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#1年でBリーグ全アリーナ制覇の旅 旅行記 滋賀編(30/54:瀬田に旗を)

はじめに

どうも。部屋が一生片付かないはおーです。
ここ半年くらいで買いまくったアクスタやらトレカ類やら整理したいのに、中々気が進まない片付け下手。

今回は地方跨ぎ3連闘の2戦目、滋賀レイクス編となります。
リブランディング・新アリーナ稼働が初年度という事もあり、大きな転換期を迎えたレイクス。そのホームゲームの全容をしっかり観察してきました。

旅の記録・滋賀編

澄んだ空気

前回のA千葉観戦からそのまま横浜へ行き、京都行の夜行バスに乗ります。
DDT(プロレス団体)のラッピングバス。DDT見に行った事ないから近い将来行ってみたいなあ。竹下幸之助と男色ディーノしか選手知らないけど。あと高木三四郎は社長だからわかる。

まだ日が昇る前の京都駅に到着。
デイゲームとは言えかなりの時間があるので、滋賀県内の観光地を巡ります。

まずは近江神宮競技かるたの聖地として知られており、その年の日本一を決める名人戦・クイーン戦がここで開催されます。ちはやふるで見た。
朱色の楼門が美しいですね。

短歌の碑が随所に建てられている事も近江神宮の特徴。
ここは天智天皇が祀られている神社なんですが、勿論天智天皇が読み上げた歌もあります。小倉百人一首の1番目。

この後は大津港まで行って、琵琶湖をクルーズしてくれる遊覧船(ミシガンクルーズ)に乗ろうと思ったんですが、貸し切りだか何だかでこの日は運行なし。超絶不運。

代わりにという訳ではありませんが、石山寺へ行くことにしました。
奈良時代に建てられた由緒あるお寺で、紫式部が源氏物語の着想を得たり、源頼朝によって寄進したものがあったり、戦国時代には織田vs足利の戦いに巻き込まれたり、各時代で様々なエピソードがある凄いお寺です。

先程紹介した紫式部のエピソードにちなんで、銅像もあります。

てか、石山寺めちゃくちゃ広い。なめてた。ちょっとした山の麓が丸ごと寺になっているから、一周歩くだけでちゃんと登山する事になるし、歩くだけで数十分かかる。しかもこの日は仕事帰りでスーツだったので革靴。終わった。俺の足首から下全部終わった。

とりあえずアリーナまでのシャトルバスが出ている瀬田駅まで戻ります。
ユーフォニアムのラッピング電車。

アリーナへ向かう前に腹ごしらえ。セルポワしぐれ煮オムライスをいただきました。
鰹節が乗っていますね。かかっているものは醤油。はい、完全に和風のオムライスです。ライスもチキンライスではなく、バターライスのようなもの。

これ凄く美味しいです。てか卵って和風料理にも合う食材ですし、よく考えたら美味しいに決まってるんですよね。ありそうでなかった発想に脱帽。
とは言え、卵のふわふわ具合だったり、濃すぎない優しい味わいのバターライスだったり、調理テクニックの高さを随所に感じる一品です。

今まで食べたランチの中でも最上位に入るくらい満足度の高いお店でした。紹介いただいたフォロワーの方、本当にありがとうございました。

わんだほーい

瀬田駅からシャトルバスに乗車し、滋賀ダイハツアリーナに到着しました。
ちなみにここからBラジの勝汰さん、なかのさん、きゅーじさん、山さんと合流。

2022年の12月に開館した最新のアリーナ。伺ったのも稼働2か月目という事で、まだ新築の香りががっつり残っているタイミングでの訪問が叶いました。
2025年には滋賀国体が控えているので、そこでの使用も想定されているとの事です。

アリーナの前にはレイクスのロゴオブジェが。
この横に写真を撮っても良し、新築の滋賀ダイハツアリーナも含めて映えるような画角を探すも良し。

アリーナの中には、レイクスの取り組みや過去の歴史が書かれた屛風のような看板が。
2008年より参入とプロとしては歴史ある部類に入るチームなので、この掲示物を一通り眺めるだけでも読みごたえ抜群。時間が溶けます。

という訳で観戦。この日の対戦相手は秋田です。

エンドにスペースができているものの、全体的にはすり鉢状でいいアリーナだと思います。
特に1階は雛壇、パイプ椅子共にクッション性があり座り心地が良く、座席幅も確保されているのでとても快適。
2階席はクッションがないものの、こちらも縦横共に座席幅がある程度あるので快適性が高いです。
ドリンクホルダーも1階2階共にしっかり設置してあり、嬉しさポイント爆増です。

個人的に滋賀のアリーナはビジョン表示も素晴らしい
全選手の得点数とファウル数がいつでも確認できるアリーナってとても少ないので、ストレス少なく観戦する事ができます。

レイクスのショーはクラブのような光と音圧が特徴的
チアが電動セグウェイに乗ったパフォーマンスなんかもあり、ライブイベントのような華やかさを感じることができます。
関西の中では最も豪華な演出を行っているチームだと思います。

