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親の幸せのために生きるのを辞めたら起きたこと

この文章は、私自身のことを通して「こんな人もいるんだ」と知っていただけたらという思いで書いています。

私はつい最近、これまで親の幸せのために生きていたことに気がつき、親の幸せのために生きることを辞める決断をしました。

そうしたら、不思議なことに自分の仕事やキャリアについて前とは違った視点で考えられるようになったので、今日はその体験について書いてみたいと思います。


親の幸せのために生きていたという気づき

なんとなく働くことに自信を持てず、将来に漠然と不安を抱えていました。

そんな時にカウンセリングを受けたところ、自分が「親の幸せのためにいきていた」ということに気づかせてもらいました。

振り返ると、今の仕事に就いたのも親の勧めがあったから。

そして、私の親は私が望み通りの職に就いたことに喜び、ことあるごとに、「このまま定年までこの職で生きていくことがどれだけいいことか」を説いていました。

私の方も、せっかく就いた職だし、何としてでもここで生き延びなければという思考に陥っていました。

絶対に仕事はやめられない、だから失敗はできない、周りからの評判を落として居心地が悪くなったら終わりだ…と。

しかし、この職で働き続けたいというのは私の本音ではなく、私の親が望んでいたこと

完全に人生の主導権を親に渡している状態になっていました。


自分の幸せのために生きるという決断

この事実に気づかせてもらい、私は親の幸せのために生きることを辞めて自分の幸せのために生きるという決断をしました。

ただ、「決断をした」と言っても、私には「親を悲しませたくない」「心配させたくない」という思いもあり、初めから自分ですんなりと決断できたわけではありません。

カウンセリングを通して「自分の幸せのために生きていいこと」「悲しむのは親の自由であり、私がコントロールできる問題ではないこと」を教えていただき、初めて「自分のために生きていいんだ」と思うことができました。


決断をしたら起きたこと

私はこれまで、自分には特にやりたいことがないと思っていました。

しかし、不思議なことに、親の願いをかなえなくていいと自分に許可を出したら、やりたいことが次々と浮かぶようになりました。

そして、あまり好きになれなかった今の仕事に関しても、やってみたいと思うことを実現するためのステップとして、もう少しここで経験を積んで勉強してみるのもいいかもなと考えるようになりました。


今後のこと

今後は、今の仕事を軸にしながら関心のある分野について学んでいこうと考えています。

学んでみて、今の仕事を続けたいという結論に至っても、別の道に進もうという結論に至ってもどちらでもいい。

将来にいろいろな可能性があると思えると、これまでのような不安よりも人生何とでもなるという思いの方が大きくなりました。


皆さんは、自分のために生きられていますか?


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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