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忘れていたこと。


年が明け、体調が狂い始めた。

どんどん悪くなっていき、
ここ数日は過去最悪の体調の悪さだったと自分でも思う。

昨日、受診の後
兄の繋がりで、
うつ病経験者の方と直接話をする機会がもらえた。

いろいろな話をしてもらった。

本当にいろいろだ。


話の中で、「何か聞きたいことはありますか。」と聞いてくれた。

私は、「結局、私はどうすればいいのですか。」と聞いた。

体調がおかしくなり、
思考もおかしくなり、
私は自分がどうすればいいのか、
自分が何をすれば回復に繋がっていくのかが分からなくなっていた。

その方は、
「どうもしなくていいの。ありのままをただ受け入れるの。」と答えた。

私はそこで気付いた。



焦っていたことに。



頭では、言葉では焦っていないと思っていた。
しかし、「どうすればいいのか」
この思考は確実に焦っている。

本来はどうもしなくていいはず。
時間をたっぷり費やして、
じっくり回復を待てばいいのに。

焦れば悪循環に襲われる。

何もできないのだから。


何かしたい。
なにも出来ない。
何かしないと。
でも出来ない。
それでも何か。
出来ない。


これの繰り返しであった。

改めて、自分の現状を認めることにした。
改めて、今の自分を受け入れることにした。

焦ってはいけない。
こういうことなのか。
そう感じた。


12月に体調が上がり調子になり行動が出来た。
その感覚のままで居たから、
焦りに繋がったのだろう。

やれることが何かあると勘違いをしていた。
元々はまだ何も出来ないのに。

実験としてやったことが、
あたかも既に自分がやれることだと勘違いしていた。

出来ることがあると、
次に出来ることを探していた。

探さなくていいのに。


その結果が過去最悪の体調不良につながった。


今日は調子が悪くない。
ここ最近、毎日と言っていい程
症状に襲われていたが、
それも今日はまだ無い。


病は気から。
気が病に罹ったうつ病はどうなるのかと思っていた。
気が病に罹っても結局は、
病は気からだった。

気持ち次第。
考え方次第。

そう実感した。


今は大丈夫でも、
今日や明日にでも
症状に襲われる不安はある。

しかし、それすらも受け入れる。
来たら来た。
襲われたら襲われた。

つらい自分を受け入れてあげる。
つらい自分を認めてあげる。

つらいから何かする訳ではない。
つらいから何かしなければいけない訳ではない。

ただつらい自分をまず受け入れてあげる。
優しく温かく包み込んであげる。

「つらいね。そうだね。がんばっているね。」

こう言ってあげる。


つらさに耐えようともしなくていいのだと思う。
つらさに正面からぶつからなくてもいいのだと思う。

耐えることすらしない。
ぶつかることすらしない。

ぶつかれば衝撃がある。
その衝撃はつらさを助長させる。

だからぶつからない。
だから耐えない。



全てを受け入れる。

ここから始めよう。

またここから。



大丈夫。きっと大丈夫。

そう大丈夫。


大丈夫だから。




かもめ



そのお気持ちが私の支えとなり、励みになります。 ゆったりじっくり一緒に生きましょう。