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財政の話

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#アベノミクス

国家財政を考えてみよう その4 アベノミクスを振り返る① 行政の長が中央銀行の仕事を自分のものかに言う愚

現在の財政を考えるうえで避けて通れないのは「アベノミクス」でしょう。

ではアベノミクスってなんだったのでしょうか?首相官邸の公式ホームページでのアベノミクスの定義を読んだことがある人、どれくらいいるのでしょうか?

アベノミクス「3本の矢」 | 首相官邸ホームページ

第1の矢 大胆な金融政策:市場のお金を増やしてデフレ脱却!金融緩和で流通するお金の量を増やし、デフレマインドを払拭

第2の矢 

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国家財政を考えてみよう その5 アベノミクスを振り返る② インフレ率と失業率

前稿ではアベノミクスを振り返ろうとして大脱線してしまいました。今回は仕切り直しで、アベノミクスが成功したのかどうかを見てみたいと思います。

アベノミクスの目標は、当初2年以内にインフレ率2%を目指すとされていました。結果としてのインフレ率の推移はどうでしょうか?

2009 ▲1.35% (リーマンショック翌年、民主党政権発足、白川日銀総裁)
2010 ▲0.72% (民主党政権、白川日銀総裁)

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国家財政を考えてみよう その6 アベノミクスを振り返る③ 額でも率でも減り続ける歳出

前項で、一部のマスコミや野党が言う、アベノミクスは失敗だというのは、濡れ衣であり、目標に達していないものの、効果は出ている、ということを数字で確認しました。ではその結果を導くために何がなされたのか?この稿の主題は財政なので、財政に絞ってみてみます。

財政はアベノミクスの第2の矢として首相官邸ホームページで以下のように宣言されています。

「第2の矢 機動的な財政政策:政府支出でスタートダッシュ!

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国家財政を考えてみよう その7 アベノミクスを振り返る④ 増え続ける税収

前稿では、アベノミクス第2の矢は機動的な財政政策、10兆円規模の経済対策で需要を政府が創出と声高に主張しながら、実は安倍政権になってから歳出は一段減ってそのままの状態が続いていることを確認しました。

では税収はどうでしょうか?一般会計の税収の決算実績を見てみます。

    一般会計税収決算額 前年比
2009   38兆7331億円      (民主党政権発足)
2010   41兆4868

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国家財政を考えてみよう その12 先に進む前にこれまでの11稿の振り返り

今まで11稿にわたり、国の財政の数字や事実を確認してきました。これより先は「考え」も混ざってくるので、その前に立ち止まって今まで見てきた11稿の「事実」を振り返っておきたいと思います。

その1;

財政の赤字、黒字という言葉を使う時に、基礎的財政収支を指して赤字だ赤字だと騒ぎ立てるが、企業決算に相当する財政の決算は巨額の黒字である。

その2;

日本の一般会計の基礎的財政収支は、歳入と本来の国

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