『赤い白球』ゲラ
『白球と特攻』改め『赤い白球』のゲラが来ました!
ゴールデンウィークは、戦前の世界にどっぷりと浸かります。
タイトルに色の入る作品は売れると聞いています。今回、二つも入っております(笑)!
戦前外地の甲子園と朝鮮人特攻隊を主題に、国境を越える熱い友情を描く『赤い白球』は、6月中旬、双葉社から単行本で刊行予定です!
『赤い白球』はさまざまな意味で、私の転換点の作品となります。
まずはデビュー版元の宝島社以外から初めて出す長編です。他社デビューは、依頼がないとできません。新人作家の大きなハードルの一つです。
また初の連載作品(小説推理)でした。ちょうど一年前から悪戦苦闘しながら何とか書き上げました。
そして自衛隊以外のジャンルへ初めて挑戦した長編です(短編は『幕末 暗殺!』があります)。大量の資料と格闘して紡ぎあげました。
恐らく私の今後の作家人生を占う作品になると感じています。
レイテ島で戦死した祖父への想いを込め、愚直に書き上げました。
渾身の直球で勝負しています。さらに磨き上げ、お届けします!
しばしお待ちください!
第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して自衛隊ミステリー『深山の桜』で作家デビューしました。 プロフィールはウェブサイトにてご確認ください。 https://kamiya-masanari.com/Profile.html 皆様のご声援が何よりも励みになります!