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23卒就活のやり方は十人十色

はじめまして。都内の大学に通う23卒女子大学生です。人生で初めての就活を終え、自分用の記録としてnoteに残します。実は内定承諾後無気力状態に陥ってしまい、記事を書く手が止まってしまっておりました。しかし、1ケ月後に行われた2daysの内定者インターンで「自分ってどうしてこの会社に入れたんだっけ?」と自信がなくなってしまいました。自分の自信復活のために内定承諾後1か月という期間をあけてしまっての執筆になるため、曖昧な部分が多いかと思いますがご了承ください。
私が23卒の就活を終えて思ったことは、みんなで3月エントリー開始、みんなで6月面接開始といった、集団規模の就活ってもう終わっていたんだなということです。それぞれの夢によって就活を始める時期、終わる時期は異なるということを実感した就活でありました。そのような中、一女子大学生である私がどのようにして就活をしたのか執筆していきたいと思います。

就活の始まり

私が就活を意識しだしたのは2年生の3月1日でした。就活ってどういうモノなのだろうと気になり、とりあえずマイナビ主催の合説イベントに参加しました。しかし参加してみても就活ってよくわからない。いろんな先輩に話を聞いていました。

本格的に始動

3年生の6月にバイト先の先輩からinteeという就活サービスを教えていただきました。とにかく就活したいけどなにをしたらいいのかわからないという私にぴったりのサービスであり、迷いなく入会しました。この時、inteeに入会していなければベンチャーや人材、ITに興味を持てていなかったと思います。先輩には感謝です。

inteeとは、主に以下5つのコンテンツを完全無料で利用できる、就活支援サービスです。

1.一人ひとりの課題にあわせて就活をフォローする「メンター制度」
2.価値観を言語化し、理想の将来像を描く「キャリアワークショップ」
3.選考状況や企業の志望度を一覧化できる「選考Picker」
4.プロフィールを見た企業から直接オファーが届く「スカウト」
5.人事の視点を学んで選考対策ができる「就活セミナー」

出典:https://note.com/intee/n/n12733dbb38ef


6月から7月は、inteeを活用しながらもマイナビといった大手人材アプリを使ってサマーインターンに応募をしていました。この時期はまだ自分がやりたいことが見つかっていなかったため本当にいろんな業界、職種に応募していました。業界は金融、商社、物流、ゼネコン、メーカー、保険、小売り、IT、人材、マーケティング、コンサル... etcといった感じでした。

ベンチャーのバリバリOLになりたい時代

inteeの講座などを受け、私はベンチャーを主に見るようになりました。inteeのメンターさんは本当に優しくて、親切に相談に乗ってくれました。この時点で、私には「無形サービスを売る営業」「1000人くらいの規模が合う」ということを見極めてくれていました。ベンチャーの企業のインターンや説明会は主にinteeを通して行っていました。自分でもベンチャー企業を探しましたが、いろんなベンチャーがありすぎてよくわからなくなってしまいました。

電子部品メーカーLOVE時代

11月、私は自分がやりたいことが何なのかよくわからない状態に陥った私はいきなりの方向転換を行いました。
これまでの私はinteeを主軸にした就活を行っていました。inteeはIT・人材ベンチャーに強いため、紹介されるのもこのような企業が多いのは事実です。それは私のためではなくinteeの利益のためなんじゃないかと思い、inteeに不信感を抱きました。そこで、inteeだけでなく、様々な就活支援サービスに登録して、いろんなメンターさんに話を聞いてもらいました。(inteeの皆さんほんとにごめんなさい。(笑))
学校のキャリア支援センターも活用し始め、そこで言われたのは、「女性だから長く働けた方がいい。女性の勤続年数が高いところがいいんじゃない?」「みんなが知ってる会社じゃなくてもニッチな業界ではシェアトップとかあるからそういう会社がいいんじゃない?」

私は家族が窮地に落ちった経験があることから、家族を安心させたいという気持ちが強いです。「両親を安心させるためにもベンチャーより大手の方がいいだろう」、「将来の家族のためにも長く働ける女性が裏方で活躍する仕事がいいだろう」と思いました。この結果、電子部品メーカーを主に見るようになりました。

