東京に住む意味とは
上京して来年の4月で5年が経とうとしている。その中で思うのは「このまま東京に住む意味はあるのか」ということだ。もちろん個人的な意見であり、人の性格や価値観が違うためそうではない人も多くいる。だから毎年東京の人口は増え続けている。
東京はたしかに便利で遊ぶ場所がたくさんある。美味しい飲食店も豊富で地方では味わえない体験もできる。その分、地方から人は集まり人が多いため出勤や帰宅ラッシュ、休みの日の都心部は大混雑だ。
そのおかげで自分の大切な時間を奪われる経験を何度もしてきた。僕はとにかく無駄に待たされるのが嫌いだ。とはいえ、東京に住む選択をしたのは自分なので文句ばかり言う気はない。そんなことがありつつも沢山の経験や体験をした。出身が地方で田舎ということもあり特に都心部の建物や道、お店、人など物珍しさを感じ楽しい経験もした。
話題になっている飲食店には行こう思えばすぐに行ける。最先端のIT技術を使ったお店や施設などでの体験も新鮮だ。
だか、そんな東京にも疲れてきた。前半で説明した通り人が多く大混雑する。行きたい場所があっても人の多いことから断念することもある。例えば、今年のクリスマスの渋谷がそうだ。人が集中し過ぎて駅に入れなくなり前にも進めない状況。
たしかに改修工事を行なっていることも原因としてあるが、それをわかっていながらも渋谷に集中しあのような状況になる。渋谷以外にも素敵なお店や遊ぶ場所はたくさんある。これは極端な例ではあるが、基本的に都心部はどこも混んでいる。
一方で地方は通勤ラッシュ時もそれほど混まないし、休みの日も人が集中し過ぎてパンクすることなんてない。遊ぶところは東京に比べると少ないが、最近は色んな施設ができ再開発も進んでいるため、以前から増えてきている。
また、映画やドラマなどのエンタメはスマホがあるため地方にいても楽しむことができる。人が多い映画館に行く必要もない。このように人混みが嫌いで、疲れ気味の僕は最近「東京に住む意味」を考えてしまう。
とはいえ食べ歩きが好きな僕は色んなお店、美味しいお店が多い東京に魅力を感じているので、このまま住んでいる。とりあえず今が楽しいのでまた変化があればその時に考えることにする。
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