ちなみにこの日は1階ベンチ向かいの雛壇で観戦していたんですが、ワクチン割引適応で3300円というとんでもなく安い価格で観戦する事ができました。
割引適応前はダイナミックプライシングで4100円。それでも十分安い。この金額でこのレベルの演出見れるのはコスパ良すぎる。

写真を撮り忘れたので、同行者の山さんから頂戴しました。

試合は77-84で秋田の勝利

前半は滋賀がオフェンスで積極的にアタックする姿勢が功を奏し、滋賀リードで折り返し。
その後は秋田が3Qで3P5本を含めた32得点とオフェンス面で一気に突き放す展開。一時1ポゼッションまで滋賀に詰められた際もディフェンスを締めなおして追いつかせず、大きな1勝をもぎ取りました。

滋賀はこの日テーブスが1ヵ月ぶりの復帰、そして湧川のデビュー戦と、前節からメンバーが変わっての1戦。テーブス復帰戦ながら、速い展開を中心に流石のドライブ力を発揮。
ただ、それ以上にこの日は湧川に驚かされました。18歳のプロデビュー戦とは思えないくらいディフェンスが積極的でしたし、シュートも結果的には5割以上の成功率を記録する7得点。
合流して間もなかったのでローテーションミスは多々あったものの、ポテンシャルの高さどころか、既に持っている実力がB1レベルであることを印象づけられた試合でした。

秋田は大晦日で見た試合同様、ザックの献身性が光りました。シュート率は良くなかったものの、リバウンド13、うちオフェンスリバウンド7とリバウンド争いで主導権を握っていた事が勝因に繋がりました。
あとは日本人エースの中山クラッチシュート含む13得点というオフェンス面は勿論、ディフェンス面で守れる範囲と相手の幅広さはこの試合でも遺憾なく発揮されていました。

先述した2階席。
座席間が気持ち広めに取られているのがなんとなーくわかりますかね?

最初行った頃はイニエスタが日本でプレーするとは思わなかった

ここからは滋賀ではなく、電車で京都へ行った際の話。
アリーナから京都駅まではフォロワーさん2名含めた3名と話しながら移動して、こちらも楽しい時間でした。この場を借りて御礼申し上げます。

友人のTakさんとその奥様と合流し、神宮丸太町のTatoへ。
スペイン人のシェフが運営されているスペイン料理屋です。
写真は乾杯のスペインビール「Voll Damm」アルコール度数が強く、大麦のコクを強烈に味わう事ができます

このお店の名物は、本場スペインのパエリア……もといパエージャ

写真でわかる通り、エビやムール貝などの具材が盛り沢山。魚介の旨味がかなり強く、固めの米としっかり絡み合う感じがたまりません。
大きなプレートに炊かれたパエージャをみんなでシェアするという事自体も、宴のように特別に感じる時間ですね。最高のごちそうです。
これをを食べてから、関東でこれに近い味のパエージャを探しているんですが、未だに出会えていません。それくらい絶品かつ独特。

最高のお酒と食べ物を囲んで最高の宴をしたところで、この後は京都駅近くのホテルへピットイン。3連闘最終日に備えて、身体を休めました。

あとがきとおまけの1枚

滋賀はコロナ禍前のウカルちゃんアリーナへ訪問して以来でした。

プロスポーツに特化した、いわゆる「夢のアリーナ」ではありませんが、プロ・アマ両競技が1つのアリーナを共存していく、という意味では、茨城のみとアリーナ同様にいいハコだと思います。
唯一アクセスだけはネックなんですが、レイクスのホームゲームのみに絞ればシャトルバスも出ているので、そこまで気になったりはしません。行き帰り共に本数が豊富なのも嬉しいですね。

運営面で言うと、リブランドが入ったこともあり、ホームゲームの造り込みは大きく変わっていた……と言いたいところなんですが、根本の造りはいい意味であまり変わっていなかったです。

先述のグッズショップはリブランド前からBリーグの中でも充実したものを持っていましたし、キッチンカーなどもそこそこの店舗数が出店されており盛り上がりを見せています。
試合前の演出は移転して豪華になったかな?という感じはしますね。ただこれもがらっと変わったというよりは、レイクスターズ時代のものを正当進化させたような印象。

元々レイクスは「関西No.1熱狂アリーナ」を合言葉にホームゲーム作りを行っており、試合内外問わずアリーナでお客さんが足を運ぶ部分はこだわっていました。
そのノウハウを少しずつパワーアップさせたものが、現アリーナにおけるレイクスのホームゲームを形作っているんだと思います。
なので付け焼き刃感がなく、ホームゲーム全体で運営側の余裕や安心感を感じました

あとレイクスはブースターの声をとても大切にしている上に、熱狂的な応援をするブースターが多いチームなので、コロナ禍の制限でそこを体感できなかった事だけは心残りでした。この時期に行くよう旅程を組んだ俺が悪いんだけど。
今はコールも全面解禁されたので、来季改めて訪れて、ブースターの声援と共にレイクスのホームゲームを楽しみたいな、と思います。

競馬垢でちょっとだけウケたグッズ。

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