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2018年〜19年の間、Avanti Pressの編集によりdmenu映画及びdmenuTVで掲載された映画やドラマに関するコラムを再掲載します
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記事一覧

朝ドラエール1〜13週

コロナ禍で撮影中断があったため6月29日(月)から一話から再放送している朝ドラ「エール」…

木俣冬
3年前
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拡散、炎上……ドラマが描くネット時代「デジタル・タトゥー」

このところ、NHKのインターネットをテーマにした番組が面白い。5月22 日に放送された、水増し…

木俣冬
4年前
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やりたいことが成就しづらい今こそ共感!LGBTドラマの“好き”を貫く気持ち

2018年の4月、“性的指向も、性自認も、服装の嗜好も、自由であるということが、こんなにもド…

木俣冬
4年前
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かっこいい人たちが真面目なテーマに向き合うというかっこよさ!「なつぞら」

1961年からはじまって2019年で100作めを数えるご長寿シリーズ・朝ドラことNHKの連続テレビ小説…

木俣冬
4年前

ついに完結!朝ドラ「まんぷく」が現代へ提案したもの

朝ドラこと連続テレビ小説「まんぷく」(脚本:福田靖)が半年間全151話の放送を終えた。 イ…

木俣冬
4年前

“占い”で喝! 痛快ドラマ「ハケン占い師アタル」

木曜よる9時、「ハケン占い師アタル」(テレビ朝日)が痛快だ。タイトルを見れば、占いが関係…

木俣冬
4年前
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「家売るオンナの逆襲」が高視聴率な3つのポイント

水曜よる10時、「家売るオンナの逆襲」(日本テレビ)が人気だ。視聴率も安定している。 人気のポイントは、まず設定。敏腕・不動産業者のサンチーこと三軒家万智(北川景子)が、どんなに売りにくい物件も、あわゆる手を使い、鮮やかに売る様を、おもしろおかしく描いている。キメ台詞は「私に売れない家はない」。家には家、住む人には住む人の個性があって、それぞれにいいところがあることが、誰にでもひっかかりなく伝わってきて楽しめる。 2016年に放送された「家売るオンナ」が好評で実現した第2

7つのポイントで振り返る!2018年のテレビドラマとその現象

2018年発表されたドラマに関して、私が先日、某テレビ誌でベスト3として挙げた作品は、単発も…

木俣冬
4年前

平成最後の秋ドラマ総括 ホンモノの熱情と一途さに視聴熱集中!

2018年10月~12月、平成最後の秋ドラマを振り返ると、恋愛ものの復活と「今日から俺は!!」(…

木俣冬
4年前

金曜の夜を特別な時間にする「昭和元禄落語心中」3つの魅力

ドラマ10「昭和元禄落語心中」(NHK 金曜よる10時〜)は金曜の夜を特別な時間にしてくれる。 …

木俣冬
4年前

かっこいい大人の“月9”が帰ってきた! 着こなし術も見事な「SUITS/スーツ」

“月9”「SUITS/スーツ」(フジテレビ系 月曜よる9時~)は人気の海外ドラマが原作。舞台は、…

木俣冬
4年前
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“獣”とは何か? 変化する曖昧グレーから目が離せない「獣になれない私たち」

鐘の音を聴きに行く恒星(松田龍平)と晶(新垣結衣)「獣になれない私たち」日本テレビ系にて…

木俣冬
4年前

カンテレ“火9”というドラマの未来を見据えた挑戦 !「僕らは奇跡でできている」

“月9”(フジテレビ)にはじまり、“火9”(フジテレビ)、“水10”(日本テレビ)、“木9”…

木俣冬
4年前

人間賛歌があふれ出た! 夏ドラマ振り返り!! 9月に終了したドラマを総括してみる。

■様々に描かれた愛の形とは 最も求められたのは、ヒューマン・ドラマだったかと思う。 なんといっても最終回、視聴率が19.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)まで上がった綾瀬はるか主演の「ぎぼむす」こと「義母と娘のブルース」(TBS系)。血のつながっていない娘を小学生から大学受験まで女手ひとつで育てあげた徹底して仕事人間の亜希子(綾瀬)を中心に描く、四コマ漫画を原作にした新型ホームドラマ。 悪い人がいないというのは作品を褒めるときの常套句のひとつではあるが、ほんとう