日本の応援団長として活き活き輝くお母さん


これは、私が就活の際に描いた自分がなりたい姿です。具体的には以下のような内容です。

日本の応援団長…自分がやる決めたことに真摯に取り組む。この結果、どんな相手にも本気で向き合う。かつ、日本をリードする存在になる。このために、組織を引っ張れる存在なる。
活き活き輝くお母さん…自分の子どもに尊敬される。自分の子孫まで自分の存在が伝わっている。

出典:私

このような状態を自分の人生をかけて達成していきたいと思いました。これをもう一度意識した時に、私はメーカの営業職でいいのだろうかという疑問が生まれました。私がメーカーの営業職に就きたい理由に、自分主体な理由がなかったのです。そこで、この自分がなりたい姿が達成できる職場はどこにあるだろうかと意識するようになりました。
実は、このように人生をかけて成し遂げたい姿を意識するようになったのは、ある企業の選考で10分のプレゼンがあり、そこで、自分がどのような考えでこれまで生きてきたのか、それを踏まえて今後どう働いていきたいかを発表する機会があったためです。就活というのは、自分を見つめ直す機会であると改めて感じました。

ベンチャーを再び見るように

自分のなりたい姿をもう一度意識した結果、再び、ベンチャー企業を志望するようになりました。様々な就活サービスを使ったことで、inteeのメンターさんが私のことを本気で考えてくれていたことをに気づき、再び、inteeを信頼するようになりました。そこで、初めからinteeのメンターさんから言われていた「無形サービスを売る営業」「1000人くらいの規模の会社」を重視するようになりました。
また、私は自己成長を売りにしているような企業よりは、他者への貢献を重視しているベンチャーがあっていると思いました。その結果、中小企業のFAX業務支援を行っている企業とIT系の人材サービスを行っている企業の二社への入社を志望しました。どちらの企業からも内定をいただきましたが、実際に入社できるのは一社のみのため、とても悩みました。そもそもこの2択でいいのかも不安になった私は、とにかくいろんな人に相談しました。バイトの先輩やサークルの先輩、メンターさん、姉の彼氏、バーで出会った社会人の方などなど…いろんな人生の先輩に話を聞いてもらい自分なりの答えを見つけることが出来ました。

某IT人材系ベンチャー企業へ就職

私がこの企業に就職を決めた理由は2つあります。

1つ目は、新規事業にも自分が取り組める可能性を感じた点です。この企業は、売上を創業以来拡大し続けているため、新規事業に積極的に取り組んでいます。私は自分でやりたいこと、できることが煮詰まったら事業を立ち上げたいと思っています。会社を離れて行うのもいいですが、その会社に所属しながらもできる可能性があることは魅力的に映りました。

2つ目は成長スピードの速さです。説明会に出てくる人事の人も現場で働いている方もとにかく若いのが特徴でした。私は今後の人生において、転職も視野に入れていたため、どこで働くかというよりそこで何が身に付けられるかということが大切であるなと感じていました。そのため、自分のスキルはなるべく早く、高くしたいと思っていっため、成長の速さは魅力的に感じました。

最後に

この私の就活の仕方は、私だからこの方法でも就活を終えられただけであって、誰にも勧めることはできません。人の数だけ就活の方法はあると思っています。ただ、これから新卒就活を行う人には、いろんな人に話を聞いてほしいと思います。いろんな人生の先輩方の話を聞くことで、自分がやるべきこと、やりたいことが見えてくると思います。こいつだからその方法で人生うまくいってんじゃんと思わず、そんな考え方もあるのね~と聞いてみてほしいです。いろんな人の就活の進め方、生き方を聞くと自分なりの方法ややりたいことが見えてくると思います。最後に生意気なことを言ってしまいましたが、一女子大生の戯言はここで終わりにしたいと思います。

私の就活を助けてくださった先輩方、メンターさん、人事の方々本当にありがとうございました。

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