?それはどうして??」

逆に、え?そこに食いつくのか。
喜ぶポイントがなんかよくわからん。

「うちの娘はちょっと離れた学校に通っているので、帰宅時間は無事バスに乗れたかな?とか、確認出来るので。」

「それは、お嬢さんたちは知ってるんですか?」

「もちろんです。帰りとか心配だからGPS入れてね、って話して同意の上で入れてもらってます。」

「そうか…。そうですよね…。」

なんか、話しているうちに、どうやら私の答えが期待外れなんだろうな、という事はわかった。
でも、全部正直に答えてるので仕方ない。

でも、何が正解なんだろう。
何を求められてるんだろう。

「なるほど。お話を聞く限り、kanaさんはお嬢さんの意思やプライバシーを尊重してルールを決めている感じなんですね。」

「まぁ、そうですかね。」

「実は、私たちは今回、監視カメラやGPSなどを用いて、我が子を徹底的に管理する親御さんの意見や、もう少し過激なエピソードはないかと探しておりまして。正直、コメンテーターの方々が食いつきやすいような、ちょっと刺激的な話題の方が盛り上がるかなと思ってます。何か、そのようなエピソードはありますか?」

なーるーほーどーーーー!!!!!
そうか!それが欲しかったのか!

だとしたら・・・、私じゃないだろー!!!笑

私のスマホルールの記事を読んで、そんな過激なルールを決める親に見えたのだろうか??
いやいや。もう一度ちゃんと読んで欲しい。
むしろ、私は緩い親である。
なにせもっと緩い親に育てられたもんで。

「いやぁ、正直、私はありませんね…。娘のお友達の中には、1日2時間しかスマホを触らせてもらえないとか、テスト前はスマホ没収されるとかよく聞きますけど、そんなのよくある話だし、親は今スマホの見守り機能で検索履歴も見れるし、時間制限もいくらでも出来ますけど、もし私が逆の立場ならイヤなので、私はしません。今それでガチガチに抑え込んだところで、高校生や大学生になってタガが外れて自己管理出来なくなる方が怖いですしね。」

「なるほど。わかりました!では、他のスタッフとも検討して、また後程、改めて詳細ご連絡させて頂いてもよろしいでしょうか?」

「わかりました!」

この時点で、あぁ、私が出演することはないだろうな、と思った。

まぁ、根っからミーハーな私だけど、無理にエピソードを作ってチャンスを得たとしても、それはなんだか違うし、そこまでしてTVに出たいわけではない。

いや、ほんとはちょっと出たかったけど。
想像したけど。
zoom越しにお笑い芸人さんの隣に映る自分を。
一瞬想像はしたけども。

もしnoteがきっかけでTVに出れたとしたら、これはまたnoteのいいネタになるぞ!と思ったけど、結果出演出来なくてもネタに出来たので、私の目的は達成された。

だから、良かった。楽しい経験だった。
と、私は勝手に今回の出演依頼に終止符を打った。

ちなみに、その後TV局の担当の方からはホントにちゃんと連絡を頂いた。
「スタッフとも話した結果、今回の特集への出演は取り下げさせていただいてもよろしいでしょうか?」と正式に伝えてくれた。

とても丁寧だと思う。
断りの連絡もないだろうな~、と勝手に思っていたし、連絡しなくても良いと言えば良いはずである。
放送日当日のお昼間にネタを探して様々なnoteまで読み込んでいる制作の方々は、本当に大変なお仕事だな、と思った。

最後に、私も伝えた。
「今回はこちらもご希望に添えませんでしたが、私のnoteを読んで頂き、お話を頂けたことが嬉しかったです。ありがとうございました!」
それで私は満足だ。

夜、教室が終わり、お風呂に入り、
洗濯機を回しながらその番組を見る。

放送を見て、たしかに、この特集には私の記事は不要だなと思った。

私と同じような意見を、MCさんとコメンテーターの方々が、もっともっと上手に、多方面から、専門知識を用いて話してくださる。
やっぱりプロはすごいな~、と思った。ここに肩を並べる姿を一瞬でも想像した自分が恥ずかしい。こちとら、ただの主婦である。

でも、一瞬だけ、なんかいい夢見れたな。
お風呂あがり、バズタオルでぐるぐるにした頭で、回る洗濯機の音を聞きながら、そう思った。

今回はご縁はなかったけど、でも、noteを書いてると、そんなこともあるんだな~と学んだ!

でも、ここにこんな風に、洗いざらい書いてしまったので、きっともうTV取材の話なんて来ないだろう。自分で自分の可能性を絶つ女、kanakanakana。それが私。

でも、昨日朝から双子にイライラしていた私は、ちょっと、この「TV出れるかも!」という話が気分転換にはなった。

楽しい時間をありがとうございました!

さ、欲を出さずにまたがんばります!
これからもどうぞ、お付き合いください!




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