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かみけんの「食」に対する思い

こんにちは!かみけんです!

飲食業界に携わって20年以上になります。
大変なことも多いけど
嬉しいことや楽しいことも多い仕事です。

特に外食と言うと
ただ単にお腹を満たす空間ではなく
「非日常空間」として
お客様にはエンターテイメントの要素も
大切だと思っています。

それは喜んでくれるお客様の顔が見れる
僕にとって一番大切にしたい部分があるからこそ
長い期間続けてこれました。

僕にとって「料理」と言うのは
表現であり、思いやりであり、おもてなしであると思っていて
思いをのせた料理は必ず食べる人に伝わると思うし
ちょっとした心配りや
人のことを思う気持ちも
料理の中で表現することが出来ます。

もっとさかのぼれば
扱う食材の生産者さんの思いとか
どのような経緯でこの店に届いたのか
当たり前ですが
それぞれストーリーがあります。

そう考えると
料理一つとってみても
様々な思いが込められていることが
僕は「食」の仕事の素敵な所だと思います。

自分の為にする自炊も楽しいですが
食べてくれる人を想像しながら作る料理はもっと楽しいです。

思い返せば小学生の時
夏休みのお昼ご飯係を買って出て
家族に振る舞ったり

友達を家に呼んで
オリジナルコース料理を食べてもらったりしていました。

とにかく僕の料理で
目の前の人が喜んでくれるのが
楽しくて、嬉しくて
それが僕の原点になっているのは間違いありません。

飲食業って今だに「水商売」と
言う人もいてネガティブなイメージを持つ人も
少なくありません。

長時間労働や自己犠牲
もちろんそう言う部分が飲食業には隣り合わせであります。

ですがもちろん働いて得られる喜びも沢山あって
特に人と関わる部分で
従業員やお客様の笑顔が多いのも素敵な部分だと思います。

例えばですが
事務の仕事などに比べると
やはり笑顔が多い職場だと思うし

もちろん辛いことも多いけど
やりがいはある仕事でもあります。

ちょっと話はそれましたが
僕は「食」の仕事に携わっている人を尊敬しています。

人間に欠かせない「食」だからこそ
人を大切にした働き方をしていきたいと
今日の記事を書いて改めて思いました。

いつも働いていて思うのは

「流れ作業にならない事」

どれだけたくさんの商品を作っていても
そこには
今日のこの日を楽しみにして店に来てくれた事や
人生の中で大切な日に選んでもらった店である事です。

僕らの中ではたくさん作る商品の一つでも
お客様の中では唯一無二の瞬間の食事だったりすることを
忘れがちになってしまいます。

自戒を込めて。

では今日はこの辺で終わります